●尹晶煥監督（鳥栖）：
「まず、暑い中多くの方に来ていただいて感謝したいと思いますし、試合に関しては、日ごろから出場機会に恵まれない選手たちが試合に出場したわけですけど、思った以上に高い集中力と一生懸命にプレーをしてくれたというひたむきさで、いい結果をもたらしてくれたのだと思います。
ヤマザキナビスコカップの予選は後半戦に入って、もう少し早い段階で勝利をあげていればという残念な思いもありますが、まだ予選グループ敗退は決まったわけではないので、残り2試合に向かってしっかりとやっていきたいと思います」

Q:ケガ明けの菊地選手が戻ってきたがその評価は？
「本当は、先週にでも起用しようと考えていたのだが、コンディション面で整わないところがあったのので今日の起用となりました。試合の中でうまくコントロールしていたところもありますし、彼が入ることで安定感を増したところもあります」

Q:次節から、豊田選手、金民友選手が戻ってくるが、戦い方はどうするのか？
「豊田と金民友が戻ってくるということで、このカップ戦を諦めるのはまだ早いと思いますし、彼らは2試合を休んで試合に出たいという思いがある中での戦いになるので、対清水ということで簡単に予選を突破させないということをしながら勝つことで希望を持てると思います」

Q:谷口選手をトップに起用したところの評価と清武選手の評価を教えてください。
「谷口は、いろいろなポジションをこなせる選手だけども、今節は前線に高い選手がいないということで彼をそこに立てました。そのことにより、周りの選手のいいところを効果的に引き出そうという思いもあって起用しましたし、考えた通りにいいところを引き出してくれました。
功暉(清武功暉)は、この佐賀陸で2年ぶりにピッチに立って、試合に出られない歯がゆさをピッチに中で返してくれたと思います。ただ、この一試合だけを見て評価を下すというのは難しいところもあるがよくやってくれたと思います」

Q:日頃出場機会の少ない選手が結果を出してくれたということがチームにどのような影響を与えてくれるのか？
「そこの部分はどこのチームも同じと思うが、彼らはひたむきさや誠実さを見せてくれました。まだまだそこの底上げは必要ですが、今日の試合ではいいところを随所に見せてくれました」

以上