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【J2:第39節 長崎 vs 栃木】高木琢也監督(長崎)記者会見コメント(13.11.03)

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●高木琢也監督(長崎):
「今日はずっと帽子を被ったまんまだったので、このままで良ろしいでしょうか?すいません(笑)。まず雨の中でこんなに多くのサポーターが来てくれ、あの声援を頂いたことと、選手たちにまず感謝したいと思っています。前節があまり良い内容ではなく、そこからの立て直しといったゲームだったのですが、前節よりアグレッシブさがでてきた。改善点では守備でのスライドがありました。今日は思い切って前から行ってくれましたが、当然、セカンドボールへの対応や行くことによってこぼれたというシーンが見られた。良い前半だったと思います。ボールを奪った後、相手の選手が我々のサイド選手に対応する際に守備の特長がありましたが、そこを突いて真ん中でボールを動かせた。ストーリー的によかったです。選手たちは次の千葉戦に向けて良いイメージを持てたと思う」

Q:幸野選手がゲームキャプテンをしていましたが?
「あんまり大きな意味はないのですが、キャプテンを変えることによって何か変わるのでは?といった私の冒険心です。もうちょっと頑張ってもらいたいという思いをこめてつけてもらったのです。時に良く変えているので良く見ていてください」

Q:後半は押し込まれましたが?選手交代の流れは?
「栃木さんは最終的に3バックになってしかもボランチ1枚。パウリーニョだけだったのですが、3枚の前に居た。前線に人を増やしたという形になったのですが、その前にも2人のサイドハーフもかなり前線に張るような状況ができていたので、そこで最終ラインにはボールを奪っても早く前に行き過ぎると、サイドハーフの攻め残りがややある。ボールを取ってから攻め上がる時間はあるので、サイドのケアをするように言いました。選手交代に関しては体力的に厳しかったので水永翔馬を入れてターゲットとして頑張ってほしかった」

Q:守備ではクリスティアーノ、サビアを抑えていたが?どういう印象ですか?
「ボールを奪って守から攻になった時に遅かったり、ファジーなポジショニングをとるとやられる。はっきり付くというのは前節ぐらいからできている。そこまでタイトな話はしていなかったんですが、今日のピッチはすべるので攻めているときはサッカーボールだけど、競りあったり、混雑時はラグビーボールになる。ヘッドダウンせずに早くボールを切るよう意識してくれと伝えました」

Q:幸野キャプテンの評価は?
「もっとシュートを打ってほしかった。ボールを引き出すことも上手く、前を向ける。ただ前を向いた後のプレーに課題があるんですね。パスは比較的正確なパスを出せるんですが、そのパスを出した後どうそのボールに絡むかということをクリアしていかないといけない。一番簡単に言えば、今前線でプレーしていますが、認められるには点を取らないと認められない。そこに対して彼は向かっていく過程だと思う。そこでもっとストライカー的な資質を持ちながら中盤のプレーもしてほしい。欲張りですが、年齢も年齢なんでまだまだです」

Q:DFとGKがお見合いした理由は?
「2回ですね。危なかったのは1回です。ただ、正直、本人に聞かないとわからないですね(笑)。おそらくバウンドさせたことが原因でしょうし、GKのコーチング不足があるかもしれません。スタートの出方が悪かったという話になると思います。ただ私にはわかりません」

Q:今日勝利したことで勝点61(富山)を超えて、(J2初年度のチームとして)過去最高勝点での残留ができましたが?
「当初の目標をクリアできてよかったです。実はJ2も毎年レベルが変わって、非常に勝つことが難しいリーグになっています。そういう意味で、富山が最高勝点したときよりレベルも上がっているので価値がたくさんあると思いますが、あくまでも記録を作ることより上を目指すことが我々にとっての目標です。通過点として起こったことは良いことですが、だからと言って我々に何か優位に働くことはないので(笑)。選手達が頑張った成果です」

Q:残り3試合の平常心。メンタル的に火をつけていくか?
「特に選手達の気持ちをコントロールして臨もうとは思わない。我々がやれることを模索してやっていこうと思う。ちなみに昨日、練習の後に雲仙の温泉に入って非常にリラックスできた。今後はそれもありかなと思っています」

Q:J1昇格プレーオフへの抱負を?
「僕自身も長崎に来て、この時期にプレーオフに進出できる可能性があることは幸せなことです。選手たちもそれを感じてやっていると思います。気負うかはわからないが、自分達のスタイルを最後まで出して、もちろんプレーオフに出る。それが今は目標です。選手たちも一生懸命頑張ってくれている。我々だけではなく長崎の力を見せていきたいと思っています。なのでメディアの皆様の力を借りたい。今日は特にスタジアムは沸きました。これは相手にとって脅威です。もっともっとこういう力を持っているという証を示してくれたので、もっと大きなものを期待している。我々もいいものを提供できるように考えています」

以上
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