●樋口靖洋監督(横浜FM):
「約一ヶ月の中断を挟んで、リーグ戦ではないけれど今日から再開ということで、正直ゲーム勘がどれくらい戻っているかが心配というか不安材料でした。ただ、とても良い試合の入り方をして、攻守ともに良い距離感を作れました。そこが今日の勝因のひとつかと思います。点の取り方も、まずセットプレーでの得点で主導権を握りました。そのあとは、鹿島さんにボールを握られる展開が多くなりましたが、最後のところは非常に集中して、ゴール方向にプレーさせることが、ボールを持たれる割にはそれほど多くなかったので、前半はこのままで良いと見ていました。後半はどこで追加点を取るか、というなかで、守りに入るのではなく、2点を奪うこと、それがアウェイゴールという意味では非常に効いてくると考えて、良いバランスから2点目が取れたと思います。その意味で、ゲームプランとしては、良いペースの取り方、ゲームの運び方で第1戦を終えたと思います。中断期間中にいろいろトライしてきたことが、まだまだできてないところも多いのですが、ここからまた一つ一つ積み上げて、チームの力を高めていきたいと思います」
Q:先制した後、押し込まれたことについて
「前半は特に向こうの右サイド、うちの左サイドですね、そこのスペースを突いてくるということで、ちょっと後手に回っていました。途中でドゥトラと齋藤学を呼びまして、少しバランスを取ろう、ということで前半の途中からと後半は、だいぶバランスが取れるようになったと思います。決定的なシーンはもちろんカウンターから作られてますけど、それは鹿島にやられたというよりも、自分たちが中央のところで失い方が悪くてショートカウンターを受けているので、その辺も後半はだいぶ修正できたかな、と思います」
以上
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