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【J2:第29節 松本 vs 千葉】反町康治監督(松本)記者会見コメント(13.08.18)

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●反町康治監督(松本):
「たくさんのサポーターの皆様に応援していただいて感謝しております。我々が良い形で入って良い形で勝利できたのも、皆さんが花火ではなくサッカーの試合を観に来ていただいたからこそで感謝しております。今季2番目の観客数ということで、子供たちの夏休みの絵日記にしっかり書いておいてもらえれば良いかなと思います。
ゲームの方は、昨日の浦和対大分の試合が頭を過ぎるようなゲームでしたが、同点に追いつかれてからもファイティングポーズをとっていましたし、それは非常に大きかったと思いますね。2失点が同じ人に同じ形で取られたのは大きな課題で、途中でマーカーを替えました。それが奏功したかその後はやられませんでしたけど、逆にCKでやり返したのは気分が良いものですね(笑)。
特に前半は、ゲームプラン通りに進んだ珍しい試合だったかなと思いますね。現在3位のチームですから、どうしても我々の現在地を考えると、相手のことも踏まえながら自分たちの良さを出さざるを得ないと。横綱相撲は出来ないのかと言われるかも知れませんが、まだ十両に上がったばかりですからしょうがないと思いますけど、そのなかで出来ることをしっかりやった結果が勝点3に繋がったかなと思います」

Q:飯尾竜太朗選手、パク カンイル選手の起用の意図は?
「他のクラブも千葉のストロングポイントをどこか3つ挙げれば、米倉の名前が必ず1つは挙がる訳で、そこをしっかり対処しなければいけないということだけですね。飯尾はしっかり練習にも取り組み、前向きにコツコツひたむきにやってきたのでこういうチャンスを与えたということです。相手のフィジカルパワーとかヘディングパワーを考えると彼が一番適任だと思いました。あの時(第15節)は右サイドでしたが、ここのところ左を試していましたので、本人もそんなに違和感はなく90分間出来たと思います」

Q:得点シーンを振り返って?
「向こうの最初の予想メンバーを考えると、ケンペスがいない。大岩が出てこないと考えると両SBがそんなに大きくない。それは少しセットプレーでこちらもチャンスを作らないといけない。それを踏まえたうえでパクを起用したこともあります。良いキックを蹴って、最後のところも良く詰めたと思います。2得点目は両SBが高く上げていて2バックですから、喜山が打たなくても竜太朗が上がっていましたから数的有利の状況でしたね。あいつもずっとミドルシュート練習していますから、良かったと思います」

Q:今季の失点の多さは気がかりだが?
「特に後半になってからは失点のほとんどを、セットプレーが大半を占めていますね。そこは反省してやっていかなければいけません。札幌戦、群馬戦、今日……。言い方を変えるとオープンプレーではしっかり守れていることになるんですよね。セットプレーについてはトレーニングはずっとやっていますが、反省して次に生かさないと、と思います」

Q:先週金曜日の練習取材時に『良い試合が出来そうだ』と仰っていましたが、その根拠は?
「確信があった、ということですね。……まあ、確信はありましたよ。理由は夏場でしっかりトレーニングしていますし、我々と向こうをマッチアップさせた時のズレが良い形で行けるんじゃないかなと。ただ、前半も思ったよりも押し込まれたので、前半は2トップを並列だったんですけど、後半から一人下げて1トップのような形にしました。普通は船山を下げるんですけど、今日は逆にして長沢・塩沢を一つ下げてボランチにプレッシャー行けるようにしました。一人になると向こうも攻撃モードに入るので、そのサイドのスペースを貴之が上手く使うように変えたんですね。変えたということはプラン通りに進まなかったということになるので完璧ではなかったかも知れませんが(苦笑)、うちのメンバーの力とか相手の力を見た場合、これぐらいの試合は出来るんじゃないかという確信はありましたよ」

Q:ケンペスの出場停止は大きかった?
「ケンペスがいないと良いこともあるんですよね。ディフェンスの切り替えの部分で他の選手のディフェンスの負担が少なくなるとかね。だからそれは一概には言えないんですけども、ケンペスがいたとしても森本(貴幸)がいたとしても……。ケンペスがいたとしても同じような戦いは出来て、これくらいの手応えある試合は出来ていたと思います」

Q:セットプレーでの失点について。
「向こうで強いのは、山口、竹内、それと少し変化を与えて米倉。その3人なんですよね。この3人を抑えることを前提でやってきたにも関わらず2つやられてしまったことは、少しお恥ずかしいですね。皆さん記者席から観ても分からないと思いますが、札幌戦と群馬戦を踏まえてちょっと対応に変化を加えたんです。でも今日は変えたのが向こうも分かっていて、『絶対ショートコーナーやってくるな』と思っていたら、ショートコーナーやってきましたね。ああすればこうする、こうすればああするとやってくるわけです。でも結局、力勝負で負けたことは反省しないといけないですね」

Q:同点にされてから、勝ち越すことができた要因は?
「ずっと走りこんできてメンタルはかなり強くなっていて、まだまだ走れる、まだまだいけるという自信が裏付けているんじゃないかと思いますね。途中から入ってきた選手もいて、走るエネルギーは足りないと思うので早く蓄えてもらって、残り13試合を総力戦でやっていきたい。特に夏場の3連戦ですね。次からの富山、東京Vのアウェイ2連戦で真価が問われると思いますね。総合力であったり走る力であったりフィジカルパワーであったり」

以上
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