●阪倉裕二監督(栃木):
「ホームでなかなか勝利できてなくて、でも選手たちは一生懸命やっている。でも、結果がついてこないので、フラストレーションが溜まるような結果だったのかなと思う。特にビデオを見て反省しないといけないな、と感じたのは前半。自分達らしくないプレーが多かった。その原因が何だったのかを検証して、改善しないといけない。その中で後半は我々らしいプレーがたくさんあった。もちろん、ミスもあったと思うが、非常にポジティブな部分が多かった。ただし、非常に課題の多いチームなので、それを改善しないといけない。良いところもたくさんあるが、直さないといけないところを選手と共有しながら続けたい。選手たちは頑張っているけど、なかなか結果が出てこないことで少し残念なところがある。それを耐えるというか、乗り越えないと上には行けない。良いところを伸ばしながら、改善点に取り組みたい」
Q:ここ4試合続けて先制点を取られているが、その現象をどう捉えていますか?
「取られてほしくないけど、それは相手もあることなので、プラン通りにいかないのがサッカーだと思う。当然、先制点を取られると難しくなる。それは結果が示す通りだと思っている。ただその中で、同点に追い付けるようになってきた。もしくは、失点しても動揺せずに平常心を保ちながら自分たちの良さを出せたのは、ポジティブに見たい。先制されるのは大きな課題なので、ポジティブな部分とネガティブな部分がある、と今は捉えている。しっかりビデオを見て検証したい」
Q:ビデオで検証したいとのことだが、前半に関して良くなった点を挙げていただければ。
「まず熊本さんのやり方というか、スタイルがアグレッシブで、風等の影響もあったのかもしれないが、ウチのコンパクトなディフェンスをロングフィールドに引き延ばすためにランニングをしたり、ロングボールを入れたりしてきた。それによりちょっと揺さぶられ、その後の対応が遅くなったのか、それとも相手の方が速かったのか、そのあたりは両方なのかもしれない。後手を踏んでしまったと思うが、しっかり検証したい」
Q:15試合終えての手ごたえは?
「選手たちは日々のトレーニングに心を込めてやっている。良い方向へ向かっていると思うし、それを続けないといけないし、もっと意識を高めて続けていくことが必要になる。これから暑くなり、コンディションの部分など、色々な影響を受けると思うので、全てのエネルギーをサッカーのために、試合のために注げるように、全員が意識してピッチに立つことが求められてくる。少しずつだけど、それはできていると感じる。
結果に関していうと、シーズンイン前に、「栃木、大丈夫なのか」と言われていた中で、今は失速気味だが、15試合の中での今の順位は悲観するモノではない。胸を張るまではいかないが。ただ、改善しないといけない点があるので、選手と一緒にしっかり話し合って、共通理解のもとでトレーニングしたい。それ以外に解決方法はないので」
Q:後半から使った鈴木隆雅選手の評価を。
「失点してしまったので、攻撃的に行こうと。メンバーを代えずに行こうというのもあったけど、隆雅の調子も良かった。前節も途中から入って良いクロスを上げていた。クロスが上がれば、ウチは中にヘディングの強い選手がいる。そこに活路を見出したかった。隆雅自体のパフォーマンスは日々のトレーニングもそうだし、前節も今節もポジティブな要素が多かった。ただし、彼もまだまだ若いし、改善しないといけない点がある。そこは重複するが、死に物狂いでトレーニングをするしかないと思う」
以上
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2024年11月30日(土)14:00 Kick off