●秋葉忠宏監督(群馬):
「ザスパを築いてくれた大西元社長の命日だったので絶対に勝ちたかった。ザスパの創成期を支えてくれた人の魂が僕たちにパワーをくれた。またスタジアムの雰囲気やサポーターの声が選手に力を貸してくれた。命日に負けたことがないというデータもあったし、自信を持って戦うことができた。僕らは大西さんの魂をしっかりと引き継いでいかなければいけない。今日は難しいゲームだったが最後まで諦めずにボールを追い続けたことが平繁のゴールにつながった。DFも勇気を持ってラインを上げてくれてコンパクトな守備ができていてセカンドへの対応もしっかりとできていた。初めて連勝することができたが、メンタルとフィジカルのコンデションを整えて今から福岡戦へ向けて準備に入りたい」
Q:折り返し地点を迎えたが前半戦を振り返って?
「勝星はなかなか増えなかったが、我慢強くやり続けてきたことが浸透してきてチームの自信になっている。1段上のレベルになってきた印象だ。ただ今日も最後に退場者を出してしまうなど隙をみせてしまったのでそういう部分は修正していかなければならない。これからこの攻撃的なスタイルをさらに成熟させて将来へとつながっていく土台を作っていきたい」
Q:4勝すべてが平繁の決勝点だが、平繁はどんな存在か?
「彼自身も悔しい思いをしてこのチームに来た。初めてコンスタントにゲームに出ることで1試合1試合成長を遂げている。シーズン序盤はガス欠もあったが体力の面も上がってきて力強さが増した。彼が結果を出すことでチームメメイトも信頼してボールを出すことができている。ただ彼のゴールだけではなく、いろんな選手がゴールを決めて勝っていきたい。それがチームの成熟につながっていく」
Q:順位は一つ上がったが最下位との差はそのまま。後半戦はどんな戦いを?
「順位を考えるよりもまずは1戦1戦、目の前の試合を戦っていって勝点3を奪っていきたい。残り21試合、自分たちのサッカーをやり切った結果が重要だ。いまの順位はまは下位だが下を向くことなくクラブの進化をみせたい。後半戦は、より結果を求めて戦っていく」
以上
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