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【浦和:山田暢久選手現役引退会見】山田暢久選手のコメント(14.01.29)

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「浦和レッズでやり残したことはない」と清々しい様子で現役生活を振り返った山田暢久選手。

Q:現役続行よりも引退を決断した理由は?
「自分の中では第一に、どこのクラブでもいいので現役続行したい気持ちはありましたが、家族を持っているので、いろんなことを考えながら。他のチームからのお誘いもありましたが、最終的にはいろんなことを考えて、お断りさせていただきました」

Q:浦和レッズの山田暢久で終わりたい気持ちもあった?
「そういう気持ちもありながら、まだ自分は他のチームでもやりたいという気持ちもあって、ここにくるまですごく悩みました。最終的にはこういう形で終わった方が自分のためにもいいのかなと思って決断させてもらいました」

Q:決断をした時期は? また誰かに相談したのか?
「この決断をしたのは本当についこの間だったんですが、誰の言葉ということでもなく、自分の中で割り切って決めさせてもらいました」

Q:ご家族のリアクションは?
「本意かどうかわかりませんが、自分の決めたことに同意してくれたので、僕もよかったなと安心しました」

Q:選手生活を振り返って一番印象に残っていることは?
「選手をやめると思うと、すごくあっけない感じもします。20年間レッズと歴史をともに歩んできたので、本当にいろんなことがあって、どれが一番印象に残っているかということは挙げられませんが、その中でも僕の中ではJリーグで優勝できたことは一番印象深く残っています」

Q:今後、強化部でどのような役割を担うのか?
「強化部に籍を置かせてもらい、スカウトでいろんなサッカーを見たり、育成の指導を見たりして、自分の中でいろいろ勉強させてもらいながらやっていくつもりです」

Q:将来的に浦和の監督もやりたい気持ちは?
「そこまではまだ思っていませんが、レッズに入らせてもらうにあたって、これから自分の道が見えてくればいいと思っています」

Q:サポーターへ改めてメッセージを。
最終戦で自分の思っていること、みなさんへの感謝の気持ちを言わせてもらったので、改めて何かは言いづらいのですが、本当に20年間プレーさせてもらい、すごく熱い声援でサポートしてもらったのですごく感謝しています。逆に、ここまで延びてしまって心配をかけた部分もありますが、感謝しています」

Q:現役を終えてみて、やり残した部分はあるか?
「いや、正直、自分の中でもプロとして20年間も現役をやれると思っていなかったので、やり残したということはないです。気持ちよくレッズの会社に残してもらえるので、今後はレッズの力になっていきたい」

Q:今年から背番号6を山田直輝選手が受け継いたが?
「つい最近、直輝の結婚式に出席しましたが、その時に本人から『6番を着させてくださいとチームに言いました』と聞きました。僕はそういう選手に着てもらえるのもうれしかったし、是非気負わないで頑張ってもらいたい」

Q:第二の人生の夢は?
「今は考えられないけど、レッズのフロントの仕事をしていく上で自分の行く道を探せればいいと思っています」

Q:これまで20年、キャンプや大原で体を動かす習慣がありましたが、今は、毎日何をやっている?
「2カ月くらいサッカーをやらなかったことはなかったし、、すごく自分の中でも初めてのことで……。家族と今はゆっくりさせてもらっていました」

Q:ボールを蹴りたい衝動は?
「もう本当に毎日、体を動かしたくてしょうがない感じがしています」

Q:もし家族が現役続行を後押ししていたらどうしていた?
「息子からも現役をやってほしいとまず言われましたし、僕もそれに応えたいというか、僕も現役でやりたいという気持ちもあったので、ここまで(引退会見が)延びました。うまくまとまらなかったので、こういう形になったことを家族に伝えて納得してもらいました」

Q:レッズの選手で良かったと思った瞬間は?
「いろんなシーズンであるのでなかなか出てきませんが、20年間レッズでやれたことが幸せなことじゃないかと思います」

Q:山田選手自身、20年経って時の流れを感じるか?
「過去のいろいろな本などを見ていると、若々しい感じはしましたし、今と比べると体力的にもそうですが、本当に歳を取ったなと実感しました」

以上
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