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ルヴァン 準々決勝 第1戦
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【J1:第28節 広島 vs 清水】試合終了後の各選手コメント(13.10.05)

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●野津田岳人選手(広島):
Q:素晴らしい勝ち越し弾でした。
「試合前から、ボールを持ったらまず、シュートを打とうと考えていました。積極的に打ったことがよかったです」

Q:少し角度も、距離もありましたね。
「思い切り打ったら、決める自信はある。とにかく枠に入れることだけを考えて打ちました。1点目を決めたことで、2点目のシュートも落ち着いて決めることができました」

Q:若さと冷静さのゴール。
「いや、まだまだ冷静さは足りない。もっと落ち着いてできるように、プレーしたいです」

Q:2点目も素晴らしかった。
「アウェイでの清水戦では、ミキッチ選手からパスをもらったのに、ゴールを外してしまった。だから次にミキッチ選手からボールをもらうことがあれば、絶対に決めてやろうと決意していました。ファーストタッチを冷静にしようと心がけていたので、それがうまくいって、落ち着いて決めることができました」

Q:高萩選手の負傷もあり、いつもより早い時間帯での出場になりました。
「前の試合ではあまりいい動きができなかった。ただ、今日は、しっかりと準備することができました。それがあったから、早い時間に入っても、しっかりとプレーできたんだと思います」

Q:東アジア大会に向けての意気込みを。
「これで自分にはいい流れができたと思うし、代表でもチームに貢献して活躍できるよう、頑張っていきたいです」

Q:そして、次は横浜FMとの首位攻防戦ですね。
「この流れのまま、自分がまた活躍できるように、チームを勢いづかせるように、頑張っていきたい」

●佐藤寿人選手(広島):
Q:よく逆転できましたね。
「そうですね。我慢の展開も続いていましたが、微妙なプレーでPKをとられてしまって……。でも、その後すぐに、気持ちを切り替えて、すぐに次のプレーにつなげていました。何より誰かのミスをチーム全員でカバーする、メンタルでもフィジカルでもいい切り替えができました」

Q:塩谷選手の同点ゴールは。
「非常にラッキーだったと思います(笑)。もう一度決めろと言われれば、多分難しい。ミカ(ミキッチ)の落としが弱くて、相手が先に触ってしまった。ただ、シオ(塩谷)もそこをうまくコンパクトに当てて、うまく枠に入れてくれました。彼の技術の高さもありますが、でもよく決めましたね…。あの1点が、みんなに勇気と落ち着きを戻してくれました。そこからは、押し込める時間帯も回数も増えました。
難しい時間帯に(野津田)ガクが入って、いい仕事を2つもしてくれました。難しいことを考えずシュートを打ってくれた。こういうピッチ状態だったし、“シュートを打ってくれ”と伝えましたんだけど、そのまま前を向いた時に、シュートを選択してくれました。
打った時には流れてポストに当たるかなと思ったので、自分も詰めましたが、素晴らしいコースに飛んでいきましたね。彼自身のゴールへの思いも、うまく左足に乗っかってくれたと思います。若い選手がこういう難しい局面でいい仕事をしてくれたことは、自分たちのやってきたものの成果です。でも、この得点は、浅野が一番悔しがっていると思います(笑)」

Q:いいビルドアップから、サイドまでの展開はできていた。
「サイドからもう少しという部分もありましたし、押し込んだ部分もありました。とにかくいい形でサイドを使えていたので、そこは続けていこうとハーフタイムでも話をしていました。そういうところで、主導権を握れたと思います。
前半一つ、(青山)トシからいいボールが入ってきた時、自分の中では(ゴールまで)いけたかなと思いましたが、最後に風でボールが曲がってしまって、うまくおさめられずに、シュートまでいかなかった。ああいうラインの浅い時には、あの1本のパスで局面を打開できる。そこはずっと狙いながら、サイドでも起点をつくっていた。そこで、もっともっとシュートにつながる回数が増えればよかった。
でも前半から、ギリギリのところは多かった。(高萩)洋次郎が溜めて裏にスルーパスを出してくれたシーンも、紙一重。そういう意味も含め、我慢強く戦えました」

