●今野泰幸選手（Ｇ大阪）：
「今日は勝点3がほしかったので、勝つことができてよかった。最初に一点が取れたので、その後は落ち着いてプレーすることができた。8点取れたことはよかったけど、2失点したことはいただけない。どんなに点数を取ったって、1試合最大3しかもらえないので、次以降の戦いが大事になってくる。今日はコンフェデから帰ってきて、しばらく休みをもらえたので、リフレッシュできた。なので、コンディション的には全く問題はありませんでした。1か月間代表で過ごして、非常に残念な結果に終わってしまった。悔しさがあるので、もっと日本で成長をして、また代表に呼ばれたいという気持ちがあります。個人で負けないこと、1対1で勝つ、対人で勝つ。守備と攻撃を両方に絡んで、結果を残したいと思っている」

Q:ハットトリックは狙ったか？
「狙っていません。チャンスの時しか狙いません。しっかりと守備をすることを第一に考えているし、守備をしたうえで、チャンスだったら狙おうと思っています」

●遠藤保仁選手（Ｇ大阪）：
「勝つことが第一だったので、まず勝つことができてよかった。チームとしていい形で後半戦のスタートが切れたと思う。ボランチは全体との関係が大事になってくる。攻守のバランスだったり、2列目、3列目の飛び出しをいかに引き出せるか。今日はいい感じでできたと思います。J2の相手は中を固めてくるので、もっとサイドを有効活用して、バイタルエリアを切り崩せるようにしないといけない。一つブロックを破れば、どのチームが相手でも崩すことができると思う。これが今日の試合のポイントでもあった。2列目が上がって、そこをうまく利用できるか。今、（長谷川）健太さんになって半年が経って、少しずつですが、チームの戦術は浸透してきたと思います。ここに宇佐美とかも入ってくるので、もっといいコンビネーションでできると思います」

●美尾敦選手（岐阜）：
「相手がＧ大阪と言うことに、意識しすぎる部分はあったと思います。相手はやっぱりうまいので、自分たちが守備に割く時間が長くなるのはどうしてもある。でもよくない意味で、相手を尊重しすぎてしまった。ある程度ボールを持たれる中で、前半途中まではブロックを作りながら戦うイメージだったが、もっと前に行くところでいけるようにしないといけない。まだ整理していないけど、すぐに試合があるので、切り替えないといけない。どういうやり方をやるにせよ、もっと運動量を増やしてやらないといけない。そこは見失わないように切り替えないといけない」

●樋口寛規選手（岐阜）：
「力の差を見せつけられた。いきなり前半に失点して、気持ちを立て直そうとしたが、相手の技術はそれ以上だった。後半に何本かいいシュートを放ったが、すでに点差もあったこともあり、常時２人が引いて守っていたので、ゴール付近に切り込んでシュートを打つまでにはいたらなかった。
こういう試合を二度としないように、この悔しさを忘れずに戦うことが必要」

●新井辰也選手（岐阜）：
「後手後手になってしまった。個人・チームともに相手に完全に負けた。
最近試合の入り方に気をつけようとチームでは言い合っているが、今日もよくなかった。
技術的には、中を絞ると外をうまく使われ、外に意識がいくと、中をスルーパスで通されて…。
ボールの受け方やマークの付き方など、この敗戦から学ぶべき点も多い。
中３日の京都戦に向けて切り替えたい」

以上