●安達亮監督（神戸）：
「結果、３−１で勝てたことは良かったです。ただ、前節とヤマザキナビスコカップをアウェイで両方とも負けていたので、今日は本当にホームでサポーターの方々にどうしても勝点３をプレゼントしたかった。２戦連続でアウェイに応援に来てくれたサポーターには本当に申し訳なかった１週間だったので、本当に勝てたことは良かったです。
前半少しやられる場面もあったり、今シーズンの神戸のやりたいことができない時間帯もあったんですけれど、ハーフタイムで少し守備のところを修正し、それと同時に攻撃の方も良くなって後半は今シーズンやりたいサッカーが随分と長い時間できたのかなと思います。その中で、前の方の選手が守備も頑張って、点も取ってくれて、非常に満足のいく働きをしてくれた。今後もぜひこのまま突き進みたいと思っています。切り換えて、次は連勝できるように頑張ります」

Ｑ：ハーフタイムで守備を修正したとおっしゃいましたが、具体的には？
「浦和にボールを持たれる時間がありましたので、守備をもう少し前から行くということ。それも闇雲に行くんじゃなくて、スイッチとか、その辺を整理しました」

Ｑ：ペドロジュニオール選手は守備が上手い選手では無いと思いますが、守備でボールを奪っての得点でした。彼の評価をお願いします。
「彼は守備が苦手というより、やり慣れていないというか。まだウチに来て数ヶ月なので。そこを合わせればいいのかなと思います。決して守備をやらない選手ではないので。見ての通りボールを奪いに行ったら足を出して奪えるので。彼の守備力をチームとしてもう少し引き出して行ければいいなとは思いますけれど。今日は非常に良かったです。前半は彼の能力が発揮できていないように見えたので。ベンチから攻撃も守備もアドバイスしていたんですけれど、なかなか難しかった。ですので、ハーフタイムでじっくり話をして。やっぱりすごく理解してくれて、その通り実践してくれて、攻守ともに今日はペドロの日だったかなと思います」

Ｑ：守備面では満足のいく結果だったのでしょうか？
「最初の失点も防げたと思いますし、まだ守備のところは詰めて行かなくていけないところがあると思います。ただ、今日の試合（浦和のフォーメーション）は実践的にウチとマッチアップしないことが多いので、今日の場合に関しての守備の評価は難しい。ただ、チーム全体の守備の意識はとても上がっているので、守備を改善すればもっと良くなるという手応えは感じています」

以上