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【J2日記】北九州:プロフェッショナルな北九州カルテット(13.09.26)

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(C)坂本 真

スカパー!のピッチレポーターを務める柳原亜希子さん。見た目以上にハードなレポーターの仕事も、いつも笑顔を絶やさない。

(C)坂本 真

ギラヴァンツヴィレッジのMCを務める下釜豊成さん。普段は『がまチャン』の愛称で、老若男女問わずの人気者。

(C)坂本 真

ラジオパーソナリティのLucyさん。この日は先日岡山戦で大活躍だった、井上翔太選手の収録をしていました。

(C)坂本 真

試合はピッチで戦っている選手たちによって、スタジアムを盛り上げさせてくれるが、ピッチ外で盛り上げようとしている方にも注目して欲しい。
前の試合の興奮、次の試合への期待を伝えるメディア。会場の雰囲気、ピッチ上の熱気を伝えてくれるMCやレポーター、そしてスタジアムDJ。
全ての要素が重なりあって、試合そのものを盛り上げてくれると言って過言ではない。
そんな思いもあって、今回はギラヴァンツ北九州に関わる、4人のスペシャリストたちに登場していただいた。

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■柳原亜希子さん(スカパー!ピッチレポーター)

「キッカケは、前任者の方が結婚の為に辞めるという事で、以前地元のテレビ局のRKBでスポーツ番組をやらせていただいた事もあり「やってみないか?」と言っていただいて、そこからギラヴァンツとの関わりが出来ました。番組のMCもやっていたし、私自身バレーボールを10年やっていたので、スポーツは観るのもするのも好きだったんですが、そこまでルールとかは詳しくないままスタートしました。
3年もやっていると思い入れもありますし、選手それぞれの良いところを、いっぱい引き出して伝えたいとは思っていますけど、やっぱり中継の時は中立の立場でレポートしなくてはいけない。ありのままを伝える事は気をつけていますし、人となりを伝えていきたいです。私自身もそうですが、選手や人を好きになると、きっとサッカーも好きになれる。まずは選手を知ることから始めた。サッカーを知らない人がいきなり好きになるのは難しいので、好きな選手がいると全然見方が変わってくるので、そういう部分を伝えていければと思っています」

中継に向けて、練習場で選手たちに取材を重ねる柳原さん。自分自身も感じていた事を口にしていた。
「今年のチームは、明るいですよね。何て言うか前向きな選手が多いですね。スタートが厳しい状況で入って来たにも関わらず、こっちが心配する以上に明るかったので、私の方が助けられましたね(笑)。これからも私の目標というか仕事は、ギラヴァンツを好きになってくれる人を増やすだけです。チームの一員じゃないですが、チームに関わる人間として、より好きになってくれる人を増やすために、良いレポートをする、それだけですね。もっともっとギラヴァンツが大きくなって、人気のあるチームになれるようにお手伝いをしていきたいです」

【プロフィール】
現役モデルの美貌で、テレビ西日本の情報番組「CUBE」でもレポーターとして人気。

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■下釜 豊成さん(イベントMC・ラジオDJ)

Q:ギラヴァンツとは、いつ頃から関わっていますか?
「最初はラジオからで、ニューウェーブ北九州(ギラヴァンツの前身)頃にコミュニティラジオを僕がやることになって、その次の年にJ2に上がりました。その時の広報の方が毎回放送に来ていて、そこから関係が始まりました」

Q:キックオフ前に、本城のギラヴァンツビレッジでMCをされていますが、何か気をつけている点とかありますか?
「1番は自然体でやろうというのがあって、あまり作り過ぎないようにはしています。プロとしては、作り込んだ方が良いのかもしれませんが、1年目2年目は1人でやっていたんですけど、昨年からお笑いの篠原けんじ君とやるようになった。徐々にギラヴァンツと一緒に、成長して行きたいという気持ちがあって、それで色々考えている中で、ビッグクラブのスタジアムと本城では、イベントに対するスタンスが違うと思うんです。本城には、今日初めてサッカーを見に来たお客さんもいるだろうし。まず、ギラヴァンツビレッジの情報を伝えて、ただ賑やかしいのでは無く、 イベントの詳細とか、試合の内容を伝える事をしようとしています。それが浸透して来たら、もっと会場を盛り上げるようにしていこうという、コンセプトを置いてやっていますね」

