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【第93回天皇杯 準決勝 横浜FM vs 鳥栖】樋口靖洋監督(横浜FM)記者会見コメント(13.12.29)

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●樋口靖洋監督(横浜FM):
「ちょうど1ヵ月前、このスタジアムで、ファン・サポーターに非常に悔しい思いをさせてしまいました。
今日、ピッチに選手を送り出す最後の言葉は、『1ヵ月前の悔しさ、残念な思いを何としても晴らそう。そしてファン・サポーターの人たちと一緒に元日に向おう』というものでした。
選手たちは本当に集中して戦ってくれました。難しい試合になると予想していましたが、しっかりと冷静に戦って結果を出してくれたと思います。
鳥栖さんがリーグ戦の終盤から先週の川崎F戦まで、6勝1分けとほとんど負けずに連勝を重ねています。そんな勢いのある相手に対して、我々がどこまで自分たちのスタイルで対抗できるかということだったと思います。とくにセカンドボールを、しっかりと跳ね返して、奪って、前に出るという部分で、守備に関しては、私はほぼ徹底してできたと思っています。
選手たちは、ボールへの執着心、あるいはいわゆるセカンドボールを拾うという集中力、これを徹底してやってくれました。この部分は、高く評価したいと思います。
決勝戦は、残念ながら藤田(祥史)選手が出場停止となります。彼の分まで、全員が力を合わせて、何としてもタイトルを取って、このシーズンを締めくくりたいと思います。頑張ります」

Q:前半、中村(俊輔)選手が後ろめにポジションを取っていたようでしたが、これは監督の指示でしょうか?
「どのポジションか、どのへんの位置でプレーするかという点については、俊輔が下がったら中町(公祐)が前に出ようとか、そのローテーションの話はしていました。ただ、前半の半ばに、ちょっと全員が下がりすぎて後ろが重いとハーフタイムに話をしました。ローテーションをもっとスムーズにして、トップ下に近いところの位置に必ず誰かがいるというようにという指示をしました」

Q:これで21年ぶり、日産時代以来の決勝進出となりますね。
「日産自動車サッカー部のOBの一人としては、Jリーグが始まる前は、天皇杯の日産といわれるくらい、元日は必ずあそこにいたという記憶があります。OBの先輩の方々とお話をさせていただくと、元日が楽しみだと、よくうかがっていましたので、まず皆さんをそこに連れて行くことができて喜んでいます。今度は何としてもタイトルを取りたいと思います」

Q:藤田選手が出られない状況など、決勝戦に向けてのポイントは?
「まずは、コンディション、中2日しかないので、ケガ人も含めてコンディションをどこまで戻せるかという中でやっていくしかありません。FWについては、FW登録は端戸仁しかいない状況ですが、彼も天皇杯に向けての2週間トレーニングでFWとしてやっています。藤田とは違う彼の持ち味を発揮してくれればいいと思っています」

Q:もう少し相手の裏に向ける動きをという点ですが、具体的には?
「サイドにうまく起点ができた時に、斜めに出て行く動きをトレーニングでも強調しています。ここで相手のサイドバック、ディフェンスラインを後ろ向きにさせたい。そして、もういっぺんポイントを作れれば、シーズン当初から言っているペナルティエリアのカドを取ろうということがスムーズにいくはずです。特に今日のようなブロックをつくる相手だと、どうしてもブロックの前では動けるのですが、その裏が取りにくくなります。そのためには、そこに出て行って流し込むというのが、ブロックの後ろを取る重要なポイントの一つだと思っています」

Q:そういう意味では、今日の先制ゴールは理想的な形ではなかったでしょうか?
「そうですね。ボールの奪い方から、カウンター気味に出て行って、最後のところで人数が多く絡んだという部分では、非常にきれいに崩せたかなと思います。テンポよくボールが動いた分、非常に良かったと思います」

以上
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