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【J1:第2節 広島 vs 川崎F】試合終了後の各選手コメント(14.03.08)

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●佐藤寿人選手(広島)
Q:スーパーゴール!!
「そうですね(笑)」

Q:青山選手からいいクサビが入っての反転シュート。その発想がすごかった。
「トラップした時、周りに人がいなかったので、いい意味で選択肢がシュートしかありませんでした。もちろんゴールを背にしていましたが、思い切って打ったことがよかったです」

Q:イメージ通りですか?
「そうです。ただちょっとボールが高かったので、バーに当たるかもしれないと思ったんですが、風が味方してくれて、失速してくれてよかった(笑)」

Q:野津田選手も「ビックリした」って言っていました。
「ハーフウェイラインに戻るまでもずっと、彼は『ヤバいっす』ってばかり、言っていました…(笑)。だから、『そんなことより、みんなでもう1点取りにいこう』と言いましたね」

Q:前半は、なかなかボールが入らなかったですね。
「ボールも入りませんでしたし、もう少し時間をつくらなければいけなかった。守備から攻撃に移る時に速攻ができないのであれば遅攻でボールを保持しなければいけない。そこのプレーと判断のメリハリが、自分を含めて足らなかったです。
あと、相手が真ん中を締めてきたので、サイドがかなり空いていましたし、シャドーも足下で受けるスペースは空いていました。だからそこをもっとたくさん使っていくこと。もっと縦パスを多く入れてもよかった。サイドでは上回っていたし、スペースも空いていたので、そこからの攻撃の回数を増やせたらよかったです。とにかく、両サイドはアップダウンをよくしていましたし、ボールも動いていました。後半は、その回数が増えて迫力のある攻撃になりましたね」

Q:実際、後半はいつ点が入ってもいいような状況でした。
「新キャプテン(青山)がハーフタイムに『もっと攻撃に出て行こう』と話してくれました。前半終了間際に失点したので、精神的には厳しかったですが、ウチはそこでへこたれるようなチームではない。反発力があります」

Q:塩谷選手のフリーキックについては。
「いやあ、すごかったですね。シオなら決めてくれるという雰囲気は感じていました。ただ、壁のつくり方を含め、多少は相手の緩さもあったと思います。もちろんシオのスーパーなシュートもあってのゴールですが、自分たちはそういった状況になった時にはしっかりした壁をつくって、やられないところはやらせないようにしたい。自分たちの得点になったシーンでも、学ぶ必要がある」

Q:今日もまた、川崎サポーターの「寿人にやられた」という声が聞こえてきそうな展開でした。
「そういう意味では、相手のサポーターに嫌われることは、幸せなことだと思います(笑)。人間として嫌われなければいいです(笑)」

Q:これでJリーグは開幕2連勝。非常にいい入り方ができた。
「そうですね。チーム全員で勝ち取った勝利です。後ろの選手も得点を取っているので、シオに負けないようにやらないと(笑)。前の選手ももっともっとチャンスをつくって、得点を奪わないといけない」

Q:ACLは、居残り組になりました。
「30歳オーバーの選手は行かないことになりました(笑)。いい状態で試合に出る選手が、遠征に行くことになる。試合に飢えている若い選手もいますし、その中でチャンスを生かす。それは、結果しかない。いいプレーをしました、ではなくて、しっかりとした結果を持って帰ってきてくれると思います。若手だけでなくて、経験のある選手もいると思いますし、ケガから復帰してきた選手もいますから。そこは安心して、広島に残ってトレーニングしたい。勝利を祈ってテレビ観戦して応援して、自分たちは残った組として、コンディションを整えたいと思います」

Q:(3/15の)浦和戦に向けての調整になります。
「もう(西川)周作からゴールを決めることしか考えていません、はい(笑)」

●塩谷司選手(広島)
Q:スーパーシオタニと呼ばせてください。
「いえいえ、まぐれです。本当に」

Q:キックを蹴ろうと思ったのは、自分の判断ですか?
「ゴールまでの距離もそうだし、壁やGKの位置とか考えて、もしかしたら(ゴールも)あるんじゃないかと考えた。アオ(青山)くんや千葉ちゃんも『シオ、蹴れよ』と言ってくれた。(高萩)洋次郎くんが最初は蹴るって言っていたんだけど、壁が前に出てきたんで『厳しいかも』と言っていて、最後は『任せる』と言ってくれた。だから、思い切って蹴ろうと思って。結果としてゴールになったけれど、本当にまぐれだと思います」

Q:狙いとしては、とにかく思い切って蹴ろう、と。
「そうですね。曲げて落とすなんてことはできないし、強いシュートしか蹴れない。コースがいいところにいって、入ってよかったです」