Q:守備陣も我慢して、戦ってくれました。
「ラドンチッチの個の強さは、みんなが把握できていた。彼のところで全てが完結するのではなく、そこからセカンドボールを拾っての展開。だから彼に入った時のサポートに対する対応は、みんなできていたし、うまく仕事をさせませんでした。そういうところが清水のイエローカードの多さにもつながったんだと思います。自分たちはイエローカードゼロで逆転勝ち。やることをやって、勝てたゲームだった」

Q:首位決戦をやれるチャンスを得た。
「いい状態で、横浜FMとの首位決戦を迎えます。まず自分たちが勝ったということで、いい形でアウェイに乗り込めます。また注目される中で試合ができるという意味では楽しみですし、モチベーションも高くなります。野津田や宮原、川辺、浅野、(西川)周作と代表に行きますが、彼らもいい形で代表に合流できると思いますし、彼ら不在の分も気持ちを切り替えて天皇杯で勝って、次に進まないといけない。残された選手で監督の下、実のある試合をしたいと思います」

●ミキッチ選手(広島):
Q:3アシストを記録しましたね。
「やっとアシストという形で、チームに貢献できた。もともと、チャンスを作ることが自分の仕事。点に絡み、直接的にチームに貢献できたことで、0―1から3―1と逆転できた。大きな意味を持つ1勝だと思います。
ただ、アシストの形で言えばクロスからが一番。それはちょっと違う形になってしまったんだけど、勝てたことが本当に良かった」

Q:クロスが中央ではね返されることが多かった。
「もちろん、研究もされている。実際にはね返されていたし、相手も自分のクロスについては、頭に入っていると思う。ただ、野津田選手の1点目のように、横パスをしてのロングシュートとか、彼の2点目のようにダイアゴナルのボールをスペースに出すとか、違う形で相手を崩すことができてよかった」

Q:3点目は綺麗なパスからのアシストでした。
「もちろん、それが自分の一番の仕事だと思っている」

Q:佐藤寿人選手もアシストを待っていると思います。
「もちろん、ヒサもそれを待っているだろうし、自分も彼の得点のアシストができることに挑戦し続ける。後半の最初も、ヒサが最高の動き出しをしてくれたんだけど、最後の最後でブロックされてしまった。でも、とにかくそこは、続けていくだけです」

●塩谷司選手(広島):
Q:あの位置からのシュートは雨も考えてのこと?
「ミドルシュート自体が、そんなに多くなかったから。自分たちの流れで戦っていた中での失点で、追いかける展開になってしまった。だからこそ、思い切りのいいプレーが大事かなと思いましたね」

Q:ミキッチ選手の落としが短いような気もしましたが。
「イメージでは、ミカから落としてもらってダイレクトでのシュートだったんですが、少しボールが弱くて。相手の方が先に触るかなと思っていたし、実際に相手がクリアしそうになった。際どいタイミングでしたが、相手が先に触ったところを、それに合わせる感じでした」

Q:ゴールを狙ったのとは、違うんですか?
「ちょっと違う感じがしますけど(苦笑)。あそこでクリアされたらカウンターを食らう感じだったので、それを防ごうと思っていたら、あんなシュートになっちゃいました(笑)」

Q:自分でもビックリ?
「そうですね。あんな、マンガみたいなシュート(笑)。『キャプテン翼』でああいうシュートがあるの、わかりますか?中国人の選手が打ったんですけど(※注:中国の肖俊光が得意とした反動蹴速迅砲のこと)。さっき、そのネタで盛り上がりました(笑)」

Q:あの位置からシュートは自信になりますか?
「そうですね。シュートを打てば何とかなるな、と思いますね。今日みたいな天気だと、こぼれたところがチャンスになったりもするので、みんなからも“思い切ってシュートを打ってもいいよ”と言われていた。最後は自分の判断で、行ける時はドンドン打っていこうと思っていました」

Q:会心でしたね。
「もう、ビックリの方が大きかった(笑)。そんなシュートが入るの、みたいな(笑)。衝撃が大きかったです」

Q:守備では、相手をしっかりと抑えていた。
「1回、高木俊幸選手のシュートがポストに当たったシーンがありました。あれは、助けられましたね。もっともっと、個人として守れないとダメだなと思いました」

