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【J1:第5節 川崎F vs 名古屋】風間八宏監督(川崎F)記者会見コメント(14.03.28)

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●風間八宏監督(川崎F):

「全体的に非常に良いイメージで選手が入ってくれた。そして自分たちの攻撃力というか、ちゃんとした技術を駆使して、試合をうまく運んだんじゃないかと。特にゴールシーンは本当に素晴らしい場面だったと思いますし、それ以外にもチャンスがあったので、それを決めてくれればもう少し楽に見れたかなと思います。でもグランパスさんを含めてすごくいいゲームがJリーグの中でできたんじゃないかと思います」

Q:シーズンのはじめの頃と比べて、ちょっとやり方を変えて、大久保(嘉人)がすごくボールを触る回数が増えて、その結果うまく回るように見えたんですが、その辺の狙いとは……。
「要因は二つあると思います。ひとつはシーズン初めですから、しかも、試合がどんどん重なってきてますから、そういう意味ではいろんな選手を使わなければならない。使うべきだというふうに思ってましたし、どういう形が一番いいのか。もちろん公式戦をやりながら模索していくものだと思います。
もう一つは、はじめは(中村)憲剛と(大久保)嘉人を前にしたときに(小林)悠が今、すごく調子がいいので、ゴールに一番近いところに置くことで、今度はまた嘉人の自由度が増える。憲剛と嘉人のフリー度、自由度を増やすためにもこれがいいと。それと同時に(森谷)賢太郎という選手もすごく能力を出してくれた。そういうものが重なった。この二つが大きな理由です」

Q:前回の質問に掛かるんですが、特に今は気分がいいだろうから質問したいのですが、今風間さんが言ったのは、自由度。これはさっきの質問にも絡むんですが、そうなってしまったという話だったと思いますが、リズムと自由度というこの何か二つのキーワードについて、風間八宏的な表現でこの二つをリンクさせてもらえませんか。
「機嫌が良くないと無理ですね(笑)。
一つは自由度というか、いかにペナルティ(エリア)の中に入っていくかで、それまでは普通ではフォーメーションを考えた時にセンターフォワードはこういう役割。そこにボールを当てて、まず行きましょうというところですが、最終ラインをラインと例えるのであればそこをどう攻略してくのか。トレーニングの中でもそうですが、そう考えたらセンターフォワードは居ないですよね。ペナルティの3辺からいかにうまく侵入していくのか。そこの一番近くに居るのがセンターフォワードですが、特にうちの二人は点を取りたい選手なので、最初そこに居なくても必ずチームがそこに侵入してけば、自分たちも侵入していく。それが自由度ではないかなと。
あと、リズムというのはこの前のF東京戦もそうでしたが、ものすごく相手にターゲットを絞らせずに、来る前来る前にボールが動いてしまう。そこがすごくよかった。ですけど今日はそれにプラスして嘉人とか、憲剛とか。それからレナトも調子が上がってきていたので、なんとタメを作り始めましたよね。ですからそれでボールを取られてしまったらダメなんですが、そこがリズムと自由度。それによって相手が余計に絞りにくくなる。あるいは絞れなければ攻撃をもっと危ないものにする、というところだと思います」

Q:今、自由度という話の中で、縦にボールが動くのが特徴的だと思います。普通は絶対に付けないところ。相手はガンガンマークしているところなのに、そこに付けることで、その周りにスペースができるという発想だと思うんですが、あの縦は去年や一昨年、やろうとはしていたのはわかってましたが、これは無理だろうと思っていたらできるようになりましたね。
「そうですね。だいぶ良くなってきたと思います。ひとつはみなさんご存知の通り縦への動きと縦へのボールというのはほとんど通らない。ですがうちの選手というのは、横から縦に入ったり、ボールが縦に動くんですが、すっと横に逃げて相手を外したり、そういう事をしているので、一見縦と縦のボールに見えているかもしれませんが、縦と横の動きの重なりだと思います。それによってボールを止める場所ができる。あるいはボールを止める技術が成立するというところだと思います」

Q:今日は前半、二度ばかしGKがせっかく取ったボールを味方に手で投げた。二度危ない場面があった。20分過ぎに一度。レナトに投げた。背後から取られた。もう一本は、44分過ぎに、前半の一番失点したくない時にクロスをキャッチしたボールを森谷に。その時は密集地帯ですよ。取られたらシュートにという場面で、やったんですが、これは見逃せないですか?
「二つ言いました。一つは、特に1本目のボールですね、レナトに投げた。ですから、あれは嫌いではない。攻めようとする意識は。ですからそれを否定するつもりはないですが、あの状態はちょっと攻められた時間が続いたので、やっと取れたところで、なぜまた渡さなければならないのかという事を少し(西部)洋平には呼びかけて。二本目は、自信があったんだろうと。ただ賢太郎の方がたぶん見えてないので、後ろから。そこのところは悪くないけど、そこの判断は任せると。ただどっちにせよ取られるのは良くないことなので、そこのところを判断基準にしてとは言いました、ハーフタイムに」

Q:その質問に関連して、これは必要だと思うんですが、見ててなんでこんなところでボールを回すのと。もっと蹴っていいんじゃないのかと思うんですが、そこでボンボンボールを回して、自陣のゴール前で横パスを出した選手が居て、だれかは分からなかったけど、普通はやらないだろう。でも風間八宏だったらやるんだろなと思って見てたんですが。
「これは技術と自信でやればいいので。うまい選手が何をしても取られなければ、それはリスクはではないですし、うまくない選手がボールを持てばちゃんと蹴ってもリスクでしょうし。そのところだと思います。もちろん見えているのはピッチの中に立っている人と中に立っている人とでは違うので、そこは任せています。そこのところは結果的に言うと取られるなということだけです」

Q:横に出す出し方が確信を持って出している。普通なら出させられるという雰囲気が出てくる。それが全くない。だからこいつらなんだろうかというね。
「いつも言っている、相手の矢印を見ろと。出させるなということですよね。それを多少見ているから相手の動きが遅れるんだと思います」

以上
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