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【ヤマザキナビスコカップ 名古屋 vs 徳島】西野朗監督(名古屋)記者会見コメント(14.05.24)

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●西野朗監督(名古屋):
「ようやく豊田スタジアムで勝つことができて、今日来て頂いたサポーターの方々が、気持ち良く帰路についてくれると思うと非常に嬉しい限りです。今日は連戦の中で、お互いにパワーの入りにくく、なかなか持続出来ないゲーム展開となりましたが、それぞれが力を出し切るタフなゲームだったと思います。質を求めていくには厳しい時期ですが、そういう中でも両チームが力を出し切っていました。これでまた決勝トーナメント進出に向けて可能性を残したまま、来週を迎えることになります。再び僅かな準備期間となりますが、コンディショニングやフィジカルの回復をおこなって、よりベストに近い状態で、ホームでの戦いにチャレンジしていきたいと思います」

Q:ハーフタイムには、矢野選手に代えて田鍋選手を投入していきましたが、その判断については、元々ゲームプランの中にあったのでしょうか?田鍋選手の評価も含めて教えて下さい。
「矢野を連戦の中で酷使し過ぎているという部分もありますし、彼自身毎試合120%のハードワークでやってくれています。前半に少しアクシデントがあったこともあり、制限を加えようと考えました。
アドバンテージをもらっている中で、田鍋をスイッチしていくことは最高のプランの中の一つでしたが、想定していた以上に、矢野の疲労度というのを強く感じましたし、拮抗したゲーム展開となり、よりオフェンシブに行かなければいけない状態でした。そのため、元々田鍋の起用は考えていましたが、当初の想定プランよりも少し早い段階でスイッチする形となりました。それでも、『最初のワンプレーをアグレッシブに入れ』という指示に対して、あのような形で期待に応えてくれました。
玉田に関しても、もっと早い段階でスイッチ出来ればと思いましたが、少し引っ張りすぎた部分もありました。もちろん若い選手を残せば良いという訳ではありませんが、本多や田口のにも疲労度は見られました」

Q:選手達に疲労が溜まっている今、今後のプランも難しくなってきそうですが?
「大きなケガがなければ良いとは思いますが、戦力は限られています。このような状況だからこそ、フィジカル的な部分を組織で補うための戦術的な共通理解を持って戦う必要があると思います。あとはしっかり最大限にスタミナを使って、ボールをいかに有効に使うかが重要になってくると思います」

以上
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