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【J2:第1節 湘南 vs 山形】曹貴裁監督(湘南)記者会見コメント(14.03.02)

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●曹貴裁監督(湘南):
「お疲れ様でした。監督をやらせてもらって、去年8月の終わりに仙台に勝って以来ホームゲームで勝ってなかったと思います、約何ヶ月ぶりでしょうか。半年ぶりくらいにホームで勝てたということは、選手たちの頑張りを本当に素直に讃えてあげたいし、昨日J1が始まって(ハン)グギョンとか(高山)薫とか(大野)和成とか、去年我々と一緒に戦っていたメンバーが一生懸命頑張っていたので、やはりあのステージに戻るために今年1年やっていこうという話をあらためてしました。今日、初めて我々のエンブレムを付けてピッチに立った選手たちも含めて、いろんなことがありましたが、その中で崩れずに最後まで得点を守りきれたというか、勝ちに繋げられた。今までの湘南スタイルと少し違った形になったかもしれないが、湘南スタイルは勝ってこそスタイルであって、走るとか若いとか元気があるなんてことは、所詮気休めに過ぎないみたいなことを、今年ずっと言ってきたが、そのことをキャンプを通じて選手たちもよく理解して、最後のところ割らせないこととか、やって良いこといけないことをしっかり整理するとか、まだまだ足りないところはありますが、少し大人になってきたかなという感じはしました。残り41試合あるので、我々は本当に一戦一戦勝つことだけに集中してやっていきたいし、去年J1、一昨年J2でやってきて、自分たちがやらなきゃいけないことを選手たち自身が一番理解できていると思うので、僕も今いる選手たちと一緒にまた新しい自分たちの行き道というか、トンネルを抜けてまた歩いて行くといろんなことに出会うと思うんですが、そういうことを一個一個、変な意味じゃなくて楽しみながら今年一年やっていきたいと思います。今日はありがとうございました」

Q:10人になってハーフタイムにはどんな話をしましたか
「もちろん数的不利になっているのですが、形は変えなくていいと。前のほうは1人減ったので2トップ気味になっていましたが。当たり前ですが、ちょっとボールを持たれても後ろに引きこんでということを言ったが、いままでならリトリートと言うと下がり過ぎて良さが出ないが、今年のチームは状況判断とか10人になってからの戦い方とかトルコキャンプでも何回かやったので、慌てずにやれという話をした。逆に相手のほうが1人退場したので、そこからのほうが僕のなかではすこし難しくて、選手も10対10になって自分の前にスペースが広すぎるので、風下だったこともあり、戦い方がそこからはすこし難しかった。とにかくスタイルに状況判断を加えないと、ただスタイルを貫いてやったからいいわけじゃない。たとえば受験勉強に例えると、ここからここまで勉強していれば合格するだろうというところと、大学のレベルが上がるとその応用を利かせていろんな想像をして問題を解かなければいけない。この話が当たっているかは分からないが、チームとしてはそこまで来ていると思うので、相手の状況、今日なら天候とか、それこそ置かれている得失点の状況で、相手が来るなら待ち構えてカウンターを仕掛けなければいけないし、逆に相手が下がっているのであれば懐に入っていかなければいけない。そういう状況判断が我々には足りなかった。それを今日10人になったときに同じように指示できたのは、彼らがそこを理解できる年齢、経験を積んでいるという僕なりの判断なので、そこが長く監督をさせてもらっているひとつのチームとしてのメリットだと思うので、デメリットもたくさんあると思うが、メリットを最大限活かせるように今季やっていきたい。ということで、そういう指示をしました」

Q:守備陣には新しく入った選手も並んだが、守備についてはどのぐらいできたと思いますか
「前半に関してはほぼ問題なかったですね。相手陣からプレッシャーをかけてどこを狙っていくと。去年とは詳しくは言えないが戦術的なことを2、3変えていることもあるので、それが相手に対してうまくいったかなと思います。ただそれが90分できるかというと、今日は退場者が出たのでなんとも言えないが、基本的には我々のストロングはどの相手に対しても出していこうと思っています」

Q:10人対10人になってから山形にボールを持たれていたが、狙い通りなのでもうすこしなんとかしたかったのか
「ほんとうは同数になったときにもうすこしサイドを起点にシュートで終わる形をつくりたかったが、風下だったのでGKのボールが出たり、風の影響でボールを持つ段階になると相手が入れてくるボールにはスピード感があって難しかった。ただ戦術的に問題があったとは思っていないので、逆に言えば、風の影響で押し込まれたときによく後ろが下がり過ぎないで、今日打たれたシュートはほとんどボックスの外だと思う。なかで打たれると失点の確率が増すと思うので、そこはハーフタイムに指示したが、外のシュートを打たれていいというわけではないが、ペナから下がらない意識は最後までうまくいったと思います。ただおっしゃるように欲を言えば相手のCBやSBにもうすこし蓋ができればよかったが、僕はちょっと風の影響が大きかったかなと思います」

以上
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