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【ヤマザキナビスコカップ 新潟 vs 甲府】柳下正明監督(新潟)記者会見コメント(14.04.16)

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●柳下正明監督(新潟):
「90分の中で1-0でも勝ちは勝ち。じれずにやろうということを選手には初めに伝えていた。その通りになってしまったが、勝点3を取れて良かった。次のゲームもおそらくこういう展開になると考えている。いいシミュレーションにはなった。ただ、次はもっともっとカウンターが鋭いので、その辺りは気を付けてやらないといけない。3日間しかないが、しっかり準備してやっていきたい」

Q:守りを固めた相手を崩せたという面では評価できる試合だったか。
「向こうの、今まで試合に出ていなかった選手たちは、おそらく勝点1でも取れれば、自分たちが評価されるであろうという考えでやっていたと思う。守備を一生懸命やっていた。8割方、もしかしたら、9割、10割と守備だけ考えていた選手もいたと思う。そういう選手たちを崩して点を取るというのは、相当難しい。実際、何度もチャンスはなかったが、最後の最後に点を取れたということは、どんな形であれ、よかったと思う。自信にはなっていないと思うが、1つの崩し方、こういうことをすればチャンスができるということは分かったと思う」

Q:甲府がサイドのスペースを埋めた中、サイドを崩すためにどういったことを選手に伝えていたのか。
「サイドを崩そうとは思っていない。選手たちがずっとやってきたこと、つまり最後は中央から行って崩している。左右にボールを動かすことで、スライドが遅れたときに隙間ができる。そのためにボールを横に動かす。サイドチェンジをしなさい、と。相手は分かっていても、それを90分間やられたらつらい。もちろん、中央を締めてきたらサイドもあるが、どちらかといったら、中央から。中央に隙間ができるだろうということで。アウェイでの第3節の対戦のときでも、中央に隙間ができた。あのときはもっと攻撃的な選手がいたので、今日よりもたくさんスペースができていたが。1つサイドに行く、ということもあるが、まず中央。それを今シーズンはトレーニングしている」

Q:川又選手と鈴木選手のツートップの評価は。
「ツートップとしての動きはだいぶ覚えたと思う。距離感がいいし、1人が引いて、1人が背後に出るということも、まあまあできるようになった。ただ、全てができているわけではなく、できていないときもある。できていないときは動き直しがまだまだ足りない。彼らは自分のタイミングでは動ける。だが、ボール保持者の状況で、ここに動いてほしい、ここに動かないとボールが出てこないという判断が、まだできないときがある。その辺りをクリアできれば、もっともっといいストライカーになると思う」

Q:週の半ばの試合だか、比較的主力級の選手を起用している狙いは。
「メンバーは4人代えている。我々は中3日でゲームがあり、ホーム。今まで見ていても、疲労はそれほどたまっていない。中2日のチームとの1日の違いは大きい。これが中2日だったら、もっとメンバーを代えていると思う。中3日なら十分リカバリーできる」

以上
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