●ペトロヴィッチ監督（浦和）：
「2点目を取って勝利できたことに関して、非常にうれしく思っています。1-1でもし試合が終わっていたら、大宮の守備的な戦術にはまったと思われてしまうでしょうから、そういう事態を避けられて良かったと思います。2点目を取るという姿勢を持って戦い続けた選手たちをほめたいと思います。終了間際の3分前に勝利のゴールを奪えたことはドラマチックだったと思うし、最後まで緊張した試合をいい形で終えることができて良かった。試合は際どい結果に終わりましたが、立ち上がりから最後まで浦和が相手を圧倒できた試合だったと思います」

Ｑ：今日の収穫は？
「これまでの試合と同じように、それは神戸の後半戦以外ですけど、チームは素晴らしい試合をしてくれたと思いますし、私自身、今日のゲームを楽しめました。唯一足りなかった部分は、今日もたくさんのチャンスが作れ、5点、6点取れてもおかしくない展開でしたが、決められませんでした。それ以外のところは素晴らしい試合だったと思います。それは敗戦した鳥栖戦も含めて。我々の問題はチャンスを作りながら得点に結びつけられないところです。他のチームであれば、あれだけチャンスを作れれば得点という形になるのかもしれません。ただ、我々が素晴らしいゲームをしていることは間違いないです。鳥栖戦も、清水戦も、あるいは今日の試合に関しても、ほぼ相手にチャンスを作らせていません」

Ｑ：無観客試合の後の最初のホームゲームだったが？
「我々のサポーターがスタジアムに来た中で試合をすることは、（無観客と）まったく違った気持ちです。それは言うまでもないことです。浦和レッズとしては、クラブ、サポーターを含めて、我々がした過ちに対してはしっかりとそれを真に受け止め、我々は再び全員で立ち上がって、より良いものを作るために、より良い方向に向かっていければと思います」

以上