Q:PKでの失点のショックは?
「いや、そんなことはなかったです。すごくいい雰囲気で。サッカーできていました。ここ最近は、いい声がみんなから出ていましたし、チーム全体の雰囲気がとてもいい。1人のミスをみんなで助ける。みんなで助け合いながらできていると思います」

Q:独身最後のゴールでした。
「はい。今日が独身最後のゴールになります。火曜日に婚姻届を提出する予定です。劇場では、勝ったら言おうと思っていました」

Q:野津田選手のゴールについて。
「すんごく嬉しかった、本当に。ガクも週2回と2部練をやって、その中でも居残って、ずっとシュート練習をしていた。あの角度はずっと練習していたものだし、“練習は裏切らない”と思いました。あれだけ頑張っても、結果が出ていなくて、落ち込んでいたのかもしれない。少し気にしていたっていうか。結果を求めていたところはあったと思う。それが今日、あんなスーパーシュートが入って自信もついただろうし、すごくいいプレーをしてくれました。でも、まさか2点も取るとは。ビックリしました。僕も1試合2点とってみたいです(笑)」


●杉山浩太選手(清水):
「自分たちのやりたいことはできていたし、悪くはなかったのですが、(結果は)残念です。
1点をとって引いたと言われますが、そういう意識はありませんでした。あのフォーメーション自体、引かざるを得ない部分もある。あそこで(ラインを)上げればよかったかと言われると、(それは)難しかったと思います。
逆転勝ちできる時もあれば、できない時もありますし、うちが逆転できるチームであることを、忘れる必要はない。それに、基本的には逃げ切れるチームでもあります。今日の反省点は大事にしつつ、そちら(マイナス方向)に意識をいかせないようにしたいと思います」

●大前元紀選手(清水):
「先制できた後、時間帯的にも難しかった。そこで守り切るなり、突き放せるなりができればよかったけれど、悔しい。
1点をとっても下がりすぎたつもりもないし、前半は(広島にボールを)回させるだけ回させて、危ないシーンは作られていなかった。確かに最後は危ない場面を作られていたけれど、危険なところはセンターバックが持ち出すシーンぐらい。ただ、先取点をとってから、エスパルスがもう1点をとりに行くのか、守るのか。そこがはっきりしていれば、もう少し違ったと思います。
高木俊幸がクリアしたボールが、相手に振り抜いたところで当たり、それが入るという1点目は痛いなと思います。守備陣はウチが点をとるまで我慢してくれていたし、チャンスでもっと決められればよかったと思いますけど。
PKは監督が蹴るように指示しました。自分が蹴るつもりだったんだけど、ラドンチッチが蹴りたいと言ってきたので、そこは『いいよ』と言ったんです。でも、監督から、自分に蹴るように指示が出たので。去年は、広島との対戦でPKを西川選手に止められていたので、プレッシャーはありましたが、いい緊張感を持って、蹴ることができました。僕らが先制したことで、相手は攻めるしかなかったんだけど、そこを耐えたり、もう1点とるだけの力が、なかった。切り替えてやるしかない」

●平岡康裕選手(清水):
「追いつかれてからの1失点はいらないかな…。ラインを下げずに、押し上げながら戦えればよかったと思いますが、失点してラインが下がったところで、やられてしまった。
自分たちのボールになった時に、リズムよくパスを回せればよかったと思います。先制したので勝てる試合だと思ったし、もったいない。同点になってもチーム的には下がっていませんでしたが、相手の勢いに負けてしまったところはあるし、そこは自分たちがまだまだなんだと思う。
広島は勝ち方を知っていた。昨年の優勝経験もある。得点の獲り方を知っていました」

●本田拓也選手(清水):
「内容的には、悪くなかった。最後の時間帯だけだと思います。広島は運がよく、うちは運が悪かった。ああいうシュートが入っちゃうんだ…という1点目とか。けれどもそれが結果ですし、その後でズルズルと失点してしまったのが良くなかった。ボールを奪った時にはチャンスもあったので、そこを決めていれば結果は違ったと思います。内容的には悪くないので、続けていけばいい」

以上
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