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【第93回天皇杯 2回戦 名古屋 vs 長野】美濃部直彦監督(長野)記者会見コメント(13.09.08)

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●美濃部直彦監督(長野):
「まずは長野のサポーター、スポンサーの皆さま、長野市民の皆さま、そして選手にもおめでとうと言いたいと思います。よく頑張ってくれたと思います。東京オリンピックが決まって、その報道の中に長野という文字が出てきたと思うんですけど、その都市をホームとするチームとして、ウチや松本とかが次に街を元気づけていかなければならない中で、この勝利は大きいんじゃないかと思います。まあ、新聞にはオリンピックのことばかりで、今日ウチが名古屋に勝ったことなんて載らないと思いますけど(笑)。我々にとってはかなり価値のあることでした。いま、選手たちもロッカールームで非常にうれしい表情だったし、喜んでましたけど、次のステップに行けたわけですから、浮かれることなく、次も勝てるようないい準備をしないといけないと思います。戦術的なことで言えば、どうしても名古屋がボールを持つ、我々が守備に回るという図式は戦う前からわかっていたんで、守り方を、ブロックを作って守るのと、プレッシャーに行けるタイミングでは行くのと、そのふたつを使い分けることをこの1週間やってきたので、それを選手がしっかりやってくれたと思います。攻撃に関しては、消極的にならないで、自分たちがJFLというリーグでいつもやっているように、怖がらずにつないで、赤いユニフォームに対してビビらないでやるように、ということをやってくれたので。うまく攻撃につながって、それが得点になったんじゃないかと思います。まあ、1-0ならしんどかったですけど、2点目取れたのが大きくて。あとは相手がこういう強い相手の時に、我々が勝つためには、向こうのミスであったりエラーも必要になってくる。そういう意味で向こうが10人になったというのは、今日の勝利に対しては大きな要素だったとは思います。とにかく浮かれないで、次にはリーグ戦もありますし、10月には天皇杯をもう1回戦えるわけですから、そこでしっかり戦えるように準備していきたいと思います」

Q:今日の名古屋のメンバーを見てからの、特に守備面で注意すべき選手は誰だったのでしょうか。
「少しメンバーを落としてくるというのは情報としても入っていました。ただ、メンバーを見た時に思ったのは、リーグ戦を戦っているメンバーなので、それほど極端に落ちることはないかなと。でも矢野と永井のツートップということで、まず背後を取られない守備と、サイドにボールが出た時の矢野に対するケアであったり、そしてセットプレーですね。今日もたくさんありましたけど、そこで負けてはいけない。今日の名古屋の平均身長は181cmくらいあったと思うんですけど、我々も少しは高い選手を揃えたつもりですけど、そのあたりの高さで負けないようにしなければとは思いました」

Q:今日は懸命の守備が目立ちました。
「JFLでやっている時に、我々が常にボールを持って相手にさせる守備というのをイメージして、しっかりとしたブロックやスライド、身体を張るだとか、そういうところをやっていなければ、完全に今の立場は違う、逆のところにいる。そういうことを逆に意識しながら、しっかりやってくれたと思うし、ミスや判断ミスはありましたけど、ゼロに抑えられたのは非常に大きなことだったと感じています」

Q:次のリーグ戦に向け、手応えは?
「金星であったりジャイアントキリングと言われてしまうのかもしれませんが、同じ0-0からスタートして、しっかりとやっていけば、強い相手や、個人のクオリティがなくても、チームとして戦術をしっかり持って、意識統一をしてやっていけばこうやって勝てるということを、わかったんで。リーグ戦でも同じように、相手がどこであっても自分たちのイメージをもってしっかり戦えたことは大きかったです。残りのリーグ戦に向けても、しっかりやらなければいけないと思います」

Q:得点者2人への評価をお願いします。
「守備的な流れの中で、守備もしっかりやってくれて、その中で攻撃に移った時に前に出ていく。2点目の有永がそうでしたね。そうしたスピードも思い切りもすごくよかったんじゃないかと。佐藤についても難しいシュートをしっかり枠に入れてくれたんで、思い切ってシュートを打っていこうと伝えていたことをやってくれたのは非常に良かったと思います」

Q:リードして迎えたハーフタイムの指示は?
「まず最初に言ったのは『勘違いしないでくれ』と。45分なら勝っているけど、ゲームは90分だから、2-0というのもまず忘れなければいけない。その中でしっかりとした守備と、2-0を守ろうとしないで攻めに行く姿勢を見せないと、守り一辺倒になってしまっては相手にチャンスを与えてしまうと。そういうことをしっかりと伝えました。あとはゲームの流れ、時間帯、それと相手の状況によって判断を変えろと。見ている人は3点目を取るチャンスがあったんじゃないかと思われる方も多いかもしれませんが、このゲームは2-0でしっかりと終わらせる試合だと思っていたので。最後のところは無理をしないでしっかりつなぐ、相手に攻撃権を与えないということをピッチの外から指示をして。みんながしっかり実行してくれた。それが2-0という結果につながったのだと思います」

Q:次はJ2のチームとの対戦になります。意気込みと、監督にとっての天皇杯の位置づけを教えてください。
「今日J1に勝ったからと言って、じゃあJ2にも勝てるだろうとかそんな甘い世界ではないです。次の相手はまだわかりませんが、しっかりと分析したいと思います。名古屋であってもそうでしたし、次のJ2の相手にしてもそうですが、普段から僕はテレビ中継などを見ながら、分析していて。そんなことを、我々がJ2で戦うためにはどうしたらいいのかということを考えていますから、またしっかり分析していきたいと思います。天皇杯に関しては、上のカテゴリーの相手と戦えるというのはひとつの経験であったり、それから相手を苦しめることができるかとか、いろんな考え方があると思います。でも今日のミーティングでも言いましたが、そんなつもりでここに来ていません。名古屋とかを相手にいい経験積めたよね、とかそんな気持ちで帰るつもりはないと。勝って帰ろうと伝えました。僕らも上に行ける権利があるからには、勝つためにしっかりと戦わなければいけない。JFLだから優勝してはいけないというルールではないんで、優勝できるように、目標としてトーナメントの一番上は優勝ということになっていますから、そこを目指してしっかりやっていかなければいけないと思います」

以上
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