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【J2:第21節 栃木 vs 富山】阪倉裕二監督(栃木)記者会見コメント(14.07.05)

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●阪倉裕二監督(栃木):
「前節の福岡戦は試合内容としてはまずまずの成果を出していたのに結果を持ってこられなかったので、今日の試合は結果も内容も求めてチャレンジした。前半からアグレッシブに選手たちがチャレンジしてくれたけど、なかなか点が入らない時間が続いて、前節と同じ流れだったので嫌な流れかなと思った。でも、選手たちもへこたれずに3回だめならば4回、5回、6回とチャレンジしてくれたことが、前半の1点につながったのかなと思う。後半も緩めることなくうまく2点目も取れたが、ちょっとした隙なのかわからないが、失点シーンはビデオで見返さないといけないなと思う。今J2はどのチームのレベルも大差がないと思う。ですから、どのチームにも勝つチャンスがあるし、逆に負けるリスクもある。そういうゲームがこれからも続くので、日々のトレーニングでしっかりコンディションを整えて、一戦一戦しっかり戦うことを今後も続けたいと思う」

Q:久々に複数得点を取った攻撃に関しての評価をお願いします。
「攻撃は攻撃陣だけで攻撃しているわけではなく、チームとして攻撃していると思っている。良い守備ができているかどうかを僕は見ている。良い守備ができればチャンスが作れる。チャンスが多く作れれば点を取る可能性が高まると思う。チャンスは多く作れたので良い守備はできていたのかなと思っているが、その割には入っていないという事実もある。上に行きたければ、そこを改善しないといけないんだろうなと思っている」

Q:前半戦が終了したが、苦手な夏場に向けてどうチームをマネジメントするのか?
「夏場というと中・長期というスパンになると思うが、まずひとつはコンディションを整えないといけない。やりすぎて体を壊してもいけないので。量と質は一日一日考えながらやっていきたいと思う。結局、試合の結果は内容とあまり比例しないこともあるので、例年、栃木が失速すると言われるが、それが本当に事実なのか、何かの因果関係があるのか僕にはわからないし、夏場が原因ではないのではないかなと思っている。特に今年のチームが走れていないかと言えば、そうではないと思う。夏場だから云々というのは言い訳になる。いつもどおりというか、普段どおりトレーニングをコツコツやることが大切で、何か対策を立てることは考えていない」

Q:後半の最終盤に富山の攻勢が続いたが、その要因は?
「2-1だし、相手も勝点1、逆転を考えている。さっきも言ったように、どのチームに対しても勝てるチャンスもあるし、負けるリスクは付きまとう。90分の半分は相手の時間だと思っている。今日に関して言えば、最初は我々にリズムが来て点も取れたが、最後は相手の猛攻にあったんだと思う。そこを耐えないといけないし、耐えながらもう1点取るしたたかさも必要だと思う」

Q:前半戦の総括をお願いします。
「よくこの質問を受けるが、来週に頭が行っているので、終わったことはあまり考えていない。たぶん、この先もそのような感じでやっていくと思う。1シーズンが終わった時点で、何ができて、何ができなかったのかということを考えるのかなと。まだ半分しか終わっていないし、これから先が大事になると思う。終わったことよりも、これから先、特に次(の試合に向けて)というのを続けるのが、僕のやり方になると思う」

以上
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