●長谷川健太監督（Ｇ大阪）：
「雨の中、たくさんのガンバのサポーターが来ていただいて感謝しています。選手は何とかゴールをという気持ちで最後まで戦ってくれたと思いますが、なかなか最後のところをこじ開けられずにいたのかなと・・・。2点取られたことよりも1点を取れなかったことの方が、今日は悔しいです。
前半は、感じ的にはいい感じでボールも支配できましたし、もう一歩というところまでは行けていたけど、最後のところの迫力が今日も足りなかったのかなと思います。後半は、鳥栖の方も前に圧力をかけてきて、あの難しい時間帯だとは思いますが、その時間帯をきちっとしのぎ切れるようになれば・・・。前節も広島にリードしていた中でのPKでしたが、前にかかってきた時間をしのぐことができれば展開が変わってきたと思います。あそこの時間帯で我慢するところを我慢出来れば、残り20分間くらいは違う展開になっていたと思います。そういうところでは、まだまだ力不足というところもあるとは思いますが、ただ選手はサポーターにガンバらしいサッカーを見せようと強い思いでやってくれているし、少しずつ上がってきているかと。終盤は、リンス、今野と素晴らしいシュートもありましたけども、林（鳥栖）のビッグセーブもあり、決めることができませんでしたが、攻めのガンバというところをきちっと構築していけるように。まだ5試合で思うように勝点を稼ぐことはできていないが、4月に巻き返せるように準備Hしていきたいと思います」

Ｑ：良いテンポで攻めていたとのことだが、具体的には何が不足していたのか？
「最後の精度のところです。クロスまで行っているけど、その精度が足りなかった。鳥栖もセカンドボールを拾って入れたボールの精度と豊田（鳥栖）のヘディングの精度があったからこそ得点になったと思いますので、ラストパスの精度がまだまだ足りないと思っています」

Ｑ：前線の並びを代えてきたが、その意図と効果は？
「良い感じでやれたのではないかと思っています。リンスに関しては、ツートップでは十分にやれることを証明してくれているし、終盤に遠藤をボランチに下げてリンスと佐藤をツートップで非常にいい形を作ってくれました。形として今日は左の攻撃的なポジションをやりましたけど、あのポジションでもいい感じではまっていたのかと思います。ただ、全体の迫力という点ではどちらがいいというのかは今週考えて準備をしていきたいと思います」

Ｑ：リンス選手と遠藤選手、阿部選手と3トップ気味にして戦った手ごたえは
「ワントップというよりは3トップ気味でやって、だいぶ形は見えてきたと思いますので、どちらの形でもできるように準備していきたいと思います」

以上