●安達亮監督(神戸):
「今日はまず内容云々ではなく、勝点3を取れたことが非常に大きいと思います。ホームでサポーターもたくさんも来てくれて、その中で勝点3を取れたというのは本当に大きいと思います。前半の立ち上がり、非常にいい形から点が入ったんですけれど、その後に少し停滞してしまって。後半に相手にボールを持たれる時間が長くて、最後はよく守り切ったという感じでしたけれど。まぁ連戦の疲れもあり、相手に色んなことを研究されていることもあり、そんな中で勝点3をもぎ取ったことはいいことだと思いますし、本当に選手たちを褒めてあげたいと思います」
Q:慎重なゲーム運びだったように見えましたが、守備ではどのような指示だったのか?また、相手の攻撃を受けてしまう形があったが、それは納得済みだったのか?
「決して慎重に入ったわけではないんですけれど。ここ数試合、きちんと勝ち切れていなかったので、どうしても精神的に少し余裕が無かったのかなと思います。チームとして慎重に戦え!っていう指示は無くて、相手の守備に対して、自分たちがボールを持って、神戸の攻撃対甲府の守備という感じに試合がなってもいいと、ただその時間帯があまりにも短かったかなと。あと、相手にボールを持たれた時というのはどうしても前からのプレッシャーが弱くて、相手に正確にボールを入れられて、それに対して弾けないとか、セカンドボールも向こうに拾われるとか、そういうのを少しくり返しがあったのかなと思います。相手の攻撃に関しては、前に力強さと高さがあったので、なんとか中盤でボール回しをしてもらって、そこを引っ掛けるシーンを望んでいたんですけれど、甲府さんはやっぱりある程度割り切って早めに前の方にボールを入れてきたので少し狂ったというのはありますけれど」
Q:後半70分過ぎに非常に激しいジェスチャーで指示を出されているシーンがありましたが、あそこはどんな指示を出されていたんでしょうか?
「70分のシーンがどのシーンで何を言っているのか、正直、今は70分過ぎと言われても記憶が曖昧なので変わらないですけれど。ただ後半の終わりの方で一つ気になったのは、後ろの6人って言うんですかね、4人のディフェンスとダブルボランチ、それと攻撃の4人が離れてしまって、連動が無くなったので、そこがすごく気になって、ペドロと(小川)慶治朗にもう少し守備の時には絞る、攻撃の時はもう少しトライアングルを作るように、とは必死で言いましたけれど。その後、交代で、これはちょっと4−2−3−1のままだとダブルボランチの両脇が空いてしまうので、4−4−2にしてマルキとペドロの2トップにしたんですけれど。たぶん、そこの両サイドの中盤の守備のところと、そこで攻撃の起点を作ることは、ちょうど70分くらいに言ったことかもしれません。すいません、正確では無いかもしれません」
Q:スタメンで岩波拓也選手と橋本英郎選手が外れていましたが、その理由は?
「一つは連戦が続いていたので。岩波はずっと試合に出続けていましたし、前節は少し失点に絡むシーンもありましたので。決して彼だけの問題じゃないんですけれど、少し体を休めさせようと。それに河本が仙台戦の前の広島戦ですごく良かったですし、彼はもともとレギュラーでもおかしくない選手なので、元気な方を使いました。ボランチに関しても橋本が連戦続きだったので。彼の年齢やプレイスタイルを考えると、今日、相手に長いボールを入れられて、あたふたするような、まさに今日の後半の最後のようなシーンがあるかなと思っていたので。逆に調子のいい、元気な大屋を入れて。それに大屋はボールを奪うの上手いですからね。それを期待して変えました」
Q:仙台戦で2−0からという試合があって、今日は1−0でリードした中で、1点で逃げ切れるという自信があっての試合運びだったのでしょうか?
「1−0で試合を終わらせることがサッカーの美学だとおっしゃる方もいますけれど、今年の神戸に関して言うと2点目を取りに行く姿勢を見せ続けるというか、実際に2点目を取りに行く。それでいて、1点を返される場面があるかもしれませんが、どちらかというと2点目を取りに行く姿勢でゲームを戦いました。ただ、やっているなかで自分たちの攻撃が上手くいかないなぁというか、ちょっと流動性にも欠けましたし、ボールの動くテンポも悪かったのでね、相手のリズムになってしまって、相手の攻撃に耐える時間帯が多かったのは確かです。でも、その分、カウンターになりそうな場面もあったので、その精度を上げて、できれば2−0に持っていきたいという気持ちはありました。最後の最後はその1点を守るだけでいっぱいいっぱいだったのは事実です。でも、考え方としては1−0で逃げ切るつもりではやっていません」
会見の最後に…。
「ワールドカップのメンバーがもう少しで発表されますが、前所属の大久保嘉人さんをぜひ皆さん応援してやってください。彼は状態がいいと思いますので。神戸にすごく力を与えてくれた選手でもあるので、チャンスがあれば応援してください。以上です」
以上
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