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【J2:第4節 熊本 vs 大分】試合終了後の各選手コメント(14.03.22)

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●片山奨典選手(熊本)
「前半はバタバタした感じはありましたけど、後半は押し込まれる時間帯も対応できたかなと思います。狙おうとしているプレーはできたと思うし、チームとしてはいい形で積み上げて来ているものはあると思います。個人としては、もう少しやらなきゃいけないなと感じた試合です。守備の部分は前節もそうですけど、前半バタバタして後半修正するという感じなので、前半途中から修正できればと思います。カウンターもそれなりにいいものを出せたし、押し込まれてもネガティブにならず、皆で守れたと思います。後半40分以降の失点が多いのは去年からの課題で、またこうして失点してしまったのは反省しないといけないですね。試合をきっちり終わらせることができなかったのが全てだと思います」

●五領淳樹選手(熊本)
「もったいないですね。そのひと言というか。皆ハードワークできていたし、悪い部分はあの1点の気の弛みだけだったと思いますけど、それが勝つためにいちばん必要な部分だと思うので、今日に関してはそこが唯一欠けていたかなという感じです。(今季初先発は)途中から出るのとは気持ちも違ったので、ハードワークすることを考えて臨んで、前節のようにチャンスを作ることを意識していました。攻撃面ではあまり出せなかったので、そこは反省点です」

●橋本拳人選手(熊本)
「前半は、前線がいい追い方をしてくれて、ボールを奪いやすい状況を作ってくれたので、自分の良さを出せたかなと思います。同サイド、対面のボランチには強く行けと監督からも言われていましたし、1人が行ったらタテの関係で絞る、その距離感ができていたと思います。僕だけでなくて養父さんも奪えていたので。(失点の時間帯について)ちょっと簡単にやり過ぎたというか、リードしているから前に蹴ってしまうとか、少しそういう場面が多かったというか。逃げ切ろうとする時間が少し早かったかなと思います。高松選手が入ってから、そこに当ててセカンドというやり方を徹底してきて相手も勢いが出て、ボールを保持される時間も増えていたので、勝っているときのゲームの進め方が課題だなと思いました。耐える時間が長くて、体力的にもちょっと厳しかったです」

●園田拓也選手(熊本)
「(失点場面について)篠原の所に相手が2人きていて、変な所にこぼれて…、自分もハッキリクリアすれば良かったんですけど、畑にも出て欲しかったというところで。全部が中途半端な感じになってしまった。その前もセットプレーの流れで大きくクリアできずに相手に拾われていて、そこからの相手のクロスからやられたので、あの時間帯はもうちょっと、ハッキリできれば良かったなと思います。皆の中にもカウンターから追加点をという思いはあったんですけど、ああいう勝っている状況で、もうちょっと相手をいなすというか、上手い時間の使い方をできれば変わってくると思いました。今日は内容的にはすごく手応えも感じていたし、チャンスもたくさん作っていたので、こういう試合を引き分けにしてしまうのは精神的にはショックですけど、試合はすぐ来るので切り替えていきたいと思います」

●畑実選手(熊本)
「押し込まれる中でいかに我慢して、どれだけマイボールの時間を増やせるかをこれからは意識していかなきゃいけないと思います。立ち上がりに少しバタついたところはありましたけどすぐに立て直して、前半は自分たちの時間の方が多くてピンチも少なかったんですけど。押し込まれてくる、後半をいかに我慢して自分たちの時間を作るかが課題なので、相手陣地のスペースを使って、押し込んでからのポゼッションができるようになればと思います。こういう試合を無失点でいかないといけないし、GKとしては1度のピンチを守れれば0で終われる。しっかり防いで、無失点で終われるようにしていきたい」


●伊佐耕平選手(大分)
「疲れました。自分たちのやりたいサッカーができず、相手には相手のやりたいサッカーをやられてしまった。うまく相手に押し込まれて、僕たちも押し返そうとしたが、僕もボールをおさめられなかったし中盤の押し上げも遅れていた。そこで簡単に奪われて長いボールを入れられ、押し込まれている時間が多かった。自分たちのスタイルはこれからも貫くので、相手のやり方に左右されず、しっかり全体を押し上げたい。個人的には流れが悪いなかでも2本シュートを打てたので、これからもゴールを狙っていきたい」

●伊藤大介選手(大分)
「熊本が後ろでリスクを背負わず、予想以上に長いボールを多く入れてきたところで、セカンドボールを拾うのにちょっと手を焼いた。90分のなかで頭上をボールが飛び越えていくシーンが多く、それに後手を踏みがちだった。今までとは違った感じの対戦相手だったし、前線の2人は『自分が、自分が』という雰囲気になってしまっていて、難しかった。それでも負けないことはいちばん大事だし、長いリーグ戦のなかでこの勝点1を生かすためにも次の試合が大事。勝点0で帰るより勝点1を取って帰る。さらに勝点1だったのを勝点3にできるチームになっていきたい。それほど悲観するような試合でもないし、まだまだ発展途上。そういう意味では今日負けずに次に臨めるのは良かったと思う」

●高木和道選手(大分)
「あまりスコアが動きそうな試合ではないなと思っていた。相手は前も見ずに放り込んでくる感じだったが、最後の対応はしっかりできていたし、無失点で運べていたので、あの失点のシーンは残念。こちらは今日トップで先発した伊佐の特長があまり出せず、もう少し生かしてやれたらなと思った。前線が2枚変わって、守備のスイッチ部分でも多少違うところがあったが、それでも無失点で運べていれば問題ないという話はしていた。やはり先制されると苦しい。失点したが残り時間もあったし、慌てずにやろうという話もしていた。声をかけて焦らずにできた部分は大きかった。前線が孤立していたが、我慢していれば、スコアが動かなくても、あのくらいの時間からボールは動き出すだろうと思っていた。個人的には球際は気持ちの部分でどうにかなると思っているので、目の前の相手に負けたくない気持ちをもってガッツリ行かないといけない。1人でも緩いプレーをするとチーム全体にそれが浸透していくので、しっかり締めていかなくてはならない。ただ、今までだったら追加点を取られていたこともあったし、あのまま得点できずに終わっていたこともあったので、勝点1取れたことはよかった。互いに勝てた試合だと思っていると思う。ウチは最後で慌てなければ、相手はベタ引きでプレッシャーは全然かかっていなかったし、普通にもう1点取れたはず」

●後藤優介選手(大分)
「どんな状況でも得点が必要だったし、得点云々より、チームが負けなかったことが何より良かった。今日は伊佐くんが先発したが、伊佐くんは体が上手く使えるので、そういうところをみんなわかっていて、足元に出すことが多くなってしまったのだと思う。熊本は前に強いというイメージがあったので、ウラ狙いの得意な自分よりも伊佐くんの方が合うのかなとも思っていた。競り合いにも強いし受けるのが上手いところもあるので、そういうところは自分も参考にしたい。相手が前へ前へと来ていたので、一発ウラを取れば行けるのではないかと思いながら見ていた。自分たちが途中から出場し、(木村)祐志くんがフリーで持てる場面が多く、相手のボランチとCBの間のスペースを使ってくれていたので、自分が引っ張ればと考え、動きやすかった。今までブロックを作った相手をなかなか崩せないという課題があったが、今日は崩せていたし、自分が出て流れを変えた手ごたえも得ることができた」

以上
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