●曹貴裁監督(湘南):
「この前橋の群馬で最初から最後まで声援を送っていただいたサポーターのおかげで、ホームのような雰囲気を作り出してくれたと思うし、厳しい戦いでしたけど勝点3を取れた。この勝点3はサポーターに捧げたいと思います。
今日もプレー面ではいろいろあるが、今日で前期が終わって勝点60を取れたことはJリーグの歴史の中で最高勝点をおそらく取れたと思います。ここまで良い時も悪い時も、勝つことで我々のサッカーを示していくんだと。そういうところの選手の気概に関しては、本当に監督として感謝しているし、けが人や出場停止などいろいろあったが、前期の選手の頑張りは、毎日の練習での意気込みなどをいままで以上に感じていたので、それが結果となって出たことに嬉しく思う。
今日のミーティングでは、今W杯がやっている中で、走って、球際に勝って、相手より早く出て行く、相手より早く切り替えるチームが上位に進出していると言ってきた。今までパスの本数が多いチームが勝っている時代はあったが、僕は湘南の監督になってからパスの数よりもどこにパスを入れるのかを大事にしようと。ゴールを守るよりも相手のゴールを奪いにいくことを大事にしようとずっと言ってきている。いろいろ課題はあるが、その道から外れた選手は誰もいない。今日も向こうに(小林)竜樹とか(永田)亮太とか(宮崎)泰右がいたが、彼らも湘南を経験して今があると思っている。彼らの頑張りにも、感慨深いものがあった。
サッカーの方向性はいろいろなモノがあると思うが、僕は今日富士山に登る話をした。少し調べると富士山は5合目まで行くと、頂上まで行くのに4つのルートがあると聞きました。6時間ぐらいかけて休み休み行く道、景色とか植物等を自分の中で楽しみながら行く道、平坦な道が多く登りやすいが時間がかかる道、最後に山頂までの距離は近いが険しくて岩場がある道、この4つがあって我々は回り道をするのではなく、一番早い道を険しいと分かっていながらもあえて挑戦するんだと。最短距離のゴールに向かってプレーしていこうと。最短距離をいく中でここまで来たんだから下を見ずに上を見ろと。どんどんそういうプレーをすることが相手にとって脅威だし、その質を高めることがわれわれが強くなっていく過程で結果につながると思っている。今日もそういった姿勢を見せてくれたし、相手も素晴らしいパフォーマンスをして良いゲームだったが、最短距離に向かっていく姿勢だけは最後までやっていきたいと思う。
明日も練習試合があって、その後に天皇杯、熊本戦とあるが、さらに色がもっともっと出て行くように選手たちをサポートし、僕たちスタッフとサポーター、選手が一緒になって最後まで戦っていき、最後に笑えるようなシーズンにしたいと思っています」
以上
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