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【J2:第22節 福岡 vs 群馬】マリヤンプシュニク監督(福岡)記者会見コメント(13.07.03)

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●マリヤンプシュニク監督(福岡):

「みなさん、こんにちは。今日、勝てたことに関してはすごくうれしく思っています。プレーの質が悪かったにも拘わらず、勝点3を取ったのは2回目になります。でも、しっかりと勝ったということは、私のチームは、少しずつですけれども、成長しているということが言えると思います。けれど、心配の種というものも持っています。それはメンタリティ、パーソナリティの部分です。それを我々は変えていかなければなりません。例えば、1−0の後に、ただ守ってボールを蹴り出すということではいけません。それは私の指示ではありませんし、そういうトレーニングは、我々はやっていません。そうなってしまう原因は、選手たちの頭の中、心の中の深いところにあると思います。それを来月までに上手く変えていければと思っています。そうすることによって、2−0や、3−0で勝つ試合が出てくればと思っています。そういう形になっていけば、私も静かに試合を見ることができるようになると思います。今日のパフォーマンスは私の心臓には少し悪かったですね」

Q:石津選手を金久保選手に代えた意図を教えてください。
「金久保は2か月近く試合に絡んでいないので、少しずつ慣れさせていかなければいけません。そのために、少しずつ上手く使っていかなければなりません、まだ先発でプレーできるほどのフィジカルも、試合勘も戻ってはいません。今日は石津と金久保を代えましたが、ポジション的に石津のところが合うと思ったので交代させました」

Q:内容が悪いということでしたが3試合無失点です。その要因は何にあるとお考えですか?

「我々が、いい守備をしたからです。ただ、いい守備がすべてのところであったわけではありません。我々にはツキがありました。前回のホームゲームの愛媛戦も、今日の群馬戦にしても、失点はあり得たと思います。スポーツには、時々ツキと呼ばれるものが現れることがありますが、そのツキは、シーズン序盤には我々にありませんでしたが、それが回ってくるようになりました。サッカーの神様が、我々の仕事ぶりに対してご褒美を与えてくれているんじゃないでしょうか」

Q:スケジュールの半分を過ごして、J2に対するイメージ、あるいは感想を聞かせてください。

「これまで私は220試合のJ2の試合を見てきました。私の部屋はDVDがいたるところに転がっていますし、スカパーで再放送のチェックもしています。感想としては、J2の6〜7チームは非常にいいチームだということです。それらのクラブは我々よりも多くの予算を持っていますし、去年と同じ体制で戦っているチームが多く、いい選手を上手く活用しています。さらに言えば、観客のサポートが熱いです。G大阪、神戸、京都、千葉、山形、東京Vもいいチームですし、栃木もそうです。我々も、彼らの域まで達したいと思っていますが、そのためには、ある程度の時間が必要です。そして、いい選手も連れて来なければいけません。ですから、12月にはチームの編成を少し変えていく必要もあります。また、スポンサーをつけなければいけないし、もっと広報活動を改善して、もっと多くの観客をスタジアムに連れてきたいとも思います。ですから、クラブとしてしなければいけない仕事はたくさんあります。J1に昇格したいというのであれば、日本で5番目に大きな都市である福岡には、J1のクラブがあって当たり前という空気になってほしいものですが、今のところは、そうではありません。様々な条件が揃っていないと思います。けれど、我々はピッチの中でチャレンジし、上位6チームの中に食い込んでいきたいと思っています。もし、シーズン終了時に、その順位までいければ、それは我々にとって素晴らしいことです。去年のチームは最終成績は18位で、チームのパフォーマンスは悪いものでした。そして、いい選手が放出され、けれど、今のクラブにはスター選手を連れてくる予算はありません。ですから、いろんな変化が必要です。決して誰かを批判しているわけではありません。現状をポジティブに捉えて、福岡県や福岡市の行政、スポーツ関係者、観客、メディアの皆さんで、それらを達成するために、一緒に働くことでいい結果が出てくるはずです。その結果としてJ1に戻ることができると思っています。まだまだ、私たちがやらなければいけない仕事はたくさんあります。ただし、選手たちのパフォーマンスは素晴らしいものです。ですから、今日の試合後、彼らにおめでとうといいました」

Q:シーズン後の選手獲得については言及がありましたけれど、シーズン途中での補強に関し、何か考えていらっしゃることはありますか?

「夏の市場に関して言うと、そこに手が出るほど、予算的な準備が出来ていないと思います。もし、そこでサプライズが起これば、私はクラブの中で一番幸せな人間になるでしょう。シーズンの合間に選手を連れてくるということは、日本では非常に難しいです。まず、今の選手に対して給料を払っていかなければならず、そこに新しい選手を連れてくるには、お金が足りません。ですから、今のところ、選手の獲得に関してリクエストはありません。選手を放出することも、売り出すこともできません。売り出せないのであれば、買うことはできません」

以上
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