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●大月弘士代表取締役：
「昨年は『one soul』思いを一つに山雅スタイルへの挑戦というスローガンのもと、皆様方とともに1年間戦ってまいりました。最終節までJ1昇格プレーオフ進出をかけ戦ってまいりましたが、残念ながら7位という成績で終わりました。勝点1という重みを忘れることなく、そして最終戦のあの悔しさをみなさんとともに忘れることなく本年戦ってまいります。

2014年Jリーグ3年目の年がいよいよスタートいたします。チームの強化のほうも昨年主力として戦ったメンバーがほぼ全員残留し、新たに期待のかかる選手を補強することができ、クラブとしても大きな成果につながっていると思います。『今年も松本山雅でプレーをしたい』そんな風に選手が思うのも皆様方の暖かいご声援が大きな力となっていることがわかっております。この場をお借りしまして心から御礼を申し上げます。

本年はクラブとしての目標はプレーオフ進出の6位でございます。最後まで力の限り戦ってまいりたいと思います。

松本山雅は、1歩1歩ではございますけれども、毎年成長を続けてまいりました。その一方で、まだまだ練習場の不足など、Jリーグクラブとしてすべてが整っているわけではございません。2015年の竣工予定である松本市の雁金サッカー場におきましても専用の練習場ではありませんので、育成の組織の練習場も考えますと、まだまだ足りない状況でございます。また、クラブハウスの建設やもっともっとアルウィンがみなさまにとって安全安心で快適に過ごせる球場にするには皆様方のご意見をいただきながら何か改善できる方策を皆さんとともに考えていかなければならないと思います。本年はそんな場をぜひみなさんとともに考えられる場所を作ったり、いろんな新しい取り組みに挑戦する年としたいと思います。

皆さん方も記憶に新しいと思いますが、先日行われた全国高校サッカー選手権の決勝戦、後半残り5分まで０−２で負けていた富山第一高校がアディショナルタイムで追いつき、そして延長戦の末逆転勝ちをいたしました。どちらが勝ったということは別にして、最後まであきらめないあの姿に多くのサッカーファンが、そしてテレビを見ている皆さんが感動した一瞬でございました。我々も最後まであきらめない姿勢で、持ち前の最後まで走り切る姿を皆さんとともに作りながら本年目標のために頑張ってまいりたいと思います。1年間よろしくお願い申し上げます」

＜スローガン発表＞
「One Soul　-走力×創力×総力-」

「『One Soul』は皆様方に親しまれている『思いは一つ』のそんなスローガンですが、サブタイトルとして３つの『そうりょく』を掲げさせていただきました。走る力の走力、昨年以上に最後まで走る力を発揮し、ひたむきに試合に挑んでいります。創造の創る力の創力、あらゆる場面において創意工夫をこなし、クラブの成長発展のために新しいことに挑戦してまいります。最後のみんなの総力。クラブ・ファン・サポーター・地域の皆さんと一丸となって総力を結集して更なる飛躍を目指して邁進してまいります。３つの『そうりょく』を掛け合わせて大きな力に変えていきたいと存じます。本年も1年間ともに戦いましょう。よろしくお願いします」

●反町康治監督：
「こんにちは。遅くなりましたけど、明けましておめでとうございます（笑）。この新体制発表会も私は3回目の経験になりますけど、いつ見ても非常に圧倒されて新しいシーズンがきたんだなという思いがします。われわれチームは10日前から新しいシーズンをスタートさせまして、1週間ほど昨日まで御殿場で第１次合宿をしてきました。これからまた、第2次合宿を清水で、第3次を鹿児島で1か月くらい松本を留守にしますけど、一回りも二回りも大きくなってこの地に帰ってきて、開幕戦のヴェルディに万全の状態で臨みたいと思います。皆さんの熱い声援がぜひとも必要になってきます。一枚岩になってこの1年間戦いたいと思いますので、ぜひともご声援をよろしくお願いいたします」

＜選手代表挨拶＞

●喜山康平選手：
「皆さんこんにちは。今日は寒いなか、お集まりいただきありがとうございます。今年の選手会長に就任しました。僕も発表会に参加するのは３回目になるんですが、また今年も鳥肌が立ちました。素晴らしい雰囲気を作っていただき、新加入選手は早速山雅サポーターの熱さを感じているのではないかなと思います。一次合宿も終わり、これから一ヶ月ほど松本を離れて厳しいトレーニングもまだまだあると思いますが、全てリーグ戦で勝つため、そしてJ1昇格という目標を達成するためであるので、チーム皆で一つになって毎日の練習を大事にして、シーズン最後にサポーターの皆さんと一緒に笑いあえるように頑張っていきたいと思います。開幕戦はアウェイですが味の素スタジアムということで近いと思います。皆さん来てくれますよね？（一同歓声）ありがとうございます。皆で最高の準備をしていきたいと思います。一年間応援よろしくお願い致します。

これで終わりたいところなんですが、最初ですのでちょっと物真似します。
背番号２１に対するエルシオさん。『ムラヤマハ、イツモワラッテルネ』
背番号６に対するエルシオさん。『シュンスケ、イツモフザケテルネ』
背番号１９に対するエルシオさん。『シオハ、イツモモミアゲガナガイネ』。以上です！」


＜新加入選手自己紹介＞

●大久保裕樹選手：
「こんにちは、新加入の大久保裕樹です。そうですね、話すことがあったんですけど圧倒されまくっています（笑）。山雅の練習はすごく厳しいんですけど、これだけ多くの方が応援してくださると思うと、弱音を吐いていられないので一生懸命頑張りたいと思います。J1昇格目指して頑張るので応援お願いします」

