●城福浩監督(甲府):
「多くのサポーターが来てくれて中銀スタジアムが満員に近いかたちでやれる、毎試合であればいいんですが、何試合かに1回こういう機会が訪れて、その中で選手が気持ちを込めたプレーをしてこの地でサッカーが盛り上がるサイクルに、勝てばもっとできたと思うのですが、最後勝ち切れなかったのは正直残念です。確かに、最後の10分、我々がゴールライン上でボールを阻止する場面があったことは認めますが、前回の対戦での90分のなかでは勝負にならない、力の差が歴然とした試合。このことを考えると選手はあれ以降いろんなことに向き合いながらトレーニングに励んであれから我々がどこまで進歩したかを計る意味では絶好の相手と思っていました。負ける可能性もあったが、勝てる可能性もあったことをほめてあげたい。あれだけ精いっぱいやった選手に勝点3をあげたかった」
Q:勝点1を加えて湘南との勝点差が5から6になりました。これを踏まえ、今日は先制したけれど勝てなかった勿体ない悔しい試合なのか、貴重な勝点1をあげた試合のどちらの印象が強いのか
「勝点が1つでも積み上がることは残留にむけて大事なことで、まして湘南との5の差が6になる、得失点差を考えると2試合以上の差になるということを強く認識してトレーニングをしています。だから我々は勝点3を取りに行くサッカーで思い切って攻撃をする、そんな気軽な状況じゃない。18チームのなかでもっとも重圧を背負ったチームということを共有している。その重圧のなかでトレーニングして、プレーして試合に臨むことの繰り返しのなかでのご褒美だと思うし、もらえて当然のことを選手はやってきたと思います。これで何かが決まった訳ではないと思うので、同じように最も重圧のかかるチームとして今が成長の機会だと思うのでこれまでのように準備を続けて行くだけです」
Q:今日の守備のどこが一番頑張れたのか、勝点1につながったのか
「一つでは言えないが、前半少なくとも相手にチャンスらしいチャンスは与えなかった。それにはF東京の攻撃のスイッチがどういう形で入るのか我々の中で研究してきましたし、そのスイッチの入る前のボールを極力入らせないようにした。中盤の守備でも、最終ラインの守備でもやりました。ただ、そういう守備を90分間やり続けることはほぼ不可能なので、攻撃で自分達がカウンターを仕掛けることと遅攻でコンディションを整える、息を整えるところとのメリハリをつけないと(いけない)、というのはずっと我々が抱えている課題でした。パトリックがいないので、カウンターの形がいつもと違うので連動しないといけない。個でいけないので2〜3人で行くということはそれだけ前にエネルギーをかけるわけで、精度を上げないと2〜3人がいっぺんにエネルギーを使い果たすことになる。このコンビネーション、意識の統一は準備してきたつもりです。守備はこれまでやってきたことをやり続けるのか、60分で終わるのか、70分で終わるのか、90分持つのか、意識は変わらないが体力の問題で、そこを解決するのが我々の攻撃の質だと思っているので、毎試合攻撃の質がどれだけ上がったのかが、僕らの戦いになる」
Q:(失点した)あの時間帯、押され続けて体力を回復できなかったことでそうなるのか?
「反省でいえば、誰かがアプローチに行けばよかったということになるが、あの10分間の時間帯になってしまったのはあの前のところでもっと失わずマイボールで息を整えられた、遡ればそういうことはいっぱいある。まだ何も決まっていないので(勝点1に)嬉しさはないが、やれることをやった、やってくれた選手がいて、支えてくれたサポーターが大勢いたので彼らの前で勝点3をよろこびたかったです」
以上
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