●尹晶煥監督(鳥栖):
「まず、今日の試合を振り返る前にこの話をするべきかどうかということがあるのですが、韓国の沖合で起きた客船の沈没事故について、それで被害に遭われた方々のニュースを聞き、非常に心苦しい。この地もまた非常に大きな大震災があったなかで、そういう者も含めて、私の中では重苦しさがあったのですが、選手たちはその状況を理解した中でしっかり試合に入ってくれましたし、さらにもっと多くの方々に、サッカーを通して夢や希望を与えていきたいと、僕自身が改めて思う次第です。
今日の試合に関しては、水曜日のJリーグヤマザキナビスコカップとその前のリーグ戦というところで、日程が詰まっている中で、体力的なきつさがひとつのポイントになってくるというところで、そこの勝負になってくると。そこでしっかりと相手に対して上回っていこうという気持ちで試合に入りました。
序盤で、(試合の)入りとしては少し落ち着きを欠くところがあったのですが、時間が経つにつれこのスタジアムのピッチ状況や中の雰囲気にしっかり選手たちが順応するなかで、しっかり得点も取れたことで、我々のゲームの流れにどんどん持っていけたと思います。
そして後半に入っても追加点、そしてさらに…というところまで、非常にいい流れで、そして高い集中力を最後まで維持し続けてくれた選手、非常にきつい中でそういう戦いを見せてくれた彼らに、本当に感謝の言葉を言いたいと思っています。
我々は明日に、被災地の南相馬というところに行って、幼い子供たちに向けてサッカー教室という形で彼らと触れ合うことになりますが、その幼い子たちにより夢や力となれるようにやっていきたい、そういう機会を設けていただき嬉しく思います。
そして今日も、この遠い仙台までお越しいただいたサポーターの方々にも、今一度感謝を申し上げたいと思います」
Q:けが人が相次いでいる中で、無失点で勝利をあげたことについて、坂井選手やキム・ミンヒョク選手の評価はどのようなものですか?
「今日は特に坂井選手の集中力が際立っていたかなと思います。いつも長い髪の毛を気にしてばかりでなかなかそういうところを失いがちでしたが、今日はしっかりヘアバンドをしてやっていたので、より集中力を持てたのかなと思います」
Q:「カップ戦でふがいない試合をした」ということで活を入れられたと思うのですが、そのへんで選手の集中力が上がったということはありますか?
「我々はチームとして、アウェイでの弱さを露呈してきましたが、今年は本当に各ポジションに能力のある選手が加わって、そしてもともといた選手たちも非常に成長を遂げていっているなかで、毎試合に集中力のある試合運びをする姿を見せてくれていますし、さらに高まっているということは目に見えて私としては感じているところです」
Q:丹羽選手の得点について、普段はあまりそういう攻め上がりは見せていないのですが、もともとサッカーセンスがあって、一発で上がってそれをしっかりものにしていたことについて彼の良さが出ていたと思うのですが、あのゴールはどう思われますか?
「毎試合に点を取れれば申し分ないのですが、ときにああやって点を取ってくれる選手で、そういうところでねらいを持って上がっていける選手ですので、そのへんはこちらとしても認めるところです」
以上
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