●田中隼磨選手：
「背番号３番、田中隼磨です。自分が生まれ育った街この松本に、松本山雅の一員として帰って来られたことを本当に嬉しく思います。これからも新たな挑戦、新しい目標に向かって、ここにいる選手たちだけではなくてファンやサポーターの皆さんも、最後まで諦めずに山雅らしく一緒に戦っていきましょう。応援お願いします！」

●岩間雄大選手：
「背番号１５番、岩間雄大です。玉（林睦実）さんみたいに面白いことは出来ないので……（一同笑）。J1昇格するためにこのチームに来ました。目標を達成するために一緒に最後まで戦ってください。よろしくお願いします」

●棗佑喜選手：
「こんにちは！背番号１８番、棗です。まだ松本の朝の寒さには慣れませんが（笑）これから徐々に慣れて、J1昇格というすごい大きな目標がありますがそこに向かって毎日頑張りますので、共に一年間突っ走りましょう！（最後にマイクに頭をぶつけるパフォーマンス）」

●道上隼人選手：
「こんにちは、今季から新加入しました背番号２６番、道上隼人です。（キャンプ中の捻挫で松葉杖を突いて）こんな姿で申し訳ないです。まずこの怪我を早く治して、一日でも早くチームの勝利に貢献したいと思います。一緒にJ1目指して頑張りましょう」

●松下純土選手：
「こんにちは、慶応大学から来ました松下純土です。一年目から活躍をしてチームのJ1昇格に貢献出来るよう頑張りますので、応援よろしくお願いします」

●椎名伸志選手：
「こんにちは、流通経済大学から来ました椎名伸志です。まず勝利の喜びの前に、ピッチに立ち１点の喜びをサポーターの皆さんと分かち合いたいと思っています。このチームに対して献身的に働き、J1昇格という目標を達成出来るように頑張りますので応援よろしくお願いします」

●柳下大樹選手：
「こんちは、帝京高校から来ました柳下大樹です。このチームにはたくさんの素晴らしいフォワード選手がたくさんいますので、負けじと泥臭く点を取っていきたいです。そしてチームがJ1昇格出来るように貢献したいと思いますので応援よろしくお願いします」

●サビア選手：
「ミナサン、コンニチワ！　セバンゴウ９！　ガンバリマス！」

＜質疑応答＞

Ｑ：田中隼磨選手におうかがいします。この日を迎えて、率直に現在はどんなお気持ちは？
●田中隼磨選手：
「最高です！」

Ｑ：その理由は？
「最高です！」

Ｑ：このサポーターをご覧になっていかがですか？
「１階席から２階席、２階席から３階席、３階席から４階席の皆さん、ありがとうございました！」

Ｑ：背番号３についての決意を。
「もちろん賛否両論ありますけど、自分自身は色々な人の思いや覚悟を背負っていくと決めたので、覚悟を持って背番号３と一緒に戦っていきたいと思います」

Ｑ：岩上祐三選手におうかがいします。完全移籍された今季、Ｊ１昇格のために必要なこととは？
●岩上祐三選手：
「チーム全員がひとつの気持ちを持つことだと思います」

Ｑ：そのために岩上選手自身は？
「１試合１０本ロングスロー投げます！」

Ｑ：鐡戸裕史選手におうかがいします。チームに最も長く在籍されていますが、現在どのような心境ですか？
●鐡戸裕史選手：
「長くチームにいますけど、年々戦う集団になってきていると感じています。そういう中でＪ１に挑戦するチームに入られることを個人としては嬉しく思っていますし、このチャンスを逃さないようにしたいと思っています」

Ｑ：全く異論はないのですが、喜山選手が選手会長に選ばれた理由を教えていただきたいと思います。
●喜山康平選手：
「本当はシオ君だったんですけど、都知事選に立候補する話が出たようなので僕になりました」

Ｑ：反町監督におうかがいします。個性派揃いですが、このチームを一言で表現するならば？
●反町康治監督：
「一言？一言で表現出来ないチームだと思っています」

Ｑ：御殿場一次キャンプについては？
「一人松葉杖を突いている選手はいますが、他の選手はいたって健康で、僕も何年かやっていますが今までで一番良い仕上がりだと思っています。でも大事なのは二次・三次合宿、そして最後の一週間の仕上がりですね。これは松本でやることになると思いますが、一日一日を大切にして、良いトレーニングと良い生活、最高の準備をして開幕を迎えたい。出来れば最初の１０試合で上位に入っていられるようにしたいと思います」

Ｑ：船山貴之選手におうかがいします。金髪を止めた理由は？
●船山貴之選手：
「理由……チームに二人は金髪はいらないと思って。（北井佑季選手を見ながら）悪く思わないで」

Ｑ：塩沢勝吾選手に今季に賭ける思いを、そのもみあげにかけてお話しください。
●塩沢勝吾選手：
「本当にやるんですか（苦笑）。そういうのあんまり得意じゃないんですが……。チームをしっかり揉み上げて、トップギアで頑張っていきたいと思います！」

Ｑ：松本山雅の片山です。新加入選手全員におうかがいします。自分のプレーの売りを教えてください。
●大久保裕樹選手：
「人より目が離れているので、それを生かした視野の広さを使って無失点勝利に貢献するところを見てほしいです」

●田中隼磨選手：
「“松本魂”を見て欲しいと思います」

●岩間雄大選手：
「特に守備面だとおもうんですけど、１対１や球際の強さは意識してやっています」

●棗佑喜選手：
「ヘディングです」

●道上隼人選手：
「一瞬の動き出しです」

●松下純土選手：
「攻守に渡ってハードワークしたいと思います」

●椎名伸志選手：
「ピッチ上を動き回る姿を見て欲しいと思います」

●柳下大樹選手：
「泥臭くゴールに向かって行くところです」

●サビア選手：
「キモチ！」

以上

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