●長谷川健太監督（Ｇ大阪）：

「水曜日というウイークデーの試合でしたが、ヤマザキナビスコカップの初戦ということでたくさんのサポーターが駆けつけてくれたことに感謝したいと思っています。まず今日はシュートを１本打てたのが良かった（笑）。２本以上打てましたしね（笑）。なかなかリーグ戦でFWが点を取れていないという中で佐藤とリンスが取ってくれたのはチームにとって大きかったと思っています。何よりも今日、素晴らしかったのは明神。中盤で攻守において本当にバランスをとってくれた。これもチームにとって非常に大きかったと思います。なかなかリーグ戦で出番のなかった選手を使いましたが、今日、活躍すればまたリーグ戦に繋がる話をしていましたが、そういう意味では本当にみんなが強い気持ちを持って試合に臨んでくれたし、出た選手がみんな素晴らしいパフォーマンスをしてくれたと思っています。週末の広島戦、誰をチョイスするのか嬉しい悩みができた。三日間という短い期間ですが、きちっと考えて選手を選んでいきたいと思います」

Ｑ：リンス選手が点を取ってくれれば攻撃も勢いづくという話をされていました。その通りになりましたが、今日のリンス選手の評価を教えてくれました。
「今日は点も取ってくれたし、前線の起点になってくれたし、素晴らしいプレーをしてくれました。昨日奥さんが来日したとうことで非常に気持ちの部分でも乗っていたのかなと思います。FWに結果が出ると攻撃陣も活気づくので、今日の得点は非常に大きいと思います」

Ｑ：DFライン、顔ぶれが代わった中で、４試合連続無失点。丹羽選手の貢献度も高いと思うが。
「もちろん今まで出場していた丹羽にしても今野や東口にしても今までのゲームもきちっと仕事をしてくれたし、今日の試合も、あまりコンビネーションをくんでいないメンバーになったが、きちっと統一してやってくれたと思っています」

Ｑ：遠藤選手がいない中でどういう作戦というか、どういうプレーを他の選手に期待していたのでしょうか。
「まず自分たちのサッカーをもう一度きちっとやる。前回の試合も何回か見直しましたが、悪くはないけどアタッキングサードに入った時のクオリティがなかった。そこは確かに一番難しいところでああって、もっともっとチャレンジするところの姿勢を出そう、と。今日はホームだし、ミスしてもいいからやろうという中で、それぞれが持ち味を存分に出してくれたと思います」

Ｑ：リンス選手はずっとサブで使われていましたが、動きよくなったのは何が改善されたのでしょうか。
「奥さんが来たのは大きいのでは（笑）？　あと日本のサッカーＪリーグに慣れてきたというのはあると思います。前節も仙台戦も途中から３０分くらいのプレーでしたが、だいぶ落ち着いて攻撃に絡めるようになったのは大きい。今日はそういう中でゴールが生まれたということで、これで乗ってほしいなというのはあります」

以上