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【J2:第35節 横浜FC vs 岐阜】プレビュー:J1昇格プレーオフ圏内へ勢いを増したい横浜FCとJ2残留のために勝点3が欲しい岐阜が三ツ沢で激突(13.10.23)

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うだる様な暑さを過ごした夏はあっという間に過ぎ、気づけばもう10月も下旬。J2リーグは昇格争い、そして去年から始まったJ1昇格プレーオフ圏内をかけた戦いに多くの注目が集まる時期となり、また、その裏にある残留争いも熾烈になってきた。
そんな中、「プレーオフ圏内」入りを目指す横浜FCが、ホームに「降格圏内」を早く脱したい岐阜を迎える。

この試合は、9月29日にJ2第35節として行われる予定だった試合のひとつであり、当時、ニッパツ三ツ沢球技場が芝の養生などで使用出来なかった為、このタイミングでの開催となった。どのチームも、残り試合数と勝点差を具体的にカウントし始めた今、両チームにとって、連戦ながらも「1試合多い」ことは大きなアドバンテージであると捉えることが出来るだろう。

現在、横浜FCは6試合を残し現在13位で勝点48。プレーオフ圏内の6位とは勝点で12の差がある。「勝点差を気にしない…ということはないが、ウチはただ一つ一つ勝っていくことでしか、上との差は縮められないので」と、横浜FCの選手は口々に話す。チームを率いる山口素弘監督も20日(日)からの3連戦(横浜FCと岐阜のみ)で「もちろん勝点9を目指す」と話したものの「ただ、1試合1試合を、目の前にある試合を全力で戦う。先がどうなるかなんて誰も予想できない」と続けた。
6試合負けなしのチームだが、1試合を通してのシュート数は決して多くない。前節の徳島戦でも、徳島のシュート数が10本だったのに対し、横浜FCが放ったシュートは僅か3本。山形戦(8本)、愛媛戦(7本)を振り返ってもそうであるように、攻撃で大きく上回っての勝利ではない。ただ、横浜FCは失点38と、首位の神戸(37失点)に次ぐ失点の少なさでもある粘りの守備で、僅差の試合をものにしてきている。

一方、現在21位につける岐阜。自動降格(※)の22位との勝点差はわずか「2」。失点は70と、リーグではワーストではあるものの、チームはリーグ後半、新たな選手の加入などもあり、神戸や岡山を相手に勝利、また千葉に引き分けるなど、良い戦いを繰り広げる試合が多いことは特筆すべき点である。それらの試合を見ても、こちらも全員で粘り強く戦って勝っている印象が強い。今季の開幕戦での岐阜-横浜FCの戦いでは横浜FCが2-0で勝利したものの、岐阜の粘り強い守備を前に横浜FCはなかなかゴールを割ることが出来ず、その均衡を破ったのは試合も佳境に入る80分のことだった。横浜FCの山口監督も「開幕戦からはガラリとメンバーも変わっているけれど、安定した戦いをしている」と警戒する。

プレーオフ圏内に向けて勢いを増したい横浜FC。J2残留のためにも是が非でも勝点3が欲しい岐阜。中2日で迎えるこの両者の戦いは、お互いにとって、決して落とすことの出来ない一戦であることは間違いない。
「昇格を最後まで諦めたくない」という気持ちが上回るか、「絶対にチームを降格させちゃいけない」というモチベーションが上回るか。1ヶ月半ぶりの三ツ沢で、熱い戦いが繰り広げられる。

※自動降格となる条件の詳細はJリーグ公式サイトをご確認下さい

以上
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