●樋口靖洋監督(横浜FM):
「4万人近いファン・サポーターの皆さんが駆けつけてくれた、今日の大一番で、しっかりと勝ち切った結果を非常に嬉しく思います。選手たちが今日のゲームに向けて、本当に集中力を高めて、ゲームに向かう良い準備をしてくれました。今週、我々は3連戦で3つのタイトルに挑もうということでゲームを戦ってきました。残念ながらヤマザキナビスコカップは決勝に進むことはできませんでしたが、結果的には3連勝と、三兎を追いかけて、結果として二兎を得ることができました。
ゲームの内容に関しては、広島さんのパスワーク、特にツーシャドー、ワントップにボールが入ったときの、連動性の高さ、あるいはサイドを使っての迫力を警戒していました。選手たちにも、今日は我々のスタイルで戦って相手のスタイルを消そう、相手に合わせることなく自分たちのサッカーで消そう、と話していました。結果は上回れましたが、やはり広島さんは力があるということも実感しています。
残りリーグ戦は5試合です。まだまだ混戦が続くと思っています。常に良い準備をして、良いゲームをして、良い結果を出せるよう、集中して準備したいと思います」
Q:兵藤、ドゥトラというレギュラー2人がいませんでしたが、代わりに出た選手たちの評価は?
「(佐藤)優平に関しては、柏戦からこれで3戦連続先発出場しています。非常に運動量が多く、攻守に渡ってボールを引き出す、あるいはボールを追いかける動きができています。
奈良輪は、JFL時代は本来のポジションである右サイドバックでプレーしていました。今日も慣れない左サイドバックにもかかわらず、非常に良いポジショニングと、ミキッチ選手のドリブルに対して良い距離感で寄せていました。守備に関しては、ほぼパーフェクトと評価しています。
もちろんドゥトラや兵藤とは違うタイプの選手なので、彼らと同じプレーは要求していません。彼らとは違う自分たちの持ち味を出しているという点も、高く評価したいと思います」
Q:後半の攻撃面での具体的な指示を教えてください。
「広島さんがちょっと下がって5−4のブロックをつくるのは、試合前から想定していました。ペナルティエリアの角まで、サイドで起点をつくろうという狙いがありました。実際、(齋藤)学が点を取ったのも左サイドで数的優位からコンビネーションをつくって切り崩した結果でした」
Q:齋藤選手が前半は左サイドに固定せず、広範囲に動いていました。後半は、左サイドからの仕掛けに集中していたように見えましたが、ベンチからの指示でしょうか?
「試合前から、彼には、ミキッチをどれだけ守備に引っ張れるかが勝負だよ、と話していました。正直、前半は全体が裏を狙う意識は良いのですけれど、動きすぎた感じもありました。後半は、良い幅を取りながら相手を引っ張れたと思います。しかも(ボールを)取ったときに、彼が効果的に起点になれるなど、後半は持ち味が出せたと思います」
以上
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2024年11月30日(土)14:00 Kick off