●マッシモフィッカデンティ監督(F東京):
「前半に関しては、暑さの影響もあったのか、両チームにとってあまり良い内容ではなかったと思います。彼らのゴールの後に、我々にはエドゥーのチャンスがあったが、後半は本当にいろいろなことが起こった。2点目を失った後に、自分たちにもチャンスがたくさんあった。最低でも4〜5回の決定機があったが、それを決められなかった。ここで中断期間に入ることは、しっかりと再スタートするためには良かったことだと思っている」
Q:カク選手に代えて松田選手が入ったが、はじめは羽生選手が準備していました。羽生選手が入った場合はどういう意図だったか?
「暑さの影響もあったので、中盤にフレッシュな選手が必要だった 。前線を3枚にしたかったので、最初に米本を入れ、次にFWを代えた。3人目として羽生を入れることによって、中盤での動きをもたらすことで攻撃的なサッカーをもう一度、組み立てようという意図があった」
Q:リーグ戦のここまでの総括を。
「いくつかの試合のネガティブな結果を除いては、リーグ戦ではチームとして良いパフォーマンスを見せていたと思います。ネガティブな大宮戦のような信じられない敗戦もあった が、リーグ戦においては基本的には良いパフォーマンスをしていたと思う。勝点18というのは、自分たちが表現していた試合内容に比べて少ないという印象もある。ヤマザキナビスコカップに関しては、ここ10日間ほどの試合に関しては、重要な選手が欠けていたことが少なからず影響したとは思う。ですが、チーム全体でしっかりと分析をして、ここ4か月で培ってきたものを生かして、後半戦の再スタートを切りたい。今日の試合も結果は出せなかったが、選手たちは最後の最後まで気持ちを込めてプレーをしてくれました。最後の4つか5つの決定機というのは、武藤の2回のチャンス、河野にも、東にもシュートもあった。そういう意味では、最後の最後までハートを込めてプレーをしてくれたことを評価したいと思います 。ここで中断期間に入るということで、スタッフを含めてインテリジェントに賢くあることによってうまくいかなかったことを修正できると思っている。クラブ単位としても中位で満足していない。より高い位置を目指して、しっかりと立て直して再スタートしなければいけないと思っています」
Q:決勝トーナメント進出のためには最低限、勝利が必要で、決定機を決めきれなかった要因としては焦りがあったのか、それとも技術的な問題だったのか?
「結果的には神戸が勝利したので我々が勝っても無理だったが、それは関係なく、まずチームとして勝つことだけを大前提として考えていた。今日の鳥栖は難しい相手。フィジカルの強い選手が多く、ボールを放り込んで競り勝つようなプレーをしてくる。サイドからもビルドアップをしてきて、今日も特に金民友選手の左サイドから、強力な攻め上がりを見せていた。それに対して、多くのチャンスを相手に与えていなかったように思います。リーグ戦においては、ほとんど鳥栖に好きなようにやらせていなかったし、シュ ートの本数も最低限に抑えていた。はっきりとしたチャンスは前半のエドゥー、後半の河野の決定機や、武藤にも惜しいシーンがあった。明確な、明らかなゴールチャンスだったと言えますが、そこで決められなかった。ただ、原因はそこだけと言うのは嘘になる。最近のナビスコの試合では、たくさん相手にゴールを奪われて失点を重ねている。そこも修正しなければいけない。森重の不在は少なからず影響している。日本代表にとって重要な選手であり、国内での数少ない代表でもある。彼の不在が少なからず影響を与えたかもしれないし、権田もそうですしね。しかしながら、チーム単位でしっかりと現状を分析していく必要がある。リーグ戦においてはガンバ戦までは完璧な内容だったと思います。正しい野 心をも持たなければいけない。ナビスコは敗退したが、リーグ戦においては昨季より絶対に高い順位をめざしていかなければいけない。短い時間ながら、競争力のある、上位に食い込んでいくチームを作り上げることが必須だ。この4か月は、監督として現場にいて日本サッカーというのもを知るためには重要な期間だった。今日では、自分たちや相手の状況もはっきりとわかるようになってきたので」
以上
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