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【J2:第36節 富山 vs 熊本】池谷友良監督(熊本)記者会見コメント(13.10.06)

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●池谷友良監督(熊本):
「すごく大事な一戦だった。勝点の近い者同士で、勝つことで大きく前進できる。試合内容はともかく、勝点3を持って帰ろう、と言って選手を送り出した。
富山は前からプレッシャーをかけ、縦に速く攻める。うちが一番苦手にしているタイプ。相手のストロングポイントをどう消し、自分たちの良さをどう出すかがテーマだった。前半によいかたちでリスタートから先制して、2点目も取ることができ、いい運びができたと思う。
ハーフタイムには、2−0が最も危険な点差であるから後半の立ち上がり15分はリスキーなプレーは避けて、まず守備から入ることを指示した。どう3点目を奪うかというプランニングはあったが、富山の圧力と自分たちの守ろうというメンタリティーによってどうしても押し込まれてしまった。この何試合かもそうだったが、押されている中でなんとか耐えていける感じが出てきている。最後で足に当てたり、寄せたりしているから相手がシュートを外している。そこが格段に以前よりも上がっていて、今日も必然的にこういうかたちで逃げ切れたのかなと思う。DFラインを含めて自信を持たせていきたい。
けが人がでたのが少し残念。ちょっとグラウンドがふかふかの状態で、足をとられたりしていた。けがにつながりかねないプレーも多かったので、芝の状態を改善していただけたらと思う」

Q:開始直後に原田選手が負傷交代し、代わって高橋選手が最終ラインに入って吉井選手がボランチに上がった。
「原田は芝に引っかかったようなのだが足をもっていかれるかたちになり、ふくらはぎを痛めた。(前半4分の)あまりにも早い交代だったので動揺はあったが、あの形はトレーニングでもやってきたのでスムーズに最終ラインも移行でき問題はなかった。(高橋)祐太郎はCKから先制点を挙げて、最後の守るところでも足に当てるなど彼の良さ、粘り強さを出してくれた」

Q:富山の前節ハットトリックを達成した苔口選手への対応をどう指示したのか。
「スカウティングをし、苔口選手の特長は分かっていた。基本はチャレンジとカバー。縦に入られるのは怖いが、外に逃げるのはサイドに押し出せる。うちがプレッシャーをかけにいっても最終ラインからボールを入れられると考えていて、コンパクトにしてボールを奪えたら最も良いが、そこは前へ前へと意識するよりも裏狙いがあるのである程度引いて対応するようには指示していた。うまくやってくれたと思う」

Q:この勝利で残留争いから一歩抜け出した。残り6試合をどう戦いたいか。
「自力で抜け出すチャンスだったので、確かに大きな勝点3だ。最下位とは11ポイント離れたので、少し余裕を持って戦える。ここから自分たちの良さを出していきたい。(残り試合は)上位との対戦が多いが、逆にはめやすい。理詰めにやってくる、上位のチームとのほうがやりやすい感がある。3つぐらいは取りたいなと思っている。ガンバと対戦しても勝てないわけではない。波乱、旋風を巻き起こせたらよいと思う」

Q:その気持ちを選手たちにも伝えたのか。
「それはまだ。一戦一戦が大事だから。『あと何勝したいか』とよく尋ねられるが、僕らは目の前の1試合によっていろんなことが変わってくるので。今日勝って、状況をしっかり把握したうえで次のゲームのプランニングを伝えたい」

以上
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