●ペトロヴィッチ監督（浦和）：

「両チームとも、いいゲームができたと思います。前半は相手に対して前からプレッシャーをかけていくことをチャレンジしました。早い時間に失点しましたが、2点目を取られるまでは攻守の切り替えが早くアグレッシブに仕掛けることができました。練習でクロスからの攻撃をやっていたので、今日もサイドから多くのチャンスを作ることができましたが、今日はそれを生かすことができませんでした。1-1に追いついた後、選手たちは相手にプレッシャーをかけるべく2点目を取りにいく姿勢は持っていましたが、残念ながら
得点した後にすぐ2失点目を喫してしまったため、落ち着きをなくして、リスクをかけすぎたりバタバタしてしまった。すぐに失点したのが痛くて、ペースを乱すものでした。

２点目を取られるまではいい戦いができていました。アグレッシブで攻守の切り替えの早い攻撃的なサッカーを見せられました。それは一歩前進だと思います。今日の敗戦に対してネガティブな意見もあるかもしれませんが、この敗戦で我々が今まで積み上げてきたものが崩れてしまうわけではありません。今日のゲームでも自分たちの成長を見ることができましたし、一歩前進したゲームを見せられたと思います。残り2試合も自分たちのサッカーをして最後まで戦っていきます。もちろん皆さんはがっかりしていると思いますが、最後まで全力を尽くした選手たちがもっともがっかりしています。最後に、今日も素晴らしい雰囲気を作ってくれたサポーターに感謝しています。皆さんもがっかりしていると思いますが、サポーターの皆さんと共に最後まで一緒に戦っていきたいと思っています」

Q:2失点目は守備の人数が足りていたなかで失点したが？
「仙台戦の3失点目もそうでしたが、クリアボールが相手の目の前に転がってしまいました。確か、セレッソのクルピ監督もＦ東京戦後にコメントしていましたが、私は日本で6年仕事をしていますが、なかなか日本のサッカーは分からない。どのチームが勝利してもおかしくないリーグです。先ほどの質問に関しては、私は集中力の問題だと思っています。まあ、全ての質問に対して正直に答えないのも監督の仕事です。何が言いたいかわかると思います。思っていることをすべて公の場でコメントしては、長く監督の座にいることはできないでしょう」

以上