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【J2:第7節 横浜FC vs 岐阜】ラモス瑠偉監督(岐阜)記者会見コメント(14.04.13)

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●ラモス瑠偉監督(岐阜):
「総括は何もないです。湘南戦も見た上で、一番面白いサッカーをしているのは横浜FCなんじゃないかと。人のチームのことは何も言えないですし、うちは下から上がってきたチームだから。ただ、(横浜FCは)点を取れれば優勝争いできるチームじゃないかなと思う。(その相手に)アウェイで10人になって精一杯戦って3ポイント取れたのは選手達を褒めたいなと思っています」

Q:選手を褒めたいということですが、1人減った後も中盤が非常に頑張っていましたが?
「全員を褒めてあげたい。今回ナザリトが点を取った後に気持ち悪くなって、ハーフタイムにスポーツドリンクを飲んでもう少しやってみたいとなって。退場になった後にセットプレーの高さが必要だから残した。ただ、全員を褒めてあげたい。もちろん中盤の選手も。水野と木谷はすごかった。ただ、まだまだミスが多い。サッカーを勉強してほしい。サッカーは出来るけど、サッカーを知らない。うちだけじゃないけど。ただ、うちは課題が沢山あるしサッカーを勉強しろと言いたい。もったいない。ただ、アウェイでこんな難しいゲームで失点0で抑えて、全員を褒めたい」

Q:横浜FCのサッカーが面白いというのはどの辺でしょうか。
「パスが繋がるんです。どんな所でもパスを繋ごうとするし、サイドの高い位置でボールを持ったときのオーバーラップとかクロスの精度とか。間にボールを入れようとするタイミングが面白いと思う。僕は批判するつもりはないが、点が取れたら凄いチームだと思う」

Q:今日はそのチームを抑えたところが評価できると。
「そういうことです。難しい試合になることはわかっていた。(岐阜も)こういう内容のサッカーをしようとしている。目指すサッカーは一緒だし、お客さんは喜んでいたんじゃないかと思う。こちらはハラハラドキドキだし、いつ同点になっても不思議ではなかったし、逆転負けだけは避けたいなと思っていた。そうなったら、今のうちのチームを見ていると一週間では改善できないなと。似たサッカーをやりたいと思っています。湘南のサッカーは僕は好きだけど、目指しているのは横浜FCのサッカーだし面白いなと思う」

Q:面白いサッカーをしている山口監督と初対戦でしたが、印象は?
「(彼は)仲間、兄弟だからね。どちらかが勝つというのは勝負の世界だけど。相変わらずオシャレだなとは思った。それだけです。久しぶりに会って懐かしかったし、去年も横浜FCを見ていたけど話すことはできなくて、いつも遠くから見ていて。1人の仲間として本当に兄弟のように思っていた。その兄弟に今回は勝ったけど、もしかしたら次回は負けるかもしれない。フェアに戦ったことが一番良かったと思う」

Q:ヘニキ選手が戻ってきたことは良かったのではないでしょうか?
「そうですね。もともと彼はCB出身で、去年ブラジルでボランチをやっていて怪我が多くて。この前も怪我をしたばっかりで。僕が彼を見たのはボランチだったし、ボランチとして呼んだけど、どう見てもセンターバックで行けるんじゃないかなと思ったら。先週『ボランチのつもりで連れて行くけど、必要だったらセンターバックができないか』という話をしたら、『21歳までセンターバックの経験がある』ということで。ただボランチをやっている時にファールが多くて、練習試合で1回(センターバックを)試してみたかったんだけど、このタイミングで仕方なかった。入って冷静にやってくれたことは大きいし、オプションが増えたことは良かったと思う」

Q:キャンプからかなり成長して、ボールが繋がるようになった印象がありますが?
「まだまだ。やろうとしていることは間違いないし、だいぶ成長しているが、トラップとかミスがひどすぎる。あと、サッカーを知らない所には正直腹が立っている。かわいいやつらだけど、ちょっと勘弁してほしい。こんな良いグラウンドなのになんでトラップが悪いのか。もし監督じゃなくて解説だったら『サッカーを辞めろ』といいたいぐらい。結局これで負けたら監督のせいになる。どこまで監督が見るのか。高校生じゃないし、ひどい。今のJ2の上のチームは、みんながきちんとやっている。トラップ、パス、どんなボールが来てもうまくできる選手が多くなっているし、Jリーグのレベルは高くなっている。うちも本当に勝負したいなら、まず基本を覚えないといけない。先週もずっとやっていたが、今週も午前と、午後やるし。午後はトラップとパスだけやる。嫌だったら出て行ってほしい。だってできないんだから。もったいない。あとあんなに滑って、どんなスパイクを使っているのか。ウォーミングアップでわかっているはず。その点で、いろんな意味でまだまだ。ただ、あきらめないというところ。粘り強くて一生懸命のところは褒めるし、そこは望んでいるところ。攻守の切り換えが早くて、アプローチとか。10人になってからは仕方ない。相手が余るし、ナザリトが調子良くなくて、途中で外して美尾を入れてボランチにヘニキを入れようかなと思っていた。阿部はヘディングが強いから。ただ、阿部がいなくなって、セットプレーでナザリトの力が必要だから外さなかっただけです。いくら外国人でもひどいと絶対に外すし、罰金も払ってもらう。くだらないミスもあったし。ボールをキープできなくてカウンターを受けたのが腹たつ。2、3人ぐらいダメだし、特に途中から出た選手は何を考えているのか。仲間は必死にやっている。焦って点を取りにいく必要はないし、ボールをキープするように言っている。後ろが苦しいと言っているのに。このチームは予測しないし、判断ミスも多い。まあ、それでも褒めてあげても欲しい。俺もこれから久しぶりに飲みにいきます。あまり、山口(監督)をいじめないでください」

以上
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