●樋口靖洋監督(横浜FM):
「正直な気持ち、ホッとしています。なかなか点が取れない試合が続いて、勝てないという厳しい中、今日、久しぶりに勝点3が取れたことを、本当にうれしく思います。
35,000人を超えるファン・サポーターがゴールデンウイークに来てくれました。ホームで3連敗していて、申し訳ない気持ちでいっぱいでしたけど、今日、その大勢の方たちと一緒に勝利を喜べたことを本当にうれしく思います。
ゲームのほうは、今年初めて2トップでスタートしました。勝てない中での処方箋といいますか、今うまくいっていないチームに対して、手を打ったというところがあります。
狙いとしては、チーム全体に推進力、前に行くんだという意識をメッセージとして選手たちに伝えたいというものでした。
前半は少し我慢の時間が多かったのですけれど、やはり2トップにすることでのメリットというところがいくつか見えて、攻撃の形ができました。そこは評価していいと思います。
今日の試合をきっかけにして、中断期間までのあと2試合、しっかりと勝点3を取れるように、さらに修正していきたいと思います」
Q:先制点後の、中村俊輔から齋藤学への交代については、プランどおりだったのでしょうか?
「中3日での試合の中、トレーニングを見ていて、俊輔はかなり重そうだと感じていました。今日は頭から行って行けるところまで行こうと、ゲーム前に本人とも話をしていました。後半の5分、10分で交代するつもりでしたが、彼のラストプレーでの縦パスが入って得点につながりました。交代前に大きな仕事をしてくれて良かったと思います」
Q:今日の久しぶりの勝利と、一昨年に勝てないトンネルから抜け出した時と比べて、監督の心境の違いは?
「苦しさは同じです。ただシーズンの序盤ということを考えれば、まだまだここからやっていけるという部分だと思います。本当にこういう厳しい日程、結果が出ない厳しい試合が続く中ですが、選手たちは2年前と同じようにトレーニングに対する集中力は非常に高い。それは私の中では手応えというか、きっかけをつかむことによって変わるという信念を持てるように、彼らがやってくれているということです。その点は、2年前と全く変わりません」
Q:今日の勝利でつかんだ手応えについて、具体的に教えてください。
「まず、前節の浦和戦も含めてだいぶ選手を入れ替えています。これは疲労を見ながらというところで代えました。そして出場した選手たちが、非常にパフォーマンスのいい状態を出してくれています。この2試合で、私は選手層が厚くなったという手応えを感じています。これは長いシーズンの中で、特に夏場などの疲労が重なるところで、間違いなくチームの力になる。
ただゲームの内容的には、去年の我々の奪いどころでボールをしっかり奪うという作業に関しては、いい時と比べて、まだまだです。中断期間を含めて修正をしっかりかけていきたい課題です」
Q:後半の立ち上がりから、プレスを高めに行くなどトップギアに入ったように見えましたが、ハーフタイムでの指示だったのでしょうか?
「いえ、積極的な守備をしようというのは、前半から言っていることです。後半は、より、そこを勝負していこうということは伝えてはいます。選手たちが、前半の戦いから戻って来て、さあ後半行くぞ!という雰囲気がロッカールームにありましたので、僕が改めていう必要はありませんでした」
以上
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