●柳下正明監督（新潟）：
「90分ほぼ自分たちのリズムでクレーバーに試合ができた。自分たちのというのはアクションを起こすことで、守備は前線からボールを奪いにいく。攻撃はマイボールになれば前のスペースに飛び出してボールを動かす。今週やってきたことがそのまま出せた。選手がいいプレーをしてくれた。今季の残り３つ、今日のような試合をしてひとつでも順位を上げたい」

Q：今季21得点目のゴールを挙げた川又選手ですが、成長している部分は？
「得点を取れているのはいいポジションにいるというのは間違いない。ゴール前で落ち着きを出せるようになった。その２つはいいが、自分から動き出すことが少ない。味方が作ってくれたスペースに飛び出すことやオフザボールの動きなど。ただ、守備は集中して自分から動くようになった」

Q：前半から長いボールを使った意図は？
「大分が前からプレスをかけてくると思っていた。相手のボランチがウチのボランチにマークしてきたので、CBふたりに２トップで仕掛ければいいと思ったし、SBの背後を起点にするのは狙っていた。ウチのボランチがセカンドボールを拾えたし、前にいくスピードがあるのでサポートできた。大分が中盤にスペースを空けたので自由に使えた」

以上