●長谷川健太監督（Ｇ大阪）：
「休日でたくさんのサポーターが応援に来てくれて、本当にいい雰囲気で今日、ゲームをやらせてもらって本当に感謝したいと思っています。立ち上がりちょっとフロンターレのプレーというか、動きを、見て入ったなぁという感じがしましたが、1点取られてだいぶ目が覚めて自分たちのサッカーを少しずつ出来るようになって、その中で得点も生まれたと思っています。前半から非常に選手たちはアグレッシブに戦ってくれたと思いますし、最後後半の勝負どころでこちらも点を取れるチャンスが何回かあって、ああいうところで取りきれるようになってくると、こういう難しいゲームを勝ちで、勝点3が取れるんじゃないかというふうに思います。
右サイドの（オ）ジェソクのケガがちょっと痛かったなと。あれでだいぶバランスが崩れた部分もあったと思いますし、ゴール前で2回オーバーヘッドして、2回ともファールになってましたが、あのへんのレフリー、ジャッジのところは…、結局ジェソクは救急車で今から病院に行かなければならないので、その辺はレフリーの方もきちっと慎重にさばいてもらいたいなと思っています。
非常にフロンターレもACL、予選を突破して状態がいいなかでの試合だということはわかっていましたが、そいう中で選手も非常にアグレッシブに戦えてよかったところもあれば、まだまだ改善しなければならないところもありましたけど、負けましたけどこういうゲームを続けて行かないと、ダメだなと思います。中2日と時間は無いですが、しっかりホームのレイソル戦に準備をしていきたいと思います」

Q:宇佐美選手を入れたタイミングについて、あの時間に入れた理由と効果を教えて下さい。
「1回仕事したか、2回仕事したかというくらいだと思いますが、効果的にはサポーターが貴史の復帰を喜んでくれたということと、雰囲気をあの時間帯変えてくれた。貴史が入ると若干、雰囲気が変わったんじゃないかと思っています。右サイドから切れ込んで、本来であれば左足でドカンと打つ形だったと思いますが、まだまだちょっと振りきれてないのかなと思いますが、今日20分やれたのが第一歩だと思いますので、これから早い段階でトップフォームに戻してほしいなと思っています」

Q:オ・ジェソク選手の状況はどうでしょうか？
「歯が折れてるくらい。もろに足が顎に入っているみたいで、詳しい結果を聞かないとなんとも今、言えない状況だとは思っていますが、ロッカーに戻ってきた時には意識はしっかりあったので、大事を取って病院に行くという形だと思いますけど、口の周りには裂傷があるという状況です」

Q:失点の場面を除いてはかなり良く守っているように見えましたが、フロンターレのパス攻撃に対しては、非常に上手く対応出来ていたのでは？
「そうですね。特別何かということではなくて、いつも自分たちがやっている事をしっかりとやらないと、やっぱり一瞬の隙を突くだけのタレントがいるということで、その意味では今野（泰幸）と内田（達也）のところできちっとプレッシャーをかけながらパスコースをしっかり切っていく。というところで背後に出たボールに対してのCB2枚がしっかりコースに入った。GKのカバーに入ったというところは、前半からよくやれていたんじゃないかと思います。最後本当にクロス、寄せがちょっと甘かった部分と、最後は嘉人を褒めるしか無いのかなと思います」

Q:負けたんですが、一番の収穫はなんでしょうか？
「選手も、負けたけど、悔しい思いは今日のゲームにはあると思いますし、でも結局現実的に負けたので、負けたという部分をどうやってこれから勝点、それから勝つためにどうするのかと変化していかなければならないと思っていますから、十分に手応えは選手も感じて、悔しい思いも、何も出来ず打たれて負けたと言ったら、落ち込むと思いますが、本当に悔しい思いをして帰ると思います。その悔しさを次のゲームにぶつけて、ホームで勝点3を取るしか無いのかなと思っています」

以上