Q:ココ以外ではラジオ番組もされていますが?
「Jリーグのプロサッカーチームがあって、その選手たちが北九州に来てくれている。
なかなかプロになれるモノでもないじゃないですし、普段はサッカーをしている選手たちが、番組ではプライベート、素の人柄の部分を分かって欲しいと思っている 。いつもスタジアムで観る、サッカーに真剣な選手とは違う『こんな一面があるんだ!』というギャップではないんですが、もっと選手に親近感を持ってもらえたら良い。それを、周りの同僚や友人に伝えてもらって、波及効果的にお客さんが増えていけばと思っています」

Q:Jリーグに上がる前から関わっていますが、これからどのようなクラブになって欲しいですか?
「一番は、初心忘れべからずじゃないですけど、今のこの温かい空気感を大きくしていって欲しい。商業的な部分もあるだろうけど、街でギラヴァンツのユニフォームを着ている人が増えるような、もっと愛されクラブになって欲しい。もちろん、この先スタジアムも変わりますし、J1に上がっているかもしれない。でも、この空気感のお客さんが、これからも増え続けて欲しいと思っています」

【プロフィール】
ギラヴァンツヴィレッジのMC他、月曜日夜9時からFM KITAQで放送中の「FORZA KITAQ」ではゲストに呼んだ選手から、普段聞けない情報をリスナーに届けている。

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■Lucyさん(ラジオDJ)

「3年前に、最初は『俺たち、ギラヴァンツ』のコーナーが始まるという事だったんですが、私サッカーの事を全く知らなかったんですよ。野球部のマネージャーをしていたくらいだったので、どちらかと言うと野球ファンだった。初めの頃は、サッカージャーナリストでスポーツライターの吉崎エイジーニョさんが出ていて、何も知らない感じで色々聞いて番組を進めていたんです。初めて本城に試合に来た時も、キーパーを見て『あの緑の人』って言うくらいのレベルでしたし、以前は宮本亨選手に『何でゴールを一緒に喜ばないんですか?』と聞いたんですけど、そうしたら宮本選手が『俺らはすぐに守備位置に戻らなきゃいけないから』と教えてくれました (笑)。
でも2年目になって、選手へインタビュー する企画に変わった。スポーツ選手ですから、どういう質問をしたら良いのか、選手を研究する為に、練習場に取材に行ったり、試合にも行くようになりました。サッカーの事も分からかったし、ギラヴァンツはイケメンが多いですから、女子目線で単純に知りたい事を素直に聞く様にしていました。
3年目になって、サッカーの事も分かる様になって来ましたね。スカパー!にも加入して、サッカーを見る機会も増えていきました」

サッカーに興味が無かったLucyさんだが、今では違う視点で観戦しているとの事。
「以前サッカーに興味が無かったのは、なかなか点が入らないですし、その間ゴチャゴチャやっているのが、意味が分からなかった。それに、野球部のマネージャーをしていた時に、サッカー部にからかわれていたのも大きいでしょうね。なんか、チャラチャラしているイメージだったんで(笑)
今は試合を見るにつれて、点を取る人だけじゃなく、点が入っていない時に、サッカーは頭脳プレーが行われているのに気づき始めて、試合が面白いと感じて来ました。これからも素人目線を大事にして、会話の中で気になった事は全部聞いて行こうと思っている。以前、内藤洋平選手に出ていただいた時に『味噌汁が好き』って答えてくれたんですが『何の具が好き?』と、他の方だったら聞かない事も、私は聞くようにしていますし、選手を好きになって、もっと知りたいと思う気持ちを大切にしていきたいです。 番組を聴いてくれているリスナーには、何か引っかかって欲しいなぁと思っています。ただサッカー選手ですって紹介しないで、その選手の内面を引き出して『この選手面白い』と思ってもらえたりだとか。あとは背番号も必ず言う様にして、もし興味を持って試合を観に行ってくれた時に、背番号が分かれば、その選手が誰か分かる手助けになると思うので。それで、本城に足が運んでくれればとは思っていますし、地域に根付くクラブになってもらう為に、メディアの一員としてお手伝い出来ればと思っているので、これかもギラヴァンツの情報を耳に届けて行きたいですね」

