●キム ジンヒョン選手（Ｃ大阪）
「（後半の相手のブレ球気味のミドルシュートを好守したシーンについて）あれはブレ球ではなく、結構風があったので、曲がってきた感じ。ぶれていたら反応できなかったと思うけど、今回は右に動いて反応できました。
（そういった球際の守備の良さが無失点につながったのでは？）今年に入って、前後半含めて、（試合では）前半も4回くらいは（自分たちに）チャンスがあるし、後半もチャンスは来ると思っているので、そういったところで集中して臨めば、今日みたいにいいセービングも出てくると思うし、それで無失点ももっとつなげていけると思うので。相手の2、3回のチャンスをやられないように、しっかり集中して守りたい。
（過密日程だが、次のタイでの試合に向けては？）今後もハードなスケジュールだが、ACLもチャンスは逃したくないし、ディフェンスはしっかり守りたい。何回かチャンスがあると思うので、そこをしっかり決めてくれば、勝てると思うので、後は僕の仕事をしっかりやりたい」

●酒本憲幸選手（Ｃ大阪）
「相手がハードワークしてくるのは分かっていたこと。どこもそうやってきますし。ただ、そのなかで、もうちょっとディフェンスラインから大事につなげていけたら、よかったんじゃないかなと思います。
（相手のハイプレスもきつかったのでは？）そこを受けてしまったなか、うまく逃げられたところもあったけど、（相手に）引っかけてしまったところも多かった。
（芝が若干深めだったのでは？）ちょっと深かったですね。巻き付くような感じだった。ドリブルするにはちょっと長かったかなと。
（この勝点1は悲観するようなものでもないのでは？）決定機もあり、一方でこっちも危ないシーンもあったので、引き分けは妥当かなとは思いますが、ホームだったので、勝たなあかん。1を積み上げたのを、プラスに捉えたい。
（タイでのACLブリーラム戦に向けて）勝てれば一番よかったが、すぐ試合があるし、逆にというか、次の試合に向けて切り替えやすいところもある。次のことだけ考えてできるので。また、Ｃ大阪のサッカーができるように頑張りたい。
（最初5試合で勝点10について）ACLとリーグ戦を並行してやっているなか、勝点を積み上げるのも、もちろん大事だが、自分たちがやろうとしているサッカーを成熟させることや、コンビネーションを深めていくことに関しては、試合を重ねるにつれて、だんだんよくなってきている。それに伴って勝点も拾えているという部分では、5節終わっただけですが、悪くはないんじゃないかなと思います」

●長谷川アーリアジャスール選手（Ｃ大阪）
「俺らにもチャンスはありましたし、そこでしっかり決めていれば、もっと違った展開になったのかなと。失点ゼロで抑えることができたのはよかったが、ホームなので、勝点3をしっかりと取りたかった。それでも、先のことを考えれば、プラスに考えてやるしかないと思っています。この勝点1が、後々、いい方向に響いてくればいいかなと思います。
（ホームとしてプレーしたキンチョウスタジアムの雰囲気は？）雰囲気は良かったですし、サッカー専用スタジアムなので。ただ、そのなかでしっかり勝ちたかった。前半いい流れもありましたし、後半は相手に（ペースを）握られる時間もありましたが、そういうときに何ができるか（が課題）。自分も前に急ぎすぎてしまった部分もあったので、その辺はビデオを見て反省したいし、チームを落ち着かせるプレーだったり、まだまだやらなくてはいけないところ。次はACLですが、アウェイでしっかり勝点3を取って、そこからまた次のJリーグに向けて、厳しい日程ですが、チーム一丸となってやっていきたい」

●ゴイコ カチャル選手（Ｃ大阪）
「僕らにとっては非常に厳しいゲームでした。なかなか自分たちの力を出せなかったように思います。いつもやれていることが、なかなかできなかったことと、いつもベストの状態では臨んでいるのですが、ただ、私たちの最高のレベルのプレーが出せなかった。
（2試合連続完封について）ディフェンスとしては、きちっと2試合守り通すことができたと思いますし、回数を重ねるごとによくなってきているところがあるので。今日の試合について、攻撃面でも、チームはチャンスを作ることができていました。ただ、得点には至らなかった。それでも、ディフェンスとしては最低限の仕事をできたのはよかったと思います。
（スパイクが脱げながらディフェンスするなど、ファイトあふれるプレーが印象的だったが？）いろいろなことが起こると思いますが、どんな状況でもゴールをされないディフェンスをすることが大事になります。これから、気持ちを切り替えて、次にタイで非常に重要な試合もありますし、しっかり準備していきたい」

●山下達也選手（Ｃ大阪）
「正直、勝点3を取れる試合だったと思います。ただ、後半は相手に危ないシーンを作られた場面もあったので、どっちに転んでもおかしくない試合でした。
（相手のハイプレス、ハードワークは、想定していたとはいえ、手こずったのでは？）新潟は本当にいいチームでしたし、すごくガムシャラに追ってきますし、難しい相手でした。
（最初のCKの決定機を決めたかったのでは？）あそこで決めていればというのはありますね。自分としても。（ただ、CKなど、セットプレーでは山下選手に得点の臭いがする感じでしたが？）そうですが、今日も、点を取らないと意味はないので。（負けずに、失点しないで、次につなげたのは、チームとしてはプラスになるのでは？）キンチョウで、ホームで、勝点3を取りたかったですが、またすぐに試合があるので、切り替えてやっていければと思います」

●大井健太郎選手（新潟）
「守備のところでも前から行けましたし、規律を持ったプレーができていたと思います。まだまだ攻撃のときに、自分たちのミスからピンチを招いていたので、そういうところでは、しっかり攻めきることが大事になってくると思います。
（Ｃ大阪との試合で最も気をつけていたことは？）柿谷や南野らの裏への飛び出し、そこを一発でやられないように気をつけていました。（ディフェンスラインを下げずに対応できたのはよかったのでは？）そうですね。簡単に下げてしまうと、足下に入れられて、前を向かれて、ドリブル突破をするのが、Ｃ大阪の前線の選手はみんな上手いので。大きいボールで裏を狙わせて、そこをしっかり弾くことができていたと思います。
（攻撃面でもチームとしてやりたいことがやれていたのでは？）チャンスもありましたし、あとは決めるだけ。それはチャンスを多く作れば、それだけ得点が入る可能性が増えるので、それは今まで通りのやり方をしっかり繰り返して、精度を高めていきたい。（開幕5試合での手応えは？）いい試合もあれば、悪い試合もあるので、どうですかね……。でも、まだ5試合終わったばかりですが、これを次にどんどんつなげていけば、もっともっと上位に行けると思うし、今年の目標は高いところに置いてあるので、どんどんチームとして成長していければと思っています」

以上