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【J1:第7節 C大阪 vs G大阪】ランコポポヴィッチ監督(C大阪)記者会見コメント(14.04.12)

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●ランコポポヴィッチ監督(C大阪):
「こんにちは。ダービーにふさわしい試合だったと思います。結果を得ることはできなかったですが、内容を振り返ってみれば、お互いに力を出し合った試合だと思いますし、両チームを通じて4ゴールが入った試合でしたし、ダービーにふさわしい雰囲気の中で、選手たちも力を出し切ったと思います。ただ、今日は勝点2を逃した試合だとも思います。
私たちが前半非常にいい入り方をして、コントロールできていた時間帯にゴールも決まり、その後、冷静にゲームを進めていかなければいけないところで、相手に失点をプレゼントしてしまった。イージーなミスを、勝負に勝つためには、なくしていかなければいけない部分だと思いますし、非常にもったいない、残念なミスだったと思います。私たちのチームも、非常に若い選手が多いですが、選手たちはプレッシャーの中で継続して力を出すことは、まだまだできるわけではありませんし、そういった中で皆さんの期待は非常に大きいですが、現実的に皆さんに考えていただくことも必要だと思っています。もちろん、私たちはトップを獲るために戦っており、そこが私たちの目標でもあります。ただし、圧倒的な力を見せて勝てるというのは不可能ですし、トップに向けての結果を得るためのチーム作りをしていくうえで、時間がかかるというのは、当たり前のことですから。少しずつ、着実に、質を上げていくことが大切だと思っています。ウチの選手たちも、これだけ多くの期待をかけていただく、声援をしていただくというのは、選手としてありがたいことでもありますので、そのプレッシャーに負けず、自分の力を出すことを、学んでいかなければいけないと思います。もちろん、こういう素晴らしい雰囲気のなかでサッカーをできるというところは幸せに感じなければいけません。ただ、サポーターの皆さんにも分かっていただきたいのは、たとえば、今日の試合内容で、あと1点取れていて、結果が違っていれば、やはり皆さん大喜びで、大満足で帰っていただけていたと思いますが、試合後に選手にブーイングをしていたと思いますが、じゃあ、内容はどうだったのかというところ、相手に負けて恥ずかしい試合だったのかというと、私は全く下を向く内容ではなかったというふうに思います。サポーターの皆さんはもちろん、チケットを買ってくださり、スタジアムにわざわざ足を運んで観に来ていただいているわけですから、サポーターの皆さんが拍手を贈ったり、ブーイングするのは、サポーターの皆さんの自由です。ただ、結果だけではなくて、そういったサッカーを見る目を身につけていただきたいなと、私からは言いたいなと思います。ただ、私たちは、サポーターの皆さんにブーイングされても、叱咤されても、それを力に代えて、ピッチの上で答えを見せ続けていかなければいけません。そういったたくましさ、力強さというのが、ウチのチームにはもっと必要だと思っています」

Q:監督の仰るように、見応えのある素晴らしい内容だったと思いますが、1点だけ、GKを途中で交代させた意図、理由について教えてください。
「GKはもちろん、ミスというのは誰にでもあるものですが、特にGKのミスというのは、結果に直接影響するというところで、非常に目立ってしまう。そして、私が選手にいつも言っているのは、だれか1人のせいで負けたわけではないし、負けは誰かの責任ではない。チームで負けるもの。勝つ時も同じ。誰かのおかげで勝ったのではなく、チームが勝ったもの。(キム)ジンヒョンに関しては、非常にいいGKですし、今日結果が、私たちが勝って終われれば、また彼もそこまでひきずることはないと思いますが。ただ、彼もW杯当落線上にいる選手として、プレッシャーと戦わなければいけない。試合を戦いながらも、どこかで、リーグ戦に集中できず、W杯のメンバーに選ばれるか、選ばれないかというところが、頭をかすめている。そういう部分はあると思います。今日のプレーを見ていれば、そういった集中の部分で欠けていたのかなというふうに思いました。あそこで彼を代えて、逆に彼を守るというメッセージも、私からはあったのですが。そういったところで、後ろをしっかり安定させて、逆転をしに行くという意図が、私にはありました。ウチには、代表候補選手が何人かいますし、ジンヒョンだけではなく、他の選手も、代表に入るためには何をしなければいけないのかというところが、強すぎたり、先に行ってしまっている部分も、いくつかあります。私が選手にいつも言っているのは、普段通りのプレーをすれば、それが必ず代表招集という結果を運んでくると。そう伝えています。彼らが彼ららしくプレーをしたからこそ、彼らの良さを出してきたからこそ、代表に召集されたのであって、何か特別なことをするのではなく、彼ら本来のもの、普段通りのプレーをしてくれればいいと、私は言い続けていますので」

Q:後半、G大阪がかなり攻勢を強めてきたなか、C大阪としてはどう打開しようとしましたか?
「後半の頭のところで、少し相手に(ボールを)握られた時間帯、チャンスを作られた時間帯というのがありましたが、その後の私たちのプレーを見ていただければ分かっていただけるとおり、私が求めていたのは、まさにそこです。試合を振り返ってみれば、90分のなかで、G大阪に主導権を握られた時間は、5〜10分だと思います。もちろん、90分すべて私たちがコントロール、支配できることに越したことはありません。ただ、相手もいるスポーツですし、それは不可能に近いものです。同点にされたあと、冷静にプレーすることを忘れないこと、最初からも、逆転されたあとも、私たちがこの試合でやろうしていたことを忘れずに戦うことが大切だと選手には伝えていました。我慢するところは我慢して、あとは、やってきたチャンスをしっかり活かそうという話しもしました。そのなかで、相手の時間帯をしっかりしのいで、また私たちのほうに流れを引き寄せることができたというふうに思っています」

以上
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