先日発表された日程変更のとおり、9月29日に予定されていた横浜FCと岐阜の試合は10月23日に行われます。そのため、9月23日は、横浜FCと岐阜だけが試合がありませんでした。そこで、横浜FCは、F東京との練習試合を組みました。F東京は前日にJ1リーグ戦があったため、レギュラーメンバーとはいきませんが、横浜FCにとってはJ1クラブと練習試合を行う貴重な機会でした。
こういう1週空いた練習試合のテーマは2つあります。1つは、毎週規則的には来ていた試合のリズムを失わないこと、そしてもう1つは、ほぼ2週間空くことで可能となる戦術面での修正の中間確認です。この日の横浜FCも、この2つをテーマとして臨みました。
結果は、0−2で敗戦。2つのゴールともに、最終ラインでの判断とスピードの差が表れた失点でした。J2の試合であれば防げた場面でもJ1レベルでは失点に繋がるということを見せつけられました。一方で、練習試合のテーマについては、選手は収穫も口にしていました。
「試合がないと気が抜けてしまうというマイナス面もあるが、前の試合の課題を修正できる期間が長く取れるというのはメリット。こういう機会にJ1のチームとできたので、個人的には良かった。相手の動き出しも巧かったが、そこに対してはうちの守備陣もうまくラインの上げ下げだったり、コンパクトにすることができていた。(プレーぶりが)参考になるいい相手だったので、これを自信をにして、できなかった部分は修正したい」(中島崇典)
「愛媛戦の時にできていなかったことを修正して、この試合でチャレンジして良かったと思う。愛媛戦はビルドアップのところができなくて、前半うまくいっていなかったし、相手の守備にはまってしまった。映像を見ながらその修正をしたので、今日はその成果を出そうと…。100%ではないが、かなり出せたと思う。チャンスは作れたし、これからも続けて練習からしっかりやって、山形戦に臨みたい」(ペ・スンジン)
「試合のリズムを失わないために、すごく大事な試合だった。ボールを動かして、しっかりゲームを支配するということではいい時間帯もあった。前半のチャンスがしっかり決められれば結果は違ったと思う。守備の意識も前半は非常に高くて、チームとして守備は良かったと思うし、攻撃でボールを回すのもチャンスを作ったという面では良かった」(永井雄一郎)
「負けましたけれどもいい内容で、悲観することはないし、いい部分も出ていた。上積みされたと思う。昔だと上の相手に怯んでしまうところもあったけど、今日は堂々とやっていた。課題としてはフィニッシュの部分の精度だけど、そこまでの攻撃の部分では意図して攻められていた」(寺田紳一)
今季はまだまだ本領発揮とはいっていない小野瀬康介選手も、後半に出場して持ち前の鋭い突破を連発。「今日は、いいプレーを思い出せた」と手応えを得たようでした。
横浜FCは、現在3連勝中。10月は徳島戦(10/20@鳴門大塚)、千葉(10/27@ニッパ球)と上位との試合も予定されています。1つでも順位を上げるためには、さらなる連勝が必要です。この練習試合は、+αのために足元を固める良い機会になったのではないでしょうか。
以上
2013.10.02 Reported by 松尾真一郎
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