ブラジルワールドカップを目指すSAMURAI BLUE(日本代表)メンバー発表の翌日、直前合宿に参加するトレーニングパートナーに坂井大将が選出された。
「技術と判断力に長け、動きながらでもバランスを保って次のプレーを選択できる」(柳田伸明強化育成部長)と、今年2月に第2種登録され、公式戦の出場機会こそないがトップチームで輝きを放っている。
大分アカデミーの先輩である『清武2世』との呼び声も高い逸材は、「96ジャパン(1996年以降に生まれた世代の日本代表)」として「U−17ワールドカップUAE2013」に出場し、世界に大きなインパクトを与えたメンバーの1人だ。同大会ではサイドバックで出場したが、4月にU−18日本代表で遠征した「スロバキアカップ2014」では攻撃的MFとしてプレーした。ただ、坂井の本職はボランチであり、高水準のユーティリティー性が高く評価され、今回のトレーニングパートナーに大抜擢された。
「(選ばれて)素直にうれしい」と笑みを浮かべる17歳は、ベビーフェイスがゆえに『まだちゅう(まだ中学生)』との呼び名もあるが、しっかりとしたビジョンを持って合宿に挑む。「6年後の東京オリンピックに向けて、盗めるところは全て盗みたい。個人的には(予備登録された)中村憲剛さんとプレーできるのが楽しみ。同じ長崎出身の吉田麻也さんのコミュニケーション力も学びたい」と、日本のトッププレーヤーとの練習だけでなく、ピッチ外での振る舞いも学ぶつもりだ。
合宿まで期待と不安が交錯するが、西川周作、清武弘嗣、東慶悟、為田大貴と歴代の先輩から継承した大分アカデミーの代名詞である『度胸と図太さとチョイ生意気さ』がある。それは日本サッカー協会の原博実専務理事の「物怖じしない性格でムードメーカー的存在。コーチのものまねをしてみんなを笑わせたりしている」とのコメントからも周知の事実だ。
本人が危惧するのは「ムードメーカー」と言われハードルが上がったこと。「俺そんなんじゃないっすから。今日もクラブハウスに行ったら(チームメイトに)お前、ムードメーカーなんだ?ってイジられたし、何かおもしろいことをやれって雰囲気がめっちゃあって…」と本気で悩んでいた。
とは言え、合宿までにできることは「コンディションを上げ、ものまねのレパートリーも増やすこと」とツボを心得ている。坂井が、SAMURAI BLUEを盛り上げ、最高の状態でブラジルに送り込んでくれるはずだ!
東京オリンピックで主役となるベビーフェイスでビッグハートの坂井大将に、今から注目です!!
以上
2014.05.14 Reported by 柚野真也
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