●石崎信弘監督（山形）：
「前節、ものすごい雨のなかで、水たまりのなかでかなり激しいゲームだったんですけど失点をゼロに抑えたということで、今日も失点ゼロに抑えた。2試合続けて失点ゼロという形でディフェンスはよく頑張ったんじゃないかなと思います。昨日もかなり雨が降ってですね、グラウンド管理されてる方々に水をどけてもらって今日のゲームができたというところで恩返しができたんじゃないかなと思います。今度アウェイなんですけど、アウェイでなかなか勝ってないので、アウェイで結果が出せるように1週間調整していきたいと思います」

Ｑ：今日の2得点はいずれも2得点で宮阪選手のキックからでしたが、振り返ってどの点がよかったと思っていますか？
「キックがよかったです（笑）。いいボールが行ったからシュートが入ったのと、ひとつはあの位置でなかなか最近ファウルがもらえてなかったんですけど、川西翔太のところ、彼のドリブルがあってそこでファウルがもらえた。ファウルがあれば宮阪は確率的に高く決められるので、やはりゴール前での怖いプレーをこれからもどんどんしていかなければいけないんじゃないかなと思いますし、コーナーキックがかなり数あったと思うんですけど、そのなかでやっと入ったという形で、練習した成果が出たんじゃないかなと思います。ただもっとセットプレーで取らなきゃいけないのと、セットプレーだけじゃなしに流れのなかで後半などは何本もチャンスがあったと思うんですけど、そういうところをきっちり決めていかないとゲームは苦しくなってくるんじゃないかなと。決めるときにきっちり決めれるようにしていかなければいけないんじゃないかなと思います」

Ｑ：昨日、監督に初孫が生まれたということで、おめでとうございます。まず最初に、おじいちゃんになった感想をうかがいたいのですが、今日の勝利もいいプレゼントになったんじゃないかと思いますが？
「そうですね。点取った後、1点目なんですけど選手全員がパフォーマンスをやってくれたという、本当に選手に感謝したいと思いますし、私事ですけど、長男に男の子が生まれたということで、本当に孫にもいいプレゼントができたんじゃないかと思います」

Ｑ：1点をリードしてからの後半の入り、追加点を取るために選手たちにどんな指示を伝えましたか？
「まず、前半いい形でボールを奪えてるんですけど、ボールを奪った後のシュートにつなげるまでの形があまりにもイージーで、カウンターを受けて何回かピンチになっていた。攻撃されてる時でも下手にボールを奪いに飛び込んでしまって、そこをスコスコとやられている。後半はそこをうまく、ボールを奪いにいくときは奪いにいく、あるいはブロックつくるときはしっかりブロックをつくって守るというところがメリハリをつけてうまくできたんじゃないかなと思います。ただ、さっきも言ったけど、後半あれだけチャンスがあったなかでセットプレーの1点というのはやはりもったいない。もっともっと決めれるときにきっちり決めていかなければいけないんじゃないかなと思います」

Ｑ：2試合連続無失点、そして試合中も山田選手、當間選手に再三指示を送る場面がありましたが、ディフェンスラインの手ごたえというものはどうですか？
「今日は後半、ちょうど僕の目の前がディフェンスラインだったのでちょうど指示しやすかったんですけど、ディフェンスラインというよりもボランチのポジション、特に（ロメロ）フランクと宮阪のポジションが前半すごく気になっててですね、そこで後半うまく改善できたんじゃないかと思いますし、ディフェンスのところも落ち着いて、攻め込まれているけどほとんど決定的な形をつくらせてないんですよね。落ち着いて対応できてたんじゃないかなと。やはり、一番怖いのはリスタート。リスタートから結構やられてますので、この2試合リスタートの失点もなしという形で、本当に集中して戦ってくれたんじゃないかなと思います」

Ｑ：ゆりかごダンスの際には、監督から何か声をかけられたのですか？
「違いますよ！やめろっちゅうの（笑）。ワシまでやれ言うんですから。ワシに『一緒にやろう』言うてきたんですけど、『ワシはできん』と」

以上