2013シーズン最大のサプライズと言えるかもしれません。これまで、J2新規参入クラブはＪ初年度に常に苦戦を強いられてきました。開幕前の予想では当然のように長崎の成績を危惧する声も多かったのも事実です。ホーム開幕戦の相手がガンバ大阪。まるで万博かというようなガンバサポーターの大声援に圧倒され、チームもサポーターもＪリーグの洗礼を受けました。

しかし、第4節・ホームでの富山戦でＪ初勝利を挙げると、そこから11試合負けなしの快進撃で３位まで順位を上げます。その後も抜群の運動量とチャレンジャー精神で上位を常にキープし続け、リーグ戦を6位でフィニッシュ。参入初年度でのJ1昇格プレーオフ出場という史上初の快挙を成し遂げました。残念ながらJ1昇格プレーオフ準決勝で3位・京都と引き分け、プレーオフ決勝進出はなりませんでしたが、2013シーズンの長崎の戦いは歴史と記憶に刻まれることは間違いありません。

また、好成績を収めたチームに負けず、マスコットのヴィヴィくんもＪ1年目の新人ながら、抜群の存在感を発揮しました。開幕前のイベントではＪリーグマスコット総選挙・初代センターを務めたベガッ太先輩にお土産を渡す気配り力で注目を集め、その後もあの愛くるしいフォルム・笑顔・動きでホームのサポーターだけでなく長崎を訪れたアウェイサポーターをも虜にしました。

また、昨日発表された第2回 輝く！Jリーグマスコット大賞では堂々の最優秀新人賞を獲得。
チャンポン、カステラに続く、新・長崎名物として、今後の活躍にも注目が集まります。

以上