●バドゥ監督（京都）：
「自分自身にとっては、自分の長いキャリアの中でも非常に残念な日となりました。自分も、今日、試合を観に来てくれた皆さんにも申し訳なかったなと伝えたい気持ちです。クラブの社長やスポンサーの方々にも本当に残念な結果になってしまい、申し訳ないと伝えたい気持ちです。本当に、何と言っていいのか難しい状態なのですが、チームとして今日はなかなかいいプレーというのは出来なかったと思います。愛媛さんの方にも、ウチが今日みたいな感じだったので、やり易い状態になったと思いますし、愛媛さんは大体６回くらいゴールチャンスがあったと思います。ですので、そういう状態ですので、自分としては何と言っていいのか、非常に迷っているところです。このホームゲームに対してウチのチームも非常に、何かやりにくさとか、トラウマとか抱えているのかなとは思いますが、何があるのか、ホームゲームで実際起こっている現象として、ボールを上手くなかなか保持できず、ボールを失ってしまうことがホームで起きてしまっている。ただ、忘れて欲しくないのは、しっかりと自分としても受け入れているのは選手たちはもちろん、気持ちをもってプレーしていますし、セットプレーでも色んなことを試そうとトライはしてくれていると、そこだけは分かっています。今のところホーム未勝利なのですが、今までも後半、尻上がりに調子を上げて、上手くいいゲームが出来て、引分けだったとかホームゲームで行われてきた訳です。そして、自分としてもいろんなことを選手たちに伝えて来たつもりですし、スポーツ科学等々、後は戦術等、いろいろな話をして今日に臨んだんですけど、やはり勝ちに至りませんでした。本当に次に、どうトライさせていくか考えねばなりません。また試合後に選手たちといろいろな話をしたいと思いますが、彼らからもどういう答えが帰ってくるのか、どういう話をしようかというのは今から考えてみようと思います。しかし、これからもどんどんトライをしていきたいと思いますし、そして皆さんも、分かっていらっしゃる通り、アウェイゲームではよいゲームが出来ていることは間違いないので、それをホームゲームでどうやったら出来るのか、トライをし続けていきたいと思います」

Q:松本戦は連動していたと思うが今節は何が違ったのか？
「それが、どういう理由かと分かっていたら今日は勝っていたでしょう、ということだと思います。それが上手く機能していなかったかどうかという問題というのをこれから見つけていかないといけないと思います。皆さんも選手に今日のことに関していろいろなことを聞いてもらえればいいと思います。もちろん私がジャーナリストだったとしても、同じことを聞くでしょうね。あれだけ素晴らしい試合を出来ていて、なぜ、今日上手くいかなかったのだろうかと、質問をすると思います。それは、しかし、何か上手くいかなかった原因があるからこうなっているのだろうし、ここからまた次に向けて探したいと思います。もちろん、自分としても何か、解答というものに辿りつかないといけないと思いますし。今日はたまたま気候（のせい）だったのかもしれませんし、いろいろなことがあると思います。それは愛媛さんにとっても同じ条件だったので、それは解答にはあたらないと思います。この暑さ等に耐えられるだけのフィジカルトレーニングをしているつもりですし、冒頭でも言った通り、私のキャリアの中でも難しいゲームになってしまったということです。本当に今日は愛媛さんを相手になかなかチャンスを作ることが出来ませんでしたし、決定的な形はなかったと思いますので、愛媛さんのＧＫに対しても、ビッグセーブがあったというよりも、自分たちが作れずにそのまま終わってしまったという感じだと思います」

以上