【プロフィール】
土・日にcross fmで放送中の 「green drive」を担当。ナレーションやイベントMCでも、その美声を生かしている。

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■TOM Gさん (スタジアムDJ・ラジオDJ)

Q:本城で、スタジアムDJをするきっかけを教えてください。
「トリニータで7年ぐらいやった後『福岡に居るのなら、北九州でやって貰えないか?』と誘われました。ちょうど三浦泰年監督(元監督)の時から、今年で3年目ですね。トリニータの時は、ヤマザキナビスコカップの決勝が行われた国立でも、スタジアムDJをさせていただきました。

Q:まだ北九州はJに上がったばかりのチームでした。何か工夫された点はありましたか?
「最初に、本城は普通の陸上競技場だし、ヴィジョンも無いよとは聞かされていました。もちろん大分は立派なドームだし、W杯仕様のものですけど『自分は関係無いですよ』と答えました。 逆に、僕はJ1を経験していますし、ああいう優勝も経験しているので『俺がJ1に上げてやる!』という気概でやっています。今は、新しいスタジアムの建設も決まっていますし、J1レベルの演出をやりたいです。ヴィジョンが無い分、声だけですから、その声で選手紹介では選手たちを鼓舞したり、スタジアムの応援と一緒に選手たちを盛り上げてやりたい。最初にココでやるって決めた時から、J1を目標にやっていますね」

Q:最初の頃と比べて、本城の雰囲気に変化は感じますか?
「年々変わって来てますよね。クラブとして着実に成長して来ていますし、新スタジアムが出来るという目標が見えて来たので、そこに向けて良い方向にやれるんじゃないかと。目標が出来たので、そこへ向けてしっかりとシナリオ通り『スタジアム完成と同時にJ1昇格!』と行きたいですね」

Q:今年のチームの印象は?
「若手も頑張っていますし、大分から来た小手川選手も頑張っている。最近は渡選手も調子を取り戻して来ている。柱谷監督が、適材適所を上手くやっている印象があります。チームとしても成長を感じますね。あとは、観客動員ですね(苦笑)。もっと多くの人に観に来て欲しいなぁと思います。結果だけ知っても、サッカーは面白くないですからね。生で、もっと北九州の方には応援して欲しいですね」

Q:スタジアムDJとして、伝えたい事は何かありますか?
「僕も、ゴールが決まったら『ギラギラゴール!!』って使ってまいすけど、その興奮を一緒に共有したいです。クラブが成長するには、やっぱり時間は掛かるんですよ。トリニータもそうでしたが、上がるまで10年とか掛かっているんですよ。長い目で見て上げて、一緒にヒストリーを歩んで行って『一緒にJ1行こうぜ!』 と思っていますね。その目撃者になる為には、もうココ(本城)に来ないかんけん!(笑)ココに来て、自分のスタイルで良いので応援して、感動や感激をシェアして行きたいですね!」

【プロフィール】2002年からJ1・大分トリニータのスタジアムDJを8シーズン連続で担当し、2008年のヤマザキナビスコカップ決勝では選手紹介を務めた事も。本城でのスタジアムDJの他、LOVE FMの朝を彩る「The TIMES」内でもギラヴァンツ情報を発信中!

以上

2013.09.26 Reported by 坂本真
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