●渡邉晋監督(仙台):
「お疲れ様でした。前節、今季初勝利を挙げた徳島さんを相手にアウェイで戦うというところで、相手は勢いを持って入ってくるだろうと思っていました。それに対して我々は決して受けることなく、逆に勢いを持ってこちらから仕掛けようという話をして入りました。実際風上を取ったのもその現われのひとつですし、前半1-0で終えられたというところは選手の頑張りの成果だと思っています。後半風下に立ちながらももう一度我々は勢いを持つのだという入り方をして、その中で追加点を取れれば我々が主導権を握ったゲームになったと思いますが、相手のパワープレーにも屈せずに失点をゼロで終えられたところが最大の勝利の要因ではないかと思っています」
Q:ご自身2勝目となるが、チームの完成具合は?
「まだまだやるべきことややれることはたくさんあると思っています。ただ、試合前に選手に話をしたのは、『3月・4月で悔しい想いをした分、月の変わった5月に攻勢をかけよう』ということです。再出発の一歩になればという気持ちで試合に臨みました。もっと攻撃の質やリスクマネージメントという部分についてはもっともっと詰めていかなければいけないと思っていますので、その辺の質はこれからのトレーニングで上げていければと思います」
Q:最初の交代はずいぶんと我慢しての八反田選手だったが?
「バランスを崩さずに、なおかつうちがパワーを持ちながら、相手の左サイドにアレックス選手も入ってきたので、そこに如何にフタをしようかというところで、少し考えていた部分と引っ張っていた部分があります。八反田選手は今練習からすごく調子が良くて、私のコーチ時代にも彼の課題として『守備面をもう少し頑張れるのではないか』と話をずっとしてきた中で、本当にこの数週間その部分を非常にトレーニングの中で積極的に表現してくれました。今の好調な彼なら、あの苦しい場面で守備でも攻撃でも前にパワーを持っていけるのではないかという思いがあっての起用です」
Q:監督初勝利の時も赤嶺選手、そして今日も赤嶺選手。彼への評価を?
「彼は点取り屋なので、ゴールにこだわっていると思いますし、こだわってほしいと思います。その中で決勝点を挙げてくれたことについては素晴らしいことだと思います。ただ、本人ももっと取れたと思っているでしょうし、私もそのように思っています。決してこれで満足することなく、これからもっともっと取り続けてくれればなと思います」
Q:「チームの総合力が問われる戦い」と位置づけておられたが、試合を終えてどんな印象?
「けが人が多い中で選手がどれだけ踏ん張れるか、この連戦で総合力がどれくらい示せるかといった想いがありました。その中で出場機会に恵まれなかった選手が途中からでもあのようにいいパフォーマンスをしてくれましたし、本当にそれが全体の底上げにつながると思っています。またこれからけが人が戻ってきた中でも、健全な競争の中でメンバーが決まるという状況になれば、もっとチームの力は上がってくると思いますし、そのような状況・環境にしていければと思っています」
Q:なかなか点が取れない中、先制点は狙っていた形だと思うが?
「あの1点に限らず、作り出したチャンスは本当に我々の狙いというものが表せたものだと思います。わりと人に付いて来るような守備だということは徳島さんを分析する中でありましたし、それをいかに剥がせるか、いかにスペースを突くかということにトライをした結果でのいいゴールだったと思います。本当にあの1点に限らず、作り出したチャンスをもっとものにできればもっと我々のゲームにすることができたと思いますし、そこはこの勝利の中でのひとつの課題、修正点として持っておかなければいけないなと思います」
以上
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2024年11月30日(土)14:00 Kick off