Q:壁ごとぶち破れ、みたいな勢いがあった。
「速いボールだったら相手がびびることもあるし、DFに当たって入ることもあると思って」

Q:壁が空く感じになりました。
「アオくんや(石原)ナオくんが壁の中に入ってくれた。GKから見えないようにするっていってくれた。実際に自分のところからGKは見えなかったと思います。うまく抜けたら、入ると思いました」

Q:決まった瞬間は?
「時間帯を考えても、決勝点になると思っていました。実は昨日、嫁のおじいちゃんが亡くなったんです。お葬式にもいけなかった。だけど『試合を頑張って』って、嫁の家族が言ってくれていた。だから、本当に試合に勝てて、よかった。おじいちゃんとは何度も話したことはあるし、嫁はおじいちゃんっ子なんで。実は結婚記念日がおじいちゃんの誕生日なんですよ」

Q:ゴールパフォーマンスは?
「あれはフィギュアスケートの羽生選手をイメージしたもので、昨日、LINEで千葉ちゃんから送られてきました。本当はメインスタンドでやるはずだったんだけど、サポーターの方に行ったので、そこでやりました」

Q:シュートに自信は?
「ペナルティエリア前なら、迷わずシュートを打とうとは思っています。中途半端にパスを出すよりも、思い切って打つ。それが、自分の良さだと思います」

Q:レナト選手に対して、全体を通して抑えられた?
「前半はパスを回されていた印象があるけれど、結果として(カウンターからの)失点しか、チャンスはつくらせなかった。ピンチらしいピンチもなかったと思いますし、うまくやらせているって感じで、うまく守備できたと思います」

Q:2試合連続得点です。
「DFとしては、失点ゼロにこだわりたい。得点もほしいですけど、まずは失点しないこと。それができるようにやりたい」

Q:去年の川崎F戦で味わった悔しさを払拭できた?
「去年は去年、今年は今年ですからね。川崎Fに対するやりにくさはあったし、まだコンディションも上がっていないと思う。怖さはあると思います」

Q:開幕2連勝は20年ぶりです。
「でも、2/34なので。いい時・悪い時があるし、いい時を続けたい」

Q:ACLについて。
「タフな試合になると思います。強く戦っていきたい」

●林卓人選手(広島)
Q:前半終了間際の失点でした。
「レナト選手の個人技で2枚、3枚とマークが剥がされてしまった。そうなると、どうしてもズレが出て、逆サイドが空いてしまう。それでも角度のない位置からのシュートだったので、自分としては、そういうところからのシュートも止めなければいけなかった。
前半はボールを持たれている時間も長かったけれど、決定的なピンチはあれくらいでした。後半は、自分たちのペースでやれたと思います」

Q:これで連戦に弾みがつきます。
「この勝利を次につなげるのは、自分たちです。実際、今日の勝利で浮かれることもありませんし、試合展開をみてもわかる通り、厳しい戦いでした。こういう戦いがずっと続いていくと思うので、勝利を次につなげられるように努力していきたいです」


●稲本潤一選手(川崎F)
Q:CBの練習をしてきたことで、ボランチに入ってやりにくさは?
「90分の試合は練習でもやっていなかったところはあったので、多少不安はありました。ただ、前半はそれほど問題はなかったのかなと思います。去年の感覚を体が覚えていたので、違和感はなくやれていました」

Q:佐藤寿人選手のゴールで流れが変わったところは?
「スーパーゴールと言えばスーパーゴールなので、あれでやっぱり(広島に)勢いがでましたね。ただ、こちらはチャンスがなかったわけではなかった。その場面で決めることとリスク管理が必要でしたね。ジェシが退場になった場面も、そうだと思います。(前に)行きっぱなしでイケイケになるところがあるので、それは選手がゲームの中で修正していくところだと思います」

●ジェシ選手(川崎F)
Q:前半は、いい試合ができていたと思います。
「チーム全体としてよかったですし、プレースタイルも理解できていました。自分たちがやるべきこともわかっていましたし、しっかりとボールを回すことができていたと思います。
後半は相手が前から来ることはわかっていました。うちとしてはそれをしっかり止めて、カウンターにいけていたと思います。でも、佐藤選手のマジックのようなシュートによって、難しくなりました」

Q:レッドカードは残念でした。
「相手がトラップでミスをしたので、カウンターに行けると思って、あそこでボールをつつきました。転がった方向を見てもらえればわかると思いますが、自分が触った方向に、ボールは転がっていると思います」

Q:ACLに向けて切り替えてください。
「ありがとうございます。ごめんなさいね」

以上
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