●田中順也選手（柏）：
「国立は改修が決まっていますし、あと何回ここでできるか分からないですよね。本当に素晴らしい場所なので、そういうピッチで試合ができるということを大事に良い思いを残したいと思います。天皇杯と同様、またタイトルが獲れるように、頑張ります。
（国立での思い出は？）僕自身は高校でも国立でプレーした経験が無いですし、プロになって初めてプレーしたんですけど、天皇杯で優勝して表彰台までの階段を登った経験と、表彰台の上からの光景を体感することができて、本当に素晴らしいものだなと思ったし、そのチャンスが明日あるので、また階段が設置されているのを見て、またここを登りたいと思いました。景色が違いますからね、あの上に立って、カップを掲げたときの『やってやった』という気持ちは。明日は後悔しないようにしっかりと準備をして、結果が残せるように頑張ります」

●茨田陽生選手（柏）：
「選手の入れ替えなどは多少ありますが、チーム全体の力を底上げしたいと思っています。決勝という舞台では、いつも以上の力を発揮できると思いますし、レアンドロとはもう3年もずっと一緒にプレーしているので連携面でも問題ないと思います。あとは試合が始まってみてどうかというところです。浦和は個々の力がある選手が多いのでなるべく1対1の場面は避けて、有利な状況に持っていきたいと考えています」

●近藤直也選手（柏）：
「メンバーが代わってもやることは変わらないし、戦術もはっきりしているので、誰が入っても同じように出来ます。逆にいつもと違うメンバーが入ったときに、その選手が持ち味を出してくれればチームとしてはプラスになると思うので、ポジティブに考えています。
（先週からの修正点は？）試合はやってみないと分からないですからね。先週の失点シーンなどはポジショニングが原因だったりするので、確認はしました。後は試合でどれだけできるかということだと思います。試合になると、細かいところはズレが出てくると思うので、そこは声をかけながらできればと思います。（高揚感は？）今はまだ無いですね、これからパーティー（前夜祭）なので。
（興梠選手については？）そこが一番のポイントだと思いますし、興梠選手が入る、入らないでは浦和の攻撃は全く変わってくると思います。そこをどれだけ抑えられるかがポイントですし、動きが多い選手なので、受け渡しの場面はしっかりと声を掛け合っていきたいです」

●クレオ選手（柏）：
「明日の決勝に関しては、チームとしても、個人的にも、とても自信を持っています。浦和については今まで何度か対戦しているので、知っているつもりです。先週も試合をしましたし、あまり深く考え過ぎる必要はないと思っています。自分たちはしっかりと準備をしていますし、先週の試合でも前半の途中以降は良い試合ができました。レアンドロはとてもプレーのクオリティが高いですし、明日は彼が助けてくれるでしょう、僕らのコンビネーションも問題ありません」

●工藤壮人選手（柏）
「全員で練習して高まっていますし、国立の雰囲気を感じて、早く試合がしたいです。
リーグ戦で先日浦和と戦った際に手ごたえはつかんでいますし、個人的にもゴールをとれたので、いい感じで臨めると思います。決勝という一発勝負ではメンタルの強さが関わってくると思うんですが、カップ戦に強いレイソルというところをみせたいです。

明日は本来持っている技術を出せるかがポイントになると思いますけど、レイソルが初めてとったタイトルがヤマザキナビスコカップという事もありますし、毎年臨んできて（勝ち抜く）難しさもわかっていますけど、決勝まで来たことで喜ぶのではなくて、勝ってサポーターと喜びたいです。

サポーターの量では浦和かもしれないですが、（柏サポーターには）質で期待しています。レイソルに関わる全ての人のために戦って、絶対に優勝を勝ち取りたいです。

今年はずっと厳しい戦いをしてきましたけど、ACLでも結果を出せずに悔しかったし、毎年タイトルを取ってきている自信もあるので、もう目の前までカップが来ていますし、それを掴めるかどうかだと思います。明日に向けて全員がいい準備をしているし、勝ちとる自信はあります。自分としてもゴールを奪って優勝に導きたいと思います」


●レアンドロドミンゲス選手（柏）：
「明日は決勝ですし、先日のリーグ戦とは違う結果を残すために準備してきました。
浦和は簡単な相手ではありませんが、この一戦にかける想いは我々の方が上だというところをみせたいと思います。
（怪我から復帰したばかりですが現在のコンディションは？）ブラジルで手術をしてゼロからメディカルチームに見てもらって、ここまであげてきました。まだ理想的な状態ではないですが、強度の高い練習も積んできましたし、自信はあります。今日も練習試合もできましたし、コンビネーションも確認できたので。チーム自体の準備もできていますし、それに自分も乗っていきたいと思います」

●渡辺博文選手（柏）：
「（いよいよ大一番ですが？）いつも通りで何も変わらないです。天皇杯決勝（第92回天皇杯）の時も決勝という舞台でもいつもやるモチベーションだったので、その辺は今回も変わらずやりたいと思います。
（出場停止やけが人などがいるが）普段から監督のサッカーは浸透していますし、誰が出てもやることは同じ。主力＋けが人が出て何人か明日は出られませんけど、（今まで）出られなかった選手がどれだけ力を発揮できるかと、いままでスタメンだった人たちが＋アルファこの決勝を楽しめるかが大事になってくると思います。もちろん緊張はありますけど、（満員のスタジアムで）決勝を戦えるのは2チームしかないので、まずそれを幸せに思って、プレッシャーとか声援を楽しんで、自分の雰囲気に持って行くというのが決勝に臨むうえで大事だと思います」

●増嶋竜也選手（柏）：
「個人的に決勝という舞台が初めてなんです。天皇杯もナビスコも全部含めて準決勝とかで敗退していたので…楽しみです。チームの雰囲気がいつも通りというか、（決勝に）慣れているのかなと。この一週間どんな雰囲気になるのかなと思っていたんですけど、普通だったのでいい雰囲気だと思いますけど…出たいですね。緊張するタイプでもないですし、一発出せたらいいですね。レアンドロも帰ってきて、ここで結果を出して次につなげたいです」

以上