●塩田仁史選手(F東京):
「ミラーゲームになったが相手の長所を消して(佐藤)寿人と石原にチャンスを作らせなかった。自分たちの狙いのサッカーはできたと思います。あと一つで決勝という試合だったので、ガチガチのゲームだったりで、リスクを負わなかった。高い位置でボールを奪いにいきたかったが、相手のいいところを消すことを120分通してぶれずにやりきった。準決勝に相応しいゲームだったと思うし、緊張感もあった。自分も緊張マックスでやりきりました。元日にみんなでいきたいという気持ちが強かった。一歩のところまで手は届いていたのに、多くの人の期待にこたえられなかった。監督も言っていたが、これもサッカーなのかなって。目の前まで勝利が見えていたので、これを糧にもう一歩二歩と強くならないと。こういうゲームができたことに感謝します。心から広島には優勝してほしいと思う。ルーカスとはお疲れと言葉をかわしただけで、何も話せなかった。明日リセットして話したいと思う。今は精一杯整理して話そうとしてるんだけど、整理し切れていない。監督からこういうチャンスを与えられて5試合中4試合が延長。本当にあと一歩だった。ポポ、ルーカス、マツを元日につれていきたかったので、あと一歩が悔いが残る。この大会で持てる力すべてを出し切ったし、サッカーの怖さも知った。もう一歩大人になって成長したい」
●石川直宏選手(F東京):
「苦しい試合をモノにしたかった。最後、オレが外したので責任はある。難しい試合になると思っていたが、決めきることが大事だった。守備は集中していたし、互いの守備がよかったと言えると思う。決めきれなかった、難しさはあった。120分集中した良いゲームだったので、もちろんもう1試合やりたかった。そのゲームがなくなって穴があいてしまった。こういう経験をしてまたチームと一緒に成長したいと思う。この2年間は自分たちの理想を貫く中で、その試合中にいかに修正する能力を身につけるかが必要だった。アクションは良いけど、次の一歩が必要。インプットしてきたけど、これからの理想を追求することを消化して自分なりのチャレンジもした。得られたこともあったけど、失うこともあった。このスタイルを次のFC東京につなげていきたい。あのチャレンジがあったからという風に、歴史を積み上げられたというつながりをつないでいきたい、意味があったと。長く東京にいるからこそ、無駄にしたくない。監督交代でプツッと切るんじゃなくてつながっていく。この2年で自分自身も集大成を見せたかった。次への形をつくりたい。そうやって進んでいかないと納得できない。今年は怪我以外で一番試合に出ていない。やってきたことを結果に躍進につなげていきたい」
●チャン ヒョンス選手(F東京):
「今まで通りのプレーができた試合内容だった。だからPKはとても悔しい。この2年間は今この短い時間ですべて語ることはできない。東京にくる前は、強さで勝負してきた。ここにきてどうやったら、その強さを生かせるかを考えて2年間やってきた。ビルドアップの部分でもこういうサッカーを続けられたことで、うまくなったと思う確信がある。この2年は自分の宝だと思っています。今日は慣れない3バックの真ん中だったけど、広島の特長をうまく消せた。それは自分でも評価したい」
●青山敏弘選手(広島):
「120分で決着をつけたかった。PKでも勝ちは勝ち。今日は良い試合だった。結果は前向きに捉えて次も国立でプレーしたい。決勝も勝つ。何十年ぶりだろうと、ここ2年でジンクスをくつがえしてきた。王者らしさもでてきた。結果で示してこそそれが言えると思う。PK失敗は良い勉強になった」
●西川周作選手(広島):
「PKは初めはタイミングがあわなかったので、立ち位置を変えた。ストップしたのは得意な方に飛んだ。自分を信じて良かった。120分みんなが足をつりながらも頑張ってくれていた。だからPK戦は自分の見せ場、ご褒美だと思っていた。チームメートには3本止めると約束していたから、裏切らなくて良かった。キッカーとしても自分を信じていた。メンタルをうまくコントロールできたと思う。プロになって初めてPKは蹴った。F東京の応援をバックにPK戦ができたことは良い経験になった。すべては代表でゴールマウスを守ることにもつながっていく。イメージはアジアカップの(川口)能活さん。3本止めたときに勝利を確信した。ここで負けたら終わり。このメンバーで素晴らしい大会で最後に喜びあいたい。みんなで年越ししたい。F・マリノスには勝てていないので、モチベーションになる。リーグを優勝したが、完全優勝だと思っていない。だから決勝ではチャンピオンの力を証明したい。あと一つ。良い準備をしたい。決勝は、選手としてこれまでTVでしか見たことがなかったので、TV画面の中でプレーできることを誇りに思う。90分無失点にこだわって勝ちたい」
以上
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