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【J1:第31節 仙台 vs 浦和】手倉森誠監督(仙台)記者会見コメント(13.11.10)

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●手倉森誠監督(仙台):
「『31節の大トリで、優勝を争っているレッズという、いやがおうにも燃えるシチュエーションが作られたなかで、激しいゲームになる。何としても、首位奪取を目指す浦和に対して、激しいゲームをしっかり挑もう』という話をして挑みました。
今日のゲームを振り返って、非常に攻守のバランス、戦術的にもメンタル的にもものすごく揺れ動いた。またそのバランスを整えて戦うのに難しさを感じたゲーム。お互いにそうだったのかなと思います。開始直後に1点を取られて、リードしたことで守備意識が高まった我々に対して、浦和はアタックで攻勢に出られました。すかさず同点にされた後に、守備に追われた我々がそれに焦れてセットプレーで失点してしまいました。
ただし、後半に少し、まずは守備の入り方、システムを変えて4-2-3-1にしてどんどん出ていこうという話と、攻撃でもう少し、(ボールを)取った瞬間にアクションを早く起こそうと。レッズはリードをして迎えた後半、守備意識が高かったのだろうなと思います。我々は守備から攻撃というところで、逆にボールを持てる時間が長くなって、最初のフリーキックで同点にできたこと、そして後半の45分はピンチもありましたけれど、基本的にシュート数も上回りました。
あの3失点目が、非常に勝ち負けの部分を考えればもったいなかった失点でした。クロスを上げられる前に寄せていれば何とか防げたのかなということに対して、あれがなければ勝点3というものも見えてきたゲームだったのですけれど。ただ、取られた以上、それでも追いつきたいという仙台の選手たちの必死さというところが、同点というかたちにつながって、意地を見せられたゲームだったのかなと思います。
勝てないで残念ですけれども、今日の後半のような意欲的なサッカーを残りの試合でしっかり示して、最後に勝って終われるようにしたいです」

Q:点を取るための交代選手は3人とも、空中戦というより地上戦タイプの選手でした。全員がボールをよく動かすうえでの貢献をしましたが、投入の意図は?
「浦和がリードして迎えた後半に、守備意識が高まって、同点にされて少し消沈したところで自分達が(ボールを)握れていたぶん、まずは間でつなげられる、そしてあの組織をはがせる選手をどんどん投入していきました。前半に逆にああいうかたちで苦しめられていたぶん、逆にやり返そうという思いで彼ら3人を代えました」

Q:最後のフリーキックでのトリックプレーはどういう判断によるものでしょうか?また、今季初の二連敗を土壇場で阻止した粘り強さについてどう思われますか?
「今季初の二連敗を阻止したというより、二連敗していないことの方をやっぱり言ってほしいのですが(笑)、二連敗をしないというところが我々の持ち味だというところだと思います。自分も試合を見ていても負ける気はなかったし、何かが起こせるなというエネルギーを選手たちから感じていたので、そこにまたサポーターの思いというものも伝わったと思います。
『ここ、宮城スタジアムのところは、震災が起きたときに、(遺体)安置所などで役立った場所で、魂が運ばれたスタジアムだと。そのなかで自分達は魂を込めて戦うんだ』という話をしたなかで、後半は魂のこもったプレーをしてくれたと思います。その思いが乗り移ったんだろうなと。
3点目のフリーキックに関しては、角田はつなぎたかったと。だけれども角田を上げるというときに、浦和の選手はみんな大きなボールが来ると思って、ボールに背を向けて準備をしてくれていたと。そこを武藤と梁が見逃さなかったというところで生まれたゴールだったと思います。本当に、あの状況判断というもの、クリエイティブさが必要なのがサッカーなのだと思いました」

以上
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