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【J1:第6節 大宮 vs 神戸】大熊清監督(大宮)記者会見コメント(14.04.06)

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●大熊清監督(大宮):
「ちょっとイレギュラーがあった中で、後半は自分たちのリズムもあったが、なかなかゲットするまでにはいかなかった。ただ、増田を含めて、中盤の時間と、トップのグループと、チームとして今後の思いきった考え方を変えざるを得ないような前半だったかなと思います。
中盤の時間、それとトップのほうがスムーズになってくれば自分たちのリズムもできる。組み合わせの部分も含めて、今後積み上げていかないといけない。ただ、怖さとか、後半はリズムが多いんですけど、ゲットするという怖さもコンビネーション含めて考えていかないといけないところもあるので、その辺も踏まえて多少の方向転換を図っていきたい」

Q:多少の方向転換というのは具体的に?
「増田は落ち着きどころになっているし、コンディションも上がってきている。そこで時間ができると他も良いポジションを取れて主導権を握れるというのが確実にあった。それとやはり、前線の出入りがない分、パスコースが詰まってしまっている。そこで増田の加入と、人選によって変えていくことで、良いチームにする方向性がこの試合で見えて、決断しないといけない部分も大いにあるのかなというところです」

Q:家長について、彼はもっとたくさんボールにさわらなければいけない存在だと思いますが?
「仙台戦みたいなオフザボールもそうだし、中心にならなければというところでこの間は(中村)憲剛の話もしたんですが、出した後のリターンを受ける数というのはもっと増やさなければいけない。でも頑張るとか、怖いプレーというのは多少増えてきている。今は時間を作る部分も含めて、彼にはいろんな部分で頼っているので、そこで増田なりメンバー構成を変えたときに、もっとシンプルになったり、彼のパスコースが増えることで相乗効果も生まれると思う。彼自身もその辺を頑張っていて、上向きになっていると思います。あとは家長個人の問題でなくて、落ち着きどころが増えれば仙台戦のような裏への飛び出しも出てくると思うし、仙台戦でPKを取ったようなアタッキングサードでの強引さがもっと出てくれば、彼のうまさじゃなくて怖さが増すと思う。本当にもっと、中盤ではシンプルにやりながら、アタッキングサードでの怖いパスとかチャレンジをしていけば、今のメンバーでのゲットすることに繋がっていくと思うので、そこはやっていかなければいけない」

Q:増田選手をあの時間帯で入れた意図は?
「いろんな部分で疲れが出ることで、ズラタンとかもケガを抱えながら、メンバー交代の枠を1枚どう使うかというのを確認した。思ったより、初めてにしては落ち着いてゲームを作れていた。アンカーでボールを散らして向こうの守備の縦パスのねらいを緩和したのは間違いないし、彼をどうやってチームに入れていくかというのを、近いうちにちゃんと明確にしていくことが、安定した戦いをしていく近道なのかなと。本当であれば、もっと俺のほうもチャレンジしていくべきだったかもしれない。反省もあるけど、終わったことは変えられないので、次の試合からまた自分自身もチャレンジしていくことになると思います」

Q:北野貴之選手がハーフタイムに交代しましたが?
「チームとして決断した。Jリーグでは2点目というのは大きいけど、彼にも負担をかけてしまったというところで反省点の多い試合だった。もしかしたら亜脱臼していたかもしれないし、入って自分もできるという判断だったけど、その辺の決断の部分で、交代枠を取っておきたいという決断の遅れもあったりして、反省すべき点はあると思う。無理だったらチームトレーナーから×が出るので、その辺のコミュニケーションは取れているんですが、彼の状態に関して詳しくは今はわからないです」